●牡、黒鹿毛 平成3年〜平成10年
デビューから6戦目の京都3歳S。ナリタブライアンは、初めて白いシャドードールを着用した。
結果はレコード勝ち。レースへの集中力を高めることを目的に使用したシャドーロールとともに、その後の快進撃が始まった。
朝日杯3歳Sの快勝で、先ず最優秀3歳牡馬の座を獲得。明けて4歳になってからも、皐月賞は3馬身1/2、日本ダービーは5馬身、菊花賞は7馬身差の圧勝で、史上5頭目の3冠馬となった。
距離が伸びるにつれて拡がっていく着差から、この強さは日本のサラブレッドのイメージを変えるものだった。
さらに、4歳の締めくくり有馬記念では古馬陣をも一蹴。誰の異論もない"現役最強馬"の称号を獲得した。
その強いブライアンはファンの脳裏に焼き付いている。
血統 父:ブライアンズタイム
母:パシフィカス
生産地・生産者 北海道新冠 早田牧場 新冠支場
馬主 山路 秀則 氏
調教師 大久保 正陽 師
騎手 南井克巳、清水英次、的場均、武豊騎手
厩務員(調教助手) 大久保雅稔、寺田雅之、村田光雄 厩務員
競走成績 21戦12勝
主な勝ち鞍 朝日杯3歳S、皐月賞、東京優駿、菊花賞、有馬記念
総獲得賞金 1,026,916,000円
繋養地 北海道新冠 CBスタッド
主な産駒 特になし
選考年度 平成9年