●牡、鹿毛、昭和29年〜52年
「外からラプソデーあたりも突っ込んでくる。しかし、内のセイユウが残った・・・・」
昭和32年のセントライト記念である。サラブレッド相手に3つの重賞を制したセイユウだが、このような例は中央競馬では最初で最後であった。49戦26勝(うちサラ戦24戦5勝)の競走成績にもまして圧巻なのが種牡馬としての実績。昭和41年には何と238回の種付け回数を記録するなど、その種牡馬としての能力を誇示し続けた。そんな彼を”アラブの怪物”と人は言う。
血統 父:ライジングフレーム(サラ)
母:弟猛(アア)
生産地・生産者 北海道 浦河 日高種畜牧場
馬主 河野 通 氏
調教師 稲葉 秀男 師
騎手 高松 三太、二本柳 俊夫、梶 与四松、蛯名 武五郎、八木沢 勝美 騎手
厩務員 仲口 芳美 厩務員
競走成績 49戦26勝(うちサラ戦24戦5勝)
主な勝ち鞍 七夕賞、福島記念、セントライト記念(全てサラ戦)
総獲得賞金 7,585,740円
繋養地 北海道 三石 大塚牧場
主な産駒 ヒメカップ(タマツバキ記念2回)、オーギ(読売カップ2回、アラブ王冠)
選考年度 昭和60年