香港国際レース2002

●世界競馬も12月の香港国際開催を残すばかりとなりました。
昨年は日本馬が大活躍して世界へ大アピールできましたが今年はどうでしょうか。
ステイゴールドやアグネスデジタルのようなスターが遠征していないのでそうもいかないでしょうが、頑張って欲しいものです。
さて、11月27日に香港JCより海外招待馬と国内出走馬が発表されましたのでUPします。
詳しい情報は追ってUPしますのでお楽しみに〜〜^^;;

各馬紹介はG1香港Cについては全馬紹介。その他のレースについては注目馬のみ紹介です。(2002/12/11 Update)
※先ずは昨年日本からメジロダーリングとダイタクヤマトが出走し、撃沈を食らったG1香港スプリント
今年、ここに招待された日本馬は、取りあえずは日本国内で一番強い2頭(一番なのに2頭(笑))。
春・秋のスプリント王のショウナンカンプとビリーヴが出走する。
しかし、両者共に平坦な軽い馬場を得意としているため、苦戦すると予想されます。
昨年、一昨年の香港スプリントの優勝馬ファルヴェロンが3連覇を狙って出走。
香港1強いフェアリーキングプローンがここに出走する。
彼なら、マイルか香港Cに出るべきであるが、どういうことだろうか?確勝を期してここにでるのかな?
直線の1000mだから出遅れたら終わりだろうし、コースいっぱいに広がるとターゲットが付けにくいし・・・。
まあ、マイルも香港Cも強い馬が出てるので避けたと考えるのが妥当かも。^^;
あと、G1ジュライCの優勝馬コンチネントやG1ゴールデンジュベリーSの優勝馬マルフブも招待されてます。
格としては十分G1レースとして威張れるな!(笑)

※出走馬紹介※
今年、第4回目を迎えて国際G1レースへと昇格したこのレース。昨年までとは数段レベルの高いメンバーが集結しました。
上にも少し書いてるけど、欧州・豪から4頭のG1馬、そして日本からもチャンピオン2頭が参戦する。
2000、2001年とこのレースを連覇しているファルヴェロン(6yo・牡)のレース振りにも注目。
1999年の同レース優勝馬で地元香港のプライドであるフェアリーキングプローンが同レースを回避したため、出走馬中最もレイティングの高い馬が日本のビリーヴ(4yo・牝)となった。当地でも、勝ち時計のことが話題となっております。
レーティングでは今季のカルチェ賞最優秀スプリンターを受賞したコンチネント(5yo・セン馬)と同じ評価なので、少し驚きです。
このコンチネントはG1ジュライCとG1アベイユドロンシャン賞に優勝していて、特にG1アベイユドロンシャン賞の勝ちタイムは57秒2という優秀なもの。
フランスの馬場とシャティンの馬場はよく似ているのでこの馬に優勝のチャンス大である。
まあ、気がかりなのは10月6日以来のレースと言うことか・・・。
対して、日本のショウナンカンプ(4yo・牡)とビリーブは平坦な軽い馬場を得意としているのでシャティン競馬場の馬場には苦しむかもしれない。
しかし、サクラバクシンオーの息子には是非世界を獲って欲しいし、サンデーの娘ビリーブには父の名を世界に知らしめて欲しい。
今年リニューアルされてG1レースとなったゴールデンジュベリーSに優勝したマルフブ(4yo・牡)の父はキングマンボ。
一雨降って馬場が渋れば、この馬が台頭してくるだろう。
イタリアから参戦してくるスラップショット(3yo・牝)は今季1勝しかしていないが、前走のG1アベイユドロンシャン賞ではコンチネントの2着に入った。しかもハナ差。
JCのファルブラヴに続きイタリア旋風が吹くかどうか見物!鞍上は勿論、L.デットーリ騎手です。
レーティングは低いが注目したいのはアメリカ馬のテキサスグリッター(6yo・牡)。驚かされるのは勝ちタイムの優秀さ。
10月にコールダー競馬場で行われたターフスプリンターH (5F)の勝ちタイムは54秒8。
これって、相当速いですよね。前走のG3ハリウッドターフエキスプレスH(5.5F)も1分1秒4で優勝しているし。
父がグリターマンなので、軽い平坦馬場をひたすらぶっ飛ばすという競馬は得意なのかもしれない。
日本の2頭と同じタイプだろう。
さて、迎え撃つ地元馬だが、国際スプリントトライアルに優勝して2連勝中のオールスリルズトゥー(5yo・セン)が大将格。
本番と同じコースで行われるのでおおいに参考になるが、勝ちタイムは56秒6であった。(良馬場)
尚、同トライアル2〜3着馬のケープオブグッドホープ(4yo・セン)とアナバティク(3yo・セン)も出走する。
G1香港スプリント シャティン競馬場 芝直1000m

