第44回 有馬記念(G1)大予想!!


*キムタクよさらば〜〜〜!

走れ!JRAで幕を開けた今年の競馬もいよいよ今週でラスト!
売り上げの事しか考えていないJRAの例のコマーシャル・・・勘違い野郎が競馬場にあふれましたが・・・。
一体競馬場にどんな夢があるのか!? 教えて欲しいものです。
疾駆する馬は美しいし、強い馬を見ることは嬉しい。しかし、そこに夢があるか?と言うことになれば、それは無いと言わざるを得ない。
大体日本人というのはおかしなもんで、ワールドカップ予選で負けて帰ってきた選手に『夢をありがとう』などという全く分けがわからない言葉を掛けたりする。
この場合は勿論『バカ野郎〜〜〜!!』が正しいのだ。
それと同様に、命より2番目に大事なお金を掛けた馬が負けて帰った時にも『バカ野郎〜〜〜!金返せ〜〜〜!』
が正解である。
競馬はスポーツであると同時に賭博でもあるのだ!もっと厳しく行かねばならん。
かつて私はパドックで田中勝春騎手にこのような声を掛けたことがある。
『カツハル〜〜〜!今度は馬を殺すんじゃね〜ぞ〜〜〜!』ってね。
また、ドゥバイWCでホクトベガを殺した横山典騎手にも同様な声を掛けた。
競馬は生である!生は時として残酷である。
変にデジタル化してしまって血の通わない競馬になりつつあるように思える。
我々ホースプレーヤーはある意味客観的に競馬を眺め、批評していく義務がある。
この意味で99年度のJRAのその場しのぎ的なコマーシャルは大失敗だと言わざるを得ない。
残念ながらワイド馬券も同様である。
JRAに一番寄与しているであろうドロドロの馬券オヤジを大切にしない限り競馬の発展は無いのだ!
一攫千金の魅力!JRAよ!早急に3連単を導入しなさい!
おお!(@_@) 話が逸れてしまいました。失礼 m(_。_)m
と言うことで、来年のJRAのコマーシャルがたのしみですなぁ〜〜〜〜・・・。(^^ゞ

さて、今回で44回目となる有馬記念。
スペシャルウィークとグラスワンダーの一騎打ちなどと言われておりますが・・・。
本当にそうなのでしょうか?
方や天皇賞とJCを連破し国内最強と言われているスペシャルウィーク。
昨年の有馬記念と今年の宝塚記念を勝ちグランプリ3連勝をもくろむグラスワンダー。
2000mの天皇賞をレコード勝ちし、凱旋門賞馬モンジューを破ったスペシャルは強い!
しかし、中山の2500mという舞台は彼には向いていないと考える。
どちらかと言えば先行してそのまま押し切るという展開がこのコースには当てはまる。
彼のように最後方から差し切るには直線が短いし、坂も不利な展開になる。右回りが苦手なのも減点だ。
明らかに彼は1600m、2000m、2400m、3200mという選手権向きの競走馬であり、中途半端な2500mには向かない。
それとローテーションがきつすぎる。
ま、このレースを落としたとしても種牡馬の価値は下がりませんので安心してくれ!
それに対して、グラスワンダーは明らかにこのコースは向いている。
阪神の2200mで圧倒的なレースをしたことでも解るように力のいるレース、半端な距離には強い!
東京の1400mで豪脚を披露したのもそのためだ。
だが、この馬は叩き合いになると弱い!
毎日王冠でも危うく負けるところだったし、安田記念ではエアジハードに負けた。
一瞬で抜け出す競馬をすればこの馬が勝つ可能性は高いのだが・・・。
しかし、今回のレースに関して言えば消しだ。毎日王冠の後レースに出ていないブランクは大きい。
それでも勝ってしまうようでは他の馬の力を疑ってしまう。

そこで今回私が注目しているのはナリタトップロード。
先行、差しどんなレースでもできる自在性。菊花賞の後休養していて体調が万全なこと。
JCで5着に入ったラスカルスズカを尺度にすれば今年の4歳馬はレベルが高いと言えること。
斤量も4歳馬には有利だ。
皐月賞馬テイエムオペラオーはステイヤーズSを使ったことが大きな減点となる。
3600mも走った後では馬体の消耗、精神的な消耗は大きい。消しである。
他の有力馬としてはツルマルツヨシとメジロブライトをあげたい。
天皇賞では不利があり本来の位置取りが取れなかったが、今回は人気にはならないだろうから思い切った騎乗ができると思う。
勝負師藤田に期待しよう!
同じく勝負師河内があやつるメジロブライト、天皇賞では明らかに付いていけなかったが、今回はスローになるだろうから
この馬の本領発揮である。
そして・・・この馬を忘れてはいけない!!(笑)
ステイゴールド君だ!人気があると走らないが、人気が無いと俄然やる気を出すという天の邪鬼ぶり!
今回人気にはならないだろうから期待大である。
また、サイレンススズカの2着に来た馬は必ず大きなレースを勝つというジンクスもある(ホンマかいな?(^^ゞ)
JCを勝ったエルコンドルパサー。香港国際Cを勝ったミッドナイトベッド。
果たして彼にジンクスが通用するかどうか解らないが、ここは買いだ!

