• G1ドンH(ガルフストリーム競馬場・2月9日)
    • 2月9日にガルフストリーム競馬場で行われたG1ドンH(ダート9F)は先月の一般戦でモナルコスを敗ったマングース(牡・4yo・父ブロードブラッシュ)が一昨年のG1プリークネスS勝ち馬のレッドビュレットをクビ差退けて優勝しました。
      クラシックホース・ハンターの異名がつくかもね!
      尚、レッドビュレットは進路妨害で降着になった模様です。
  • 日本産馬エイシンマサムネ、デンバーで種牡馬入り!
    • 日本で生まれ、1yo時にアメリカに渡って競走生活を送っていたエイシンマサムネ(牡・8yo)が引退して種牡馬入りします。
      エイシンマサムネは父サンデーサイレンス、母エイシングレシャス(トウショウボーイ)。全姉妹はエイシンルーデンスがいる。
      同馬はサンデーサイレンスの初期産駒として活躍が期待されたが、牧場時代の事故で片目の視力を失ってしまった。(だから"正宗"なのだろう)
      その後日本の規則では隻眼馬・失明馬は出走できないため北米に移ったのであった。
      初勝利は1998年1月24日の6Fの未勝利戦であげ、サンデー産駒として米国初勝利をあげている。
      通算成績は11戦3勝。1999年以降はレースには出ていませんでした。
      現オーナーのアーヴェン・ホールデン氏の牧場にて種牡馬入りする模様です。
      種付け料はライヴフォールで3,500ドルの予定。
      "ごく普通の成績"にしては3,500ドルは高い!
      やはり、貴重なサンデーサイレンスの血は価値があるらしい。
  • ポイントギヴンの初年度種付け料は12万5000ドル!
    • 2002年から供用される新種牡馬のうち、米2冠馬のポイントギヴンの種付け料は破格の12万5千ドルと決定しました。
      昨年種牡馬入りしたフサイチペガサスの15万ドルには及ばないものの、サンダーガルチの代表産駒として、その血に期待されていることがわかります。
      同時に種牡馬入りするティズナウ(BCクラシック初の連覇)が3万ドル。
      アプティチュードが2万5千ドルな事からもその価格の異常さがわかるというものです。
  • モナルコス引退!!
    • 2001年度ケンタッキーダービー馬のモナルコス(牡・4yo)の引退が決まりました。
      日曜日の診断で左前脚に屈腱炎が発見されたからです。
      症状は軽いものらしいのだが、種牡馬入りすることになりそうです。
      昨年の後半は右前脚の亀裂骨折で休養しており、やっと復帰したばかり。
      今季の古馬戦線を盛り上げるはずであった同馬は、1月19日の一般戦(D・8.5F)に出走し3着に敗れましたが、これは昨年のG1ベルモントS以来(3着)の出走でした。
      同レースでモナルコスは1着馬のマングースから8馬身あまりの差をつけられたが、陣営は2月9日に行われるG1ドンH(ガルフストリーム競馬場)での巻き返しを狙い調教を続けていました。
      残念ですが、彼の産駒に期待しましょう。
      オーナのオクスリー氏がファシグティプトン2yo馬セールにおいて17万ドルで購入したモナルコス。
      繋養先はケンタッキーの牧場になるらしいがオーナーの言によれば1週間〜10日間で決めるらしい。
      通算成績は10戦4勝。
      その勝利の中でも白眉はG1ケンタッキーダービーの勝利であろう。
      彼は10Fのダートコースを1分59秒97で走破し、1973年のセクレタリアートに続く2番目のタイムを記録しました。
    • ※続報
      繋養地がクレイボーン牧場に決定しました。種付け料はライヴフォールで25,000ドルの模様。