調教国

IC

馬名(生産国)

調教師

HK

 119

Fairy King Prawn (AUS)

I W Allan

JPN

117

Believe (JPN)

S Matsumoto

GB

117

Continent (GB)

D Nicholls

GB

117

Malhub (USA)

J Gosden

JPN

116

Shonan Kampf (JPN)

Y Okubo

AUS

115

Falvelon (AUS)

D Bougoure

ITY

115

Slap Shot (IRE)

L Riccardi

IRE

114

Agnetha (GER)

D Weld

FR

114

Zipping (IRE)

R Collet

HK

113

All Thrills Too (AUS)

D A Hayes

HK

113

Firebolt (IRE)

I W Allan

AUS

113

Mistegic (AUS)

L Curtis

USA

111

Texas Glitter (USA)

T Pletcher
HK
104
Cape of Good Hope(GB) D Oughton

※次はG1香港マイル。昨年、エイシンプレストンが制したこのレース。
ことしは、G1BCマイルの勝ち馬ドームドライヴァーがやってくる。
世紀の馬ロックオブジブラルタルに間違って(笑)勝ってしまった同馬の試金石となる。
ここで負けるようでは、やっぱまぐれだねと言われること100パーセント!
昨年の欧州3yoマイル王の(私はそうは思わないけど)ノヴェールも出走する。
日本からは春・秋のマイル王2頭が招待された。トウカイポイント、頑張れ!
アドマイヤコジーンは香港の馬場は合いそうだから私が応援しなくても大丈夫だね^^;
おおおお!ヌクリアーディーベートも来るのか!雌雄を決したアグネスワールドは種牡馬やってるというのに・・・。
セン馬はつらいのぉ〜。
地元香港からはお馴染みのエレクトロニックユニコーンとオリンピックエクスプレスも出走。
一番面白いレースかもしれない。

※出走馬紹介※
ドームドライヴァー
(4yo・牡)はBCウイナーとしては初の香港国際レース出走馬となる。
とは言え、私としては全くの幸運による勝利だったと思っている。
後ろから行ったロックオブジブラルタルが僚馬の故障によるあおりを受けて最後伸びきれなかったためであり、その影響を受けなかったドームドライヴァーはツイてたと言える。この時の単勝は27倍。
まあ、G1ジャックルマロア賞はバンクスヒルの1馬身差2着なのでそんなに弱くはないのだが、時計勝負には弱い。
シャティンの1600mで優勝しようとすれば1分34秒台で走破する必要があるのだが、この馬には無理だろう。
昨年のマイル王ノヴェール(4yo・牡)がここに出走する。しかしだ、マイル王らしからぬ今季の成績。(6戦0勝)
昨年G1サセックスSでの優勝を頂点に下り坂・・・G1ジャックルマロア賞が3着。G1クイーンエリザベス2世Sが2着。
G1BCマイルでは7着に惨敗・・・勝ちきれないレースが続く。
今季はチーム・ゴドルフィンの方針でマイル〜中距離路線に活路を見いだそうとしたがイマイチである。
半兄は1億年に1頭の馬アラジ。父がラーイなのでダートこそ最も合うのではないかと思うのだが、まだ試してないようだ。
前走はG1英チャンピオンSでストーミングホームの3着。
今季の独・伊2000ギニーを制したデュポン(3yo・牡)だが、今季の欧州マイル路線では1頭図抜けた馬が(ロックオブジブラルタル)いたので、それを避けてレースをモノにするしかなかった。
この馬も両ギニーを制して勢い揚々として乗り込んだG1セントジェームズパレスSでロック様の6馬身差4着に敗れ去った。
日本から参戦するアドマイヤコジーン(6yo・牡)とトウカイポイント(6yo・セン)。
アドマイヤコジーンはおそらくシャティンの馬場には合うと思う。安田記念で見せてくれたようなレースを期待したい。
マイルチャンピオンSでのやる気のない走りは気になるが、引退レースなので頑張れ!
トウカイポイントはトウカイテイオー初のG1産駒。マイルチャンピオンSでエイシンプレストンを抑えて優勝したことはおおいに威張れる。
母父がリアルシャダイなので力の要る馬場は得意かもしれない。その辺も注意深く見守りたい。
地元香港代表のエレクトロニックユニコーン(6yo・セン)は昨年度の香港年度代表馬。
しかし、今季は2戦0勝。前哨戦のシュヴァリエC(1600m)ではスーパーモリー(5yo・セン)の4着に敗れている。
スーパーモリーはシャティンの1600mで2連勝中で勝ちタイムは1分34秒台。
地元勢では最も期待されている。
また、G1シンガポール航空国際Cの4着馬のオリンピックエキスプレス(4yo・セン)が参戦。
G1香港ヴァースだと長すぎるし、G1香港Cだと敷居が高すぎる(笑)からかな?
G1香港マイル シャティン競馬場 芝1600m

