-　北米リーディングサイヤー2001ランキング　-

●2001年度の北米リーディングサイヤーが発表されました。
このページのネタ元はブラッドホースのHPです。種牡馬/繋養先のリンクはそのまま生きていますので興味のある人はどうぞ。＾＾；
しかし、あれですね・・・。上に厚く下に薄い賞金体系の北米或いは欧州では1〜2頭のスーパー馬が登場してしまうとリーディングサイヤーと成り得てしまいます。
トップのサンダーガルチの獲得賞金額の半分がポイントギヴンが稼ぎ出したものだし、ラーイも半分をファンタスティックライトが稼ぎ出している。
この成績を鵜呑みにして、日本に導入したところで成功しないのは当たり前です。
上にも下にも厚い賞金体系の日本で成功するにはクズの出ない種牡馬ですからね。
産駒の価格を上回る、賞金を獲得できることが成功へカギなのです。
大体、種付け料が50万ドルもするストームキャットの2001年の代表産駒はブラックミナルーシュであるが、彼の獲得賞金額は45万ドルでしかない。
種付け料50万ドルで生まれた産駒の売値は恐らく100万ドル以上はするでしょうから大損です！(激笑)
競走馬としてではなく種牡馬としての価値を追い求める北米や欧州では採算がとれるのでしょうが、何か間違っているような気がする。
記憶の新しいところでは、フサイチペガサスの例がありますね。彼は1yo時にセリで500万ドルの値が付きました。
そして、ケンタッキーダービーを制した後、7000万ドル（推定）以上の額でシンジケートが組まれたと言うことです。
かつてのノーザンダンサーバブルの様なことにならなければよいが・・・。

また、笑えるのは、ランキング上位種牡馬の産駒が日本では全く走ってくれないことです。
これはレース展開の違いが影響しているのだろうと思うが対応できないのは不思議です。