宇宙戦艦ヤマト




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 もう、言わずと知れた大ヒット作品ですね。

 西暦2199年、地球は謎の異星人ガミラスの侵略により死の星と化していた。
  人類滅亡の日まであと365日、地球連邦政府は人類の存亡を賭け、 イスカンダルより送られた設計図を基に波動エンジンを開発、 これを搭載した「宇宙戦艦ヤマト」を建造した。
  ヤマトは放射能除去装置「コスモクリーナーD」を受け取るべく、 14万8千光年の彼方へ旅立つのだった…

 愛、勇気、感動、ロマンを兼ね備えた、 キング・オブ・アニメーションの名にふさわしい作品です。
  私がアニメ好きになった要因とも言える作品で、 社会現象まで引き起し、パート1本放送以来20余年が過ぎた今でも、 各地でイベントが行われます。
 また、若い世代にも人気があるようで、 18〜22歳位の人でもヤマト好きが大勢いる様です。
  どこでヤマトを知ったのかはさておき、 多くの世代で人気があるのは間違いない様で、 ヤマト大好きな私としては嬉しい限りです。
 インターネットをはじめてホームページを検索した時に、 予想外にヤマト関連のホームページがある事に驚きました。
  いつまでも人の心を捕らえて放さない魅力を持った作品です。

 シリーズとしては、TVシリーズで「宇宙戦艦ヤマト」 「宇宙戦艦ヤマト2」「宇宙戦艦ヤマト3」
 映画では「宇宙戦艦ヤマト」「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」 「宇宙戦艦ヤマト ヤマトよ永遠に」「宇宙戦艦ヤマト 完結編」 「宇宙戦艦ヤマト 完結編(70mmフィルム版)」
 テレフューチャーで「宇宙戦艦ヤマト新たなる旅立ち」があります。
  各作品とも好きなんですが、大人になってから見返して見ると、 やはり矛盾や設定の甘さも見えてしまいますが、 そこら辺はご愛嬌としておきましょう。
  シリーズ中私が最も好きな作品は、 やはり「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」に尽きます。
  知っている人も多いと思いますが、 ヤマトシリーズの完結編として作られた作品で、 感動せずにはいられない作りになっています。
  キャラクターの魅力が際立ち、新たなメカニックにも心が奪われます。
  パート1からの主要キャラや、新キャラの土方艦長、 空間騎兵隊の斉藤などがそれぞれの見せ場をつくって戦死し、 仇敵であったガミラス総統デスラーとの決闘、そして友情、 ヤマトの総力を尽くして戦っても立ちふさがる白色彗星帝国の科学力。
  心となって登場する初代艦長沖田十三に、古代は艦長としての覚悟を諭され、 乗組員を説得し、自らは艦と運命を共にするラストは涙ものです。
  とくに乗組員の説得シーンでは映画館内は静まり返り(当たり前か)、 そして、徐々に広がる女性のすすり泣く声。
  堪えきれない嗚咽を堪えながら行く末を見守ったものです。
  また、自分をかばって死んだ雪に、 古代が命懸けの愛情を切々と語りかけるシーンでは、 もはや誰もが涙をぬぐう事を忘れて、 ヤマトの世界にのめり込んでいました。

 ヤマトでの名セリフを選ぶとしても、やはり「さらば…」からでしょう。
  古代の2セリフ、 まずはズォーダー大帝との最後の交信で傲慢な彼の発言に対し、 「ちがう、断じてちがう…」のセリフと、 説得シーンの「命とは何十年かで終わってしまう様な、 ちっぽけなものなのか…」ですね。
 あと、次点としては、 真田さんの「こんな事もあろうかと…」でしょうか(笑)。

 本当はもっともっと語りたい所ですが、文章力のなさが祟って、 読みにくい文章になってしまったのと、 自分の世界に没頭し過ぎて見てくれてる方に呆れられそうなんで、 今回はこの辺で押さえて置きましょう。


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