貫禄勝ちのシルヴァノ

Arlington Million (Grade 1)  (3yo以上)
アーリントン競馬場(2001/8/18) 芝10F 馬場:稍重 12頭立て
着順 着差 馬名 枠番 調教師 馬齢 斤量 騎手 人気

1

2分2秒64

Silvano (GER)

(2)

A Wohler

5

 9-0

A Suborics

63/10

2

3

Hap

(1)

W Mott

5

 9-0

J D Bailey

36/10

3

6

Redattore (BRZ)

(3)

R Mandella

6

 9-0

A Solis

117/10

4

4

Caitano (GB)

(12)

A Schutz

7

 9-0

K Desormeaux

66/1

5

3

White Heart (GB)

(6)

N Drysdale

6

 9-0

G Stevens

87/10

6

1/2

Muakaad (GB)

(5)

D K Weld

4

 9-0

P J Smullen

159/10

7

4

Bienamado

(10)

J Paco Gonzalez

5

 9-0

C McCarron

6/4F

8

1

Senure

(7)

R J Frankel

5

 9-0

R G Davis

8/1

9

6

Takarian (IRE)

(4)

C B Greely

6

 9-0

C Nakatani

51/1

10

nk

Quiet Resolve (CAN)

(9)

M Frostad

6

 9-0

T Kabel

22/1

11

nse

Compton Bolter (IRE)

(8)

G A Butler

4

 9-0

M Fenton

102/1

12

1

Make No Mistake (IRE)

(11)

B Kessinger Jr

6

 9-0

R Albarado

33/1

 
●ドイツの三度笠野郎(笑)シルヴァノ(牡・5yo 父ロミタス)がアメリカでデカイ事をやってのけた!
この馬は、3月にはシンガポール国際Cを4月には香港でクイーンエリザベス2世Cに優勝していて、海外の競馬での勝利は初めてではない。
しかし、ドイツ馬による初の米G1勝利はドイツ競馬界に大きな喜びをもたらした。
管理するアンドレアス・フーラー師はこれが米での初レース、鞍上のアンドレアス・シュボリクスも米での初レース。
1997年のボルジアがBC2着というのが最高記録だった。
レースは好位に付けたシルヴァノが最後に抜け出して快勝したわけだが、
『レースの展開があまり速くなく、上手く3馬身の差を付けて勝つ事ができた。全てが上手く運びました。
10Fのこの距離はシルヴァノに一番合っていると思う!』
というのが鞍上のシュボリスク騎手のコメント。
同馬の今後の予定だが、
『9月8日のマンノーウォーSに出走させ、一度ドイツに戻り、ワールドチャンピオンを狙うべくG1コックスプレート(豪)に進み、12月の香港Cにも出走させる予定だ。』
とフーラー師はコメントしました。

しかし、レースのレベルは低かった!(笑)
シルヴァノの快挙をけなすわけではないが・・・アメリカの芝馬のレベルは非常に低い。
欧州に限界を感じ、アメリカに移籍した馬が大活躍することが近年非常に多い事もそれを証明している。
とうの昔に終わったはずのカイタノ(JCで私の大金を見事に紙くずにしてくれたアホ馬)が4着に入着できるほどのレベルだ。
出走を考えていたエアシャカールが出てればおそらく優勝していただろう。
そんなレベルのレースだろうと、一線級が集うであろうBCクラシックだろうと、同じエミレーツ・ワールド・シリーの1つのレースに違いはない。
これで、シルヴァノは12ポイントを稼ぎ、ランキングトップに並んだ。
調教師の思わく通り行けば、あと2勝できるかもしれない。
そうすれば、シルヴァノがチャンピオンになってしまうだろう。
2年連続の”裏街道チャンピオン”が誕生するのかな!?
 
1着馬:
オーナー: Gestut Fahrhof Stiftung
生産者: Gestut Fahrhof Stiftung
調教師: A Wohler
2着馬: オーナー: The Estate Of Allen E Paulson
3着馬: オーナー: Luis Alfredo Taunay