●のっけからですいませんが、全然わかりません!
