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●牡、芦毛、昭和62年〜 | |
史上初の天皇賞父仔三代制覇。昭和45年秋のメジロアサマ、昭和57年秋のメジロティターンに続き、平成3年春に、その偉業を達成したメジロマックイーンには、壮大な血脈のドラマがあった。 極端に受精率が悪いメジロアサマから、数少ない産駒の1頭であるメジロティターンの仔として誕生した彼は、 故北野豊吉氏の努力と執念が実を結んだものだった。翌年トウカイテイオーとの対決で注目を浴びた同レースで2年連続優勝。その後種子骨骨折という競走馬生命の最大の危機を克服し、3連覇を目指した春の盾で2着に敗れたものの、宝塚記念では快勝した。菊花賞優勝を含め、彼には一流のステイヤーという評価が目立つが、中距離でも引けを取るものではなかった。 そして、父仔四代制覇という種牡馬としての夢を託され、世界初の10億円ホースは新たな挑戦を始めた。 |
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血統 | 父:メジロティターン |
母:メジロオーロラ | |
生産地・生産者 | 北海道 浦河 吉田 堅 氏 |
馬主 | メジロ商事株式会社 |
調教師 | 池江 泰郎 師 |
騎手 | 村本 善之、内田 浩一、武 豊 騎手 |
厩務員 | 早川 清隆 厩務員 |
競走成績 | 21戦12勝 |
主な勝ち鞍 | 菊花賞、天皇賞・春2回、宝塚記念 |
総獲得賞金 | 1,014,657,700円 |
繋養地 | 北海道 早来 社台スタリオンステーション |
主な産駒 | 特になし |
選考年度 | 平成6年 |