さてどうなるのでしょうか???決戦は26日である。
馬番 馬名 OTEF指数 戦績 寸評
1 ナリタトップロード 19 指数、ローテーション、枠、全て合格。勝つのはこの馬だ!
2 スエヒロコマンダー 59 ピークは夏で終わって今は下降時期。乗り替わりも痛い。
3 スペシャルウィーク 43 JC、天 この秋のG12連勝は凄かった。が、疲れの蓄積、コースの適正からは買えない。
4 ユーセイトップラン 48 最近、良いところ無し・・・。オープン平場の長距離しか買えない。
5 ステイゴールド 47 天2 32戦3勝2着10回!!史上最強の重賞未勝利馬。(^^ゞ 今回も要注意です!!マジで。
6 シンボリインディー 17 NHK マイルまでしか走ったことが無いので判断のしようが無い。来たら交通事故だね!(^^ゞ
7 グラスワンダー 26 指数は申し分は無いのだが・・・。怪我の影響、レース間隔の開きすぎは減点材料だ。
8 インターフラッグ 49 極悪馬場にでもならない限り用無し!切れる脚がないのは大減点。
9 フサイチエアデール 24 エリ2 牝馬限定戦で勝てない馬が有馬で連に絡むとは思えない。男馬と一緒なら走るかも??
10 ツルマルツヨシ 43 京大 前走の天皇賞は度外視!ルドルフの仔はやはり強いのだ!指数も合格だ。
11 テイエムオペラオー 52 皐月 何でステイヤーズSなどに出たのだろうか??疲労が残るだけなのにね・・・。
12 ファレノプシス 25 札記2 昨年の最優秀4歳牝馬も最近は影が薄い。早熟馬だったのだろうか?<-ヘ->
13 メジロブライト 51 京2 右回りなら信用できる。昨年の2着馬。天皇賞の事は忘れましょう。
14 ゴーイングスズカ 54 ステイヤーズSを使った馬は消していいのです。ホントです。
15 ダイワオーシュウ 50 オー2 逃げ宣言!一体どういうレースになるかはこの馬が握っているがこの馬に勝ちはない。(哀しい)

今回私が選んだ馬は、ナリタ、ツルマル、ステイ、メジロ !! 宣言通りスペシャルとグラスは消しました。
2強とか3強とか言われたレースで、そういう結果になる事は滅多にないのです。
予想が外れるとしたら、グラスが勝ってしまう時だと思うけど・・・。(^^ゞ
結論・・・・@−DIL の3点買い! (馬連にするかワイドにするかは未だ決定せず。)

***結果と反省***

またまた消した2頭で決着!!(T_T)
レースは超スローの流れからの上がり勝負。
こうなったら、終いの脚を持っている馬同士の争いとなるのは分かり切っていたが・・・ここまでスローになるとは・・・。(T_T)
参りました。
しかし、スペシャルウィークという馬は凄い馬だなぁ〜〜〜。としみじみ感じました。
JCから1ヶ月・・・関係者の皆様の努力の賜だと思います。有馬記念が東京競馬場で行われていたら、多分勝っていたでしょう。
叩き合いでの無類の強さ!レースセンスの良さ!これらが彼の産駒に伝わることを祈っております。
ご苦労様でした。スペシャル!!
さて、勝ったグラスワンダーだが、明らかに休養明けの影響か、最後はバテバテになっていました。
この馬の真価は未だに分かりません。来年は天皇賞・春をステップに凱旋門賞のチャレンジするそうですが・・・。
1600m、2000m、2400mのG1を勝っていない点が非常に気になります。
叩き合いに弱い性格、末脚の衰え・・・今のままでは多分惨敗するでしょう!
あと、レースを順調に使えないという虚弱体質(厩舎環境にもよるところ大)もどうにかしないと、アカンやろなぁ〜〜〜。
血統から見れば5歳6歳で強くなる馬なので、来年に期待してます。頑張ってください。
3着に入ったテイエムオペラオーは予想を覆す好走。鋭い末脚を炸裂しての3着は立派!
この馬なら、中距離のG1は総なめにできると思います。
内国産という自らの地位を存分に利用して快速中距離馬として活躍して欲しい。

それにしても・・・有馬記念は毎年縁がないなぁ〜〜〜・・・。(^^ゞ

皆様よい競馬と良いお年を!!(o^^o)