●明日10月13日に京都競馬場芝内回り2000mでG1秋華賞が行われます。
今年は、桜花賞・オークスを制したアローキャリー、スマイルトゥモロー両馬が参戦しないのだが、大本命馬のファインモーション(伊藤雄厩舎)がでてくる。
昨年の12月1日の阪神芝2000mでひっそりとデビューした同馬は、その後8ヶ月間休養。
今季は8月4日の函館芝2000mでシェイクダウン。続く札幌の阿寒湖特別・芝2600m。そして前走のG2ローズSと危なげない走りで勝ち上がってきた。
デビュー戦こそ、自力の違いすぎによる逃げで勝ったが、他のレースは先行して2〜3番手から抜け出すという完璧なレース振り。
兄にピルサドスキーがいるという良血なのだが、もしかして兄より強いかもしれない。
父はデインヒル。
海外での活躍馬はバンクスヒルやアクアレリストなどがいて、牝馬の方が強い馬が多いです。
と思ってたら、今年ロックオブジブラルタルという素晴らしいマイラーを生み出した。
日本で走った馬には、安田記念を制したフェアリーキングプローン。ツクバシンフォニーやゼネラリストがいる。
昨年の夏以降大活躍したエアエミネムもデインヒル産駒。
ファインモーションのローテーションは昨年のエアエミネムと非常に似ている。
彼の場合神戸新聞杯を勝ったあと菊花賞に行ったので3000mという距離が合わなかったのかもしれない。
彼女にとって2000mのレースは3回経験しているし問題はない。
と言うことで、勝ち馬はファインモーションで決まるとして、2着、3着に何が来るのだろうと考えると頭が痛い。
レース的には昨年のTMオーシャンが優勝したような感じになると思うのだけど、そうすると2着争いは追い込み・差し馬が突っ込んでくる可能性大である。
私が期待したいのはブルーリッジリバー(小島太厩舎)とサクラヴィクトリア(伊藤圭厩舎)の2頭と今年ず〜〜と買い続けているタムロチェリー(西園厩舎)。
彼女たちの一発末脚が決まったときには万馬券の雨が降ることでしょう。(笑)
オークス2着馬のチャペルコンサート(池江厩舎)はちんたらペースの上がり勝負なら勝ち負けになるが、秋華賞のようなどっちかというとハイペースになり勝ちな流れでは追いつけないだろうと思う。
しかも、オークスから鉄砲ではなおさら買えない。
しかし、池江厩舎なので怖いです。^^;
因みに、秋華賞が始まって7度目になりますが過去6度の内、1番人気馬が3着以上にはいったのは2回しかありません。
その時以外は全て万馬券決着となってます。
さて、今年はどうなるでしょうか〜。たのしみですね〜^^
2002/10/12 UP
●結果と驚嘆
うーん、ファインモーションて付いてんじゃないの!?と思うほどの強さでしたね。
馬なりで先頭に出たらあとはちょっとだけ追うだけで突き抜けました。
武騎手、ムチ入れてなかったし。強い!タイムも1分58秒1という素晴らしいものだし。
次走、G1エリザベス女王杯らしいけど、天皇賞行っても面白いと思う。
牝馬限定のG1を勝っても(走っても)意味はない。
さて、2番人気だったシャイニンルビーだが・・・。なんと大差しんがり負けしているじゃないですか。
17着のヘルスウォールから遅れること1.8秒(笑)。
鞍上の岡部騎手のコメント:
『スタンド前の大歓声の影響でレース前に終わってしまったようだね。』
は懐かしのプライムステージ級ですな。
春のG1馬達が出ていなかったとはいえ、上位に入った中にその頃の活躍馬はいない。
これはどういうことなのか!?
桜花賞やオークスの意味が薄れてきているのかもしれない。
早急に解放し、全ての馬にチャンスを与えて欲しい。
2002/10/15 UP