第126回ケンタッキーダービー
The Run For The Roses

本年で126回を迎えるケンタッキーダービー・・・5月6日(土曜日)にケンタッキー州のチャーチルダウンズ競馬場にて行われます。
ダートの10Fで競われるこのレース!今年はどのようなスターが誕生するのか楽しみです。
昨年は人気薄のカリズマティクが勝ち、単勝32倍の大穴となりましたが・・・(^^ゞ
さて、このレースにはいわゆるジンクスがあります。それは・・・
と言うようなものです。
今年のダービーは良血(ミスプロの直仔)、実績(5戦4勝、重賞2勝)に裏打ちされたフサイチペガサスが本命の座に着いています。
キーンランドのセールで400万ドルという最高額で落札された超良血馬のフサイチ。
馬主はフサイチコンコルドなどで有名な関口氏。日本人馬主初のダービー制覇に臨みます。
しかし、父:ミスタープロスペクター、母父:ダンチヒの彼が10Fのレースに勝てるとはとうてい思われないのだが・・・(^^ゞ
4歳になっての彼は4戦4勝で向かうところ敵なし状態!!
ライバル達との直接対決において抜きん出た存在になっております。
鞍上はケント・デザーモ、客観的に見れば完璧な状態であるが・・・ジンクスは守られるでしょう(笑)
馬主の関口氏は3冠のプリークネスS、あるいはベルモントSに武騎手を乗せるなどと発言!物議を醸しているようである。

一方、迎え撃つライバル達は・・・
G1サンタアニータ・ダービーを楽勝したザデピューティは3月のG2サンフェリペSでフサイチペガサスの2着であったがこの時は
6ポンドの斤量差があり、巻き返しの可能性は大である。
チィーム・ゴドルフィンが期待を持って送り出すチャイナビジットは3月にドゥバイで行われたUAEダービーの勝ち馬。
4月21日の非公式トライヤルレースも完勝し、準備は万端らしい・・・(^^ゞ
ただし・・・出走除外の可能性があるため、その場合は2000ギニーに向かう予定。
G1ブルーグラスSの1,2着馬のハイイールドモアザンレディ
米4歳女王ハリウッドワイルドキャットの仔でG1サンタアニータ・ダービーの2着馬ウォーチャント
ボブ・バファート厩舎のキャプテンスティーヴの巻き返し、G2レキシントンSで快勝したアンシェーディッド、昨年度3歳チャンピオンの
アニースなどが有力視されている。