SF版十五少年漂流記ですね。 特筆すべき点としては、タイトルにもなっている「バイファム」 が第10話くらいまで出てこないんですよねぇ(笑) 最初に活躍していたのは「ディルファム」ですよね。 パトレイバーの「ドーファン」とイメージがカブリますが、 ディルファムの方が先ですね。 もしかしたら、 メカデザインって両方とも出淵氏なのかな? バイファムって、作品自体がなんか初々しく感じませんか? 主要キャラが全員子供で、 大人ぶっていないところがそう感じさせるのかな。 ガンダムのアムロとスコットあたりは同い年くらいですけど、 アムロは根がくらいから初々しさは感じませんね(笑) その点、 スコットは自分が年長者だって言う責任感を痛いほど感じているようですが、 彼自身、自分はリーダーって器じゃないと思っているようです。 それでもリーダーとして統率している姿には、 初々しい中にも大人の自覚が見え隠れしています。 とっても好感がもてるキャラです。 ガンダムと言えば、 誰でもが一度は話題にしている宇宙空間での姿勢制御の話。 細かい設定があるのかも知れないけど、 決してTVで見ている限り、 ランドセルのバーニアしかないガンダムが宇宙空間で姿勢制御できるかぁ! と思いますが、その点バイファムでは、 さすがはRV(ラウンド・ヴァーニアン)だけあって、 バーニアが姿勢制御を可能にさせると思われる程、多数、 多方面に装備してありました。 お話の方としては、やはりケイトさんの戦死(爆死?)と、 その後のロディ&カチュアの葛藤は、心に残るシーンではないでしょうか? 唯一頼れる大人であったケイトさんを失った彼らは、 その時点から宇宙を漂流し始めた訳です。 ロディに至っては、憧れ以上の感情があったようで、 その後のカチュアに対する態度はほめられたものではありませんが、 ケイトさんの死を乗り越える事で全員が大きく成長した事は確かでしょう。 関西方面でバイファム13なんて新作が放映されたようですが、 関東でもやってくれぇ〜と切に願っています。 |