●牡、芦毛、昭和60年〜
不可能と思える位置から差しきったマイルチャンピオンシップ。そしてホーリックスとの激しい叩き合いの末、頭差の2着と敗れたジャパンカップ。
さらに、多くの人から「限界」と言われながらも、完璧な幕引きを演じた有馬記念。どのレースを振り返っても、オグリキャップは懸命な走りを見せてくれた。以前「シンザンを超える馬はいつの日か登場するだろう。しかし、ハイセイコーの人気を超える馬は出現しない。」と言われた時代があった。
だが、オグリキャップのひたむきさは、この言葉をも完全に覆した。
多くの人に感動を与え、そして夢を見させてくれたオグリキャップ。
彼こそヒーロー不在の現代に忽然と現れたスーパー・スターだった。
血統 父:ダンシングキャップ
母:ホワイトナルビー
生産地・生産者 北海道 三石 稲葉 不奈男
馬主 近藤 俊典 氏
調教師 瀬戸口 勉 師
騎手 河内 洋、南井 克巳、岡部 幸雄、武 豊 騎手
厩務員 池江 敏郎 厩務員
競走成績 12戦10勝(地方)、20戦12勝(中央)
主な勝ち鞍 有馬記念2回、マイルチャンピオンシップ、安田記念
総獲得賞金 912,512,000円
繋養地 北海道 新冠 優駿スタリオンステーション
主な産駒 特になし
選考年度 平成3年