調教国

IC

馬名(生産国)

調教師

FR

124

Domedriver (IRE)

P Bary

UAE

120

Noverre (USA)

S bin Suroor

GB

119

Nayyir (GB)

G Butler

USA

118

Decarchy (USA)

R Frankel

GB

118

Tillerman (GB)

Ms. A Perrett

JPN

116

Admire Cozzene (JPN)

M Hashida

HK

116

Electronic Unicorn (USA)

J Size

USA

116

Nuclear Debate (USA)

D Vienna

GB

115

Gateman (GB)

M Johnston

JPN

114

Tokai Point (JPN)

Y Goto

HK

111

Olympic Express (GB)

I W Allan

AUS

110

Scenic Peak (AUS)

D Bougoure

HK

110
Super Molly (NUS) D Hayes

HK

108

Grand Delight (AUS)

J Size


※昨年、ステイゴールドの劇走で盛り上がったG1香港ヴァーズ
今年は、G1英・愛ダービー、BCターフを制したハイチャパラルが参戦すると言われていたが・・・。
やっぱ、蓋を開けたら来ないみたい。まあ、あのオーナー連中は出さないとは思ったけど、やっぱそうなのね。
来年も競馬やるとか言ってたけど、それも怪しいし・・・。とにかくM.テーバーとその一味は信用ならん!(水爆)
その点、E.ルルーシュ師などはJCも来てくれたし、ここにもアクアレリストという一番の馬を連れて来る。
フランスからはG1サンクルー大賞優勝馬のアンジェガブリエルも参戦。
今年のフランスはやる気十分だな!・・・WCのリベンジかな!?^^;
昨年の2着馬エクラールも出るし、G1イタリアオークス馬のグアダルーペらも参戦する。
香港からはG1ドゥバイシーマクラシック2着馬のヘレンヴィタリティー、アイドルらも出る。
今や国際レースに無くてはならない名脇役のインディジェナス・・・元気だ^^・・・も出走〜〜〜!
このレースもレベルは高いぞ!
しかし、日本からの遠征馬は無し!エアシャカールは有馬記念に行くらしい。
G1香港ヴァーズ シャティン競馬場 芝2400m

調教国

IC

馬名(生産国)

調教師

FR

123

Aquarelliste (FR)

E Lellouche

USA

120

Falcon Flight (FR)

D Burke

FR

119

Ange Gabriel (FR)

E Libaud

GB

118

Mubtaker (USA)

M Tregoning

USA

116

Delta Form (AUS)

Ms. J Sahadi

FR

116

Polish Summer (GB)

A Fabre

UAE

115

Ekraar (USA)

S bin Suroor

GER

115

Guadalupe (GER)

P Schiergen

HK

115

Indigenous (IRE)

I W Allan

HK

112

Helene Vitality (NZ)

D A Hayes

HK

111

Cheers Hong Kong (FR)

I W Allan

HK

102

Idol (NZ)

S Woods

HK

101

Greenmore (USA)

S T Wong

HK

100

Luckswell (NZ)

