●5月19日(土曜日)ピムリコ競馬場で行われた第126回プリークネスSは1番人気のポイントギヴンが優勝しました。
同馬はケンタッキーダービーで1番人気となりながら5着に敗れましたが、見事に挽回した模様です。
この日の競馬場では評判の高かった本年度のケンタッキーダービー馬モナルコスの2冠奪取の瞬間を見ようとする観客でいっぱいとなり、観客数は史上最多となりました。
ポイントギヴンの鞍上G.スティーヴンスは最終コーナーを回ってから力強く抜け出し、先行していた僚馬コンガリーを捕らえるとゴールへと突っ込みました。
2着のAPバレンタインに2馬身1/4の差をつけました。快勝です!
ケンタッキーダービー優勝馬のモナルコスは残念ながら6着に敗れました。
優勝したポイントギヴンはケンタッキーダービーでは5着でした。
管理するB.バファート師は愛馬の成長を喜び、これこそがこの馬の実力である!と自信を深めたようである
。
これで師はリアルクワイエト以来のプリークネス優勝を飾りました。
そして両陣営は再び第3冠目のベルモントSでの対戦を誓ったと言う事です。
今回のプリークネスSの結果から見ると、モナルコスのダービー制覇は多分に幸運に恵まれていたような気がしてならない。
ダービー史上最速のラップで進んだレース、前に行っていた馬達は全て潰れた。
その中で、上手く乗ったモナルコスが優勝した。
今思えば潰されて脚を無くしたが5着に頑張ったポイントギヴンの方が実力はあったような気がする。
ポイントギヴンを管理するB.バファート師はもう1頭コンガリーという馬も出走させていたが、ダービーに引き続き3着に入っている。
その他、ベルモントSに出走を予定している馬達は・・・
プリークネスS2着でダービー7着だったAPバレンタイン、プリークネスS4着ダービー15着のダラービル、ダービー2着のインヴィジブルインク、ダービー4着サンダーブリッツ、そして稀代の逃げ馬バルトスター(ダービー14着)!
バルトスターが大逃げを打てば、モナルコスにチャンスが生まれるかもしれない!
ベルモントSは6月9日である。