●牡、鹿毛、昭和23年〜26年
「トキノミノルは天から降りてきた幻の馬だ。競馬界最高の記録をうち立て、馬主にこの上ない栄冠を与えたまま、また天に帰っていきました・・・」作家で馬主でもあった吉屋 信子氏がその死を悼んで「幻の馬」と名付けた。ダービーを戦い終えたトキノミノルには破傷風という病魔が待っていた。華やかな、しかし短い一生であった。トキノミノルは、東京競馬場の馬頭観音に隣接する競馬場墓地に埋葬され、この偉大な競走馬を記念して石像(現在はブロンズ像)も立てられた。
血統 父:セフト
母:第弐タイランツクヰーン
生産地・生産者 北海道 三石 本桐牧場
馬主 永田 雅一 氏
調教師 田中 和一郎 師
騎手 岩下 密政 騎手
厩務員 村田 庄助 厩務員
競走成績 10戦10勝
主な勝ち鞍 朝日杯3歳S、皐月賞、東京優駿(日本ダービー)
総獲得賞金 4,257,150円
繋養地
主な産駒
選考年度 昭和59年