S Woods


※ワールドシリーズ最終戦のG1香港C
シリーズチャンピオンは既にグランデラに決定しているが、真の王者となるにはエイシンプレストンに勝たないといけない。
春のG1クイーンエリザベス2世Cでは完敗しているので、スカッと勝ってチャンピオンに泊を付けたいところだ。
2400mのJCを避け、確勝を期した豪のG1コックスプレートに行ったが、取りこぼしてしまった同馬だが、巻き返しはあるのだろうか。
G1アーリントンミリオン2着馬で、G1JCでアッと驚く2着に突っ込んだサラファンもここに来る。
直線が中山より全然長いので苦労するだろうな。
エイシンプレストンは日本の馬場には合わないが、香港の馬場には抜群の適正がある。
これに勝てば、文句無く香港年度代表馬となるだろう。(昨シーズンの香港トップランク馬はプレストンです)
ドイツ馬のパオリーニはG1シンガポール航空国際C2着馬。
レベル的にはヴァーズの方が高いような気がしないでもいないが、素晴らしいレースを期待します。
G1香港C シャティン競馬場 芝2000m
調教国 IC

馬名(生産国)

調教師

UAE 127

Grandera (IRE)

S bin Suroor

USA 118

Sarafan (USA)

N Drysdale

JPN 118

Eishin Preston (USA)

S Kitahashi

GB 118

Indian Creek (GB)

D Elsworth

GB 118

Ulundi (GB)

P Webber

GER 117

Paolini (GER)

A Wohler

DEN 114

Dano-Mast (GB)

F Poulsen

USA 110 White Heart (GB) N Drysdale
HK 108

Red Pepper (GB)

P C Kan

HK 107

Dr More (AUS)

J Size

HK 106

Precision (FR)

D Oughton

HK 100

Housemaster (IRE)

I W Allan

HK 100 Come See You (IRE) I W Allan
Macau - Royal Treasure (AUS) M C Tam
※出走馬紹介※
グランデラ【5yo・牡・栗毛・父:グランドロッジ母:ボルディゲーラ(アリシーバ)】
チームゴドルフィンの旗頭。ワールドシリーズ2戦を残して早々とチャンピオン決定。
春のG1クイーンエリザベス2世Cでエイシンプレストンに敗れて以来、シンガポール、英、愛、豪と遠征しG1レースに3勝。
前走のG1コックスプレートは確勝を期すはずであったが、末脚届かずノーザリーに敗れてしまった。
真の王者と認められるには何としてもここでエイシンプレストンに勝つ必要がある!

サラファン(5yo・セン馬・鹿毛・父:リアファン母:サラーリー(カロ)】
レベルの低い米芝路線では一線級だが、レベルは低い!と以前書いたら、G1JCで2着に突っ込んできて大穴。
まあ、直線の短い中山ならではの前残り的レースでの良績なので評価は難しい。G1アーリントンミリオンでも2着に残ったように直線の短いコースでは穴を開ける可能性がある。シャティンのコースではたぶんバテてしまうのではなかろうか。

エイシンプレストン(5yo・牡・鹿毛・父:グリーンダンサー母:ワランティアプライド(モンテヴェルディ)】
世界のプレストンなのだが、日本のG1には勝てない。(笑)軽い馬場よりも力のいる馬場を得意としているためである。おそらく、最初から欧州でデビューしていれば凄い成績を上げてたのではないだろうか。
香港国際開催レースとG1クイーンエリザベス2世Cの両レースに同一シーズンで優勝したのは同馬が初めて。
昨シーズンの香港レーティングではトップに位置づけられた。安田記念、天皇賞・秋、マイルチャンピオンSと惜しいレースが続いている。G1レース2周連続優勝している福永騎手ならば、ここでも勝ち負けしてくれるだろう。

インディアンクリーク【4yo・牡・鹿毛・父:インディアンリッジ母:ブルーウォーター(ベーリング)】
G1レース常連メンバーだが、勝ちきる力はない。G1プリンスオブウェールズSでグランデラの5馬身差2着。
G1エクリプスSはホークウィングの11馬身差最下位。G1英インターナショナルSがネイエフの3馬身半差4着。
G1英チャンピオンSもストーミングホームの3馬身差6着。と言うようにどう間違ってもG1レースを勝つ力はない。
アメリカンボスの様な馬だな・・・。と言うことは2着に入って穴あけるかもね。

ウルンディー【7yo・セン馬・鹿毛・父:レインボークエスト母:フリット(リファール)】
欧州ではリステッドレースに出走する程度の馬だが、今季後半は米G1に挑戦した。
そして。G1アーリントンミリオン4着。G1ターフクラシック招待S7着。うーむ、さすが米芝路線はレベルが低い。
米国以外でのG1レースに出走しても着外は確定的だ。

