2001年のおとこ運

第十一話(終)

 第十一話 「選択」 運を掴むのは誰だ
天羽に告っても・・・
「お前の気持ち、受け止められない」ってフラれてしまったあたる。
「もう飽きた」の一言でフラれてしまったさくら。
避妊しなかったのは、洋子の夢を叶えてあげたいからと言ったものの、
「奇麗事じゃない?」と中途半端にフラれてしまったカヲル。

「ほんとにこれで・・・いいのかなぁ? このままで・・いいのかなぁ」

実は・・天羽があたるを受け止められない理由は、
遥の子供・良介が、天羽の子供かも知れないと遥の父から聞いたからだった。
ハッキリと「違う」と否定する遥だったが・・・

くじらみたいに飛ぶもんね!絶対飛ぶもんね!と決めたあたるは、
天羽に自分の気持ちを全てぶつける。
「遥は否定してるけど、良助君の「良」の字を考えると、絶対天羽さんの子だと思う。
ずっとずっと一緒に居たいけど・・良介君が居るし、知らないふりは良くない。
それじゃ、誰も幸せになれない。」
あたるの「二人で時間を作った方がいい」と言う言葉で、
遥と天羽は十分に話し合った。
そして・・・
遥に、「あなたが父親であれ、あなたはもう過去の人」と言われた天羽は、
「俺も、これからの生き方、考えなきゃなー」と言い残し、旅に出た。


一方、とうとう「子供が出来てた」洋子は、一人で仕事でのニューヨーク行きを決め、
「心から幸せだって言える生き方を選んで欲しい」とカヲルに告げる。

運は自分で変えなきゃねーっ!

カヲルは洋子をニューヨークへ送る道を選び、
伊倉とはさくらは一緒に歩いていく道を選び、
天羽は、サラリーマンの道を選んだ。
あたるは・・・臨時店長になったものの、天羽に会いに?
何故か船の上?!?!(笑)

みんなは、幸せになってネ!

しーら・なーい〜、あ〜い・だぁに〜、♪♪♪〜〜・・・・


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