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●牡、黒鹿毛、昭和38年〜平成元年 | |
昭和42年11月11日。アメリカのローレル競馬場で緑、白タスキの勝負服を背にしたサラブレッドが疾走していた。馬の名はスピードシンボリ。日本から天皇賞馬のタイトルを掲げて遠征してきた同馬は、懸命に世界の強豪に挑んだ。しかし、善戦はしたものの5着と涙をのんだ。それから2年後。今度はヨーロッパ遠征を敢行したが、ここでも世界の壁はあつかった。通算4戦0勝の成績が示すとおり、確かにスピードシンボリは海外で勝利を得ることは無かった。だが、同馬が身をもって経験してきたことすべてが、世界への飛躍を目指すサラブレッドの糧となり、現在にも受け継がれている。 | |
血統 | 父:ロイヤルチャレンジャー |
母:スイートイン | |
生産地・生産者 | 北海道 新冠 シンボリ牧場 |
馬主 | 和田 共弘 氏 |
調教師 | 野平 省三 師 |
騎手 | 野平 祐二、津田 昭 騎手 |
厩務員 | 伊藤 信夫 厩務員 |
競走成績 | 39戦17勝(日本)、4戦0勝(海外) |
主な勝ち鞍 | 天皇賞・春、有馬記念2回、宝塚記念 |
総獲得賞金 | 163,207,050円 |
繋養地 | 千葉県 シンボリ牧場、北海道 門別 シンボリ牧場 |
主な産駒 | 特になし |
選考年度 | 平成2年 |