パオリーニ【5yo・牡・鹿毛・父:ランド母:プライリーダーリン(スタンフォード)】
現在14戦連続でG1レース出走中!それも世界7カ国を旅する三度笠野郎。
昨年はイタリアG1レースを連勝して、勢いで挑戦したG1JCだったが、13着に惨敗してしまった。
今季はG1シンガポール航空国際Cでグランデラの2着。リベンジとばかりに遠征したG1プリンスオブウェールズSでまたもやグランデラの8着に敗れてしまい意気消沈。
その後元気なく、G1アーリントンミリオン6着、G1カナディアン国際S6着と精彩を欠いている。

ダノマスト【6yo・牡・鹿毛・父:アンフワイン母:カメラガール(カラグロウ)】
デンマーク調教馬初の香港招待馬である。デンマークではここ数年で最も強い馬と言われているらしい。
スウェーデンに遠征しG3ストックホルムC(2400m)に優勝していたりする。うーむ全然想像つかん。
が、非常に解りやすい例として、ロンシャンで行われたG2ドラール賞に優勝している。
同レースの3着馬がイーグルカフェである。

レッドペッパー【5yo・セン馬・鹿毛・父:カドージェネルー母:ファイナルシュート(ダルサーン)】
迎え撃つ香港勢の親分クラスの馬。本来はマイラーであり。
エレクトリックユニコーン、ジューンキングプローンなどとマイル三羽カラスを結成している。
昨年はG1香港マイルに出走したがエイシンプレストンの6着に軽く捻られた。
しかし、今季4月のG1チャンピオンマイルでジューンキングプローンを破って優勝。
もしや!と思って参戦したG1安田記念だったが・・・やっぱアドマイヤコジーンの12着に惨敗。
ここから彼の血の滲むような努力が始まった(笑)。そして前走の国際Cトライアルに見事優勝しG1香港Cに参戦する権利を得た。
さて、お山の大将の腕の見せ所だ!

ドクターモアー【5yo・セン馬・鹿毛・父:デインヒル母:チャイニーズジャスティス(ダイイシス)】
なにやらルパン3世に出てきたような気がするが・・・あ!違ってた^^; この馬はどうも目の上のたんこぶジューンキングプローン、レッドペッパーらにはどうしても勝てない。数合わせで出走してきた口である。

プレシジョン【4yo・セン馬・芦毛・父:アナバー母:ストップフィディング(ウエルシュターム)】
前走国際Cトライアル3着。名前通りの精確な走りができるかどうか・・・。

ハウスマスター【6yo・セン馬・鹿毛・父:ルディメンタリー母:グレナルフ(アイリッシュリヴァー)】
英国在籍時にはG1英ダービーでオースの3馬身差4着。と言われても想い出すのが難しいほど地味な存在。
尚、同レース2着馬はダリアプールだったが、皆さん憶えてました?(笑)
1999/2000シーズンに香港に移籍。いきなりG1チャンピオンズ&チャターC(2400m)に優勝。
続くG1香港ダービー2着。しかし、昨年のG1香港Cではアグネスデジタルの13着に惨敗。
怪我のため休養後今季は9月から復帰。前々走のハンデ戦に優勝したが、前走のマイルレースでは10着に惨敗。
荷が重い。

カムシーユー【4yo・セン馬・鹿毛・父:スリピカン母:ランドレール(ストームバード)】
昨シーズン終わりに英国から移籍してきた。G3シャティンフーチュリティーT(1600m)で2着に入着。
G2クイーンマザーメモリアルC(2400m)も2着。
しかし、今季は3走して勝ち星はなく、前走の国際Cトライアルも7着に敗れている。

セリーニ【4yo・セン馬・栗毛・父:エフィシオ母:ルミナリー(カラグロウ)】
英国では7戦して3着以内が3回程度で勝ち星はない。
今年の1月に香港デビュー。しかし11着。次戦も14着という最下位に敗れた同馬だったが、続くハンデ戦、単勝251倍の最低人気で出走し、なんと!優勝してしまった超穴馬!!
その後、条件戦ばかりで2勝しているが、G1レースは荷が重いだろ!

ロイヤルトレジャー【5yo・牡・芦毛・父:ロイヤルアカデミー母:セントブリジェッツウェル(スリーレッグス)】
前オーストラリア時代にはG2ビルスタットS(1600m)に優勝したりしている。
マカオデビュー後は今年4月のマカオダービー(1800m)に優勝。その後9戦して2着5回。
前走のオータムトロフィー(1500m)は3着だった。

2002/11/28 UP