2001年のおとこ運

第二話


 第ニ話 「居場所」私が私でいれる場所
同棲記念日に逃げられて、
逆プロポーズする前に振られて、
おまけにコタツまで売られた・・・
2001年のおとこ運、
おみくじは・・「凶」だった!
負けるもんかー!
負けるもんかー!
負けるもんかーー!!
あたるのおとこ運や如何に!

家財道具を持っていかれたあたると、さくらは、
カヲルの家に居候させてもらう事になった。
あたるとカヲルの仲の良さに
少し嫉妬するさくらは、
なかなか伊倉と別れられない。
さくらは本当は誰かに救って欲しいのかもしれない、
さくらなりの自分の居場所を探しているのかもしれないと
あたるは思った。
そしてカオルとあたるの居場所は何処だろうと考えたとき、
「仕事だよねー♪」
っと言った翌日、あたるは仕事を「クビ」になる・・・。

そこへカヲルの憧れている洋子がカオルの家へやってきた!
火花を飛ばすさくらに、「私は本気よ」という洋子。
あたるも「カヲルのこと、大切に思っています」と言い放った。


売られたコタツから頭が離れないあたる。
買い戻そうと必死になっているが、
値段が倍になっていてなかなか買えない。
そのコタツは、
あたるが東京から出てきた時に買ったコタツで、
辛い事を乗り越えた時につけた「正の字」が刻んである
大切なコタツであった。
幸せは人がくれるものじゃないと頭ではわかっていても、
誰かにすがりたい時もある。
自分の居場所を探していたのは自分だったのかもしれないと、
このコタツが唯一安心できる居場所だと言うあたるに、
天羽はいきなりキスをした!
カヲルが掴み掛かる!
っとその時!
洋子と伊倉が一緒に店に入ってきた!
何で?

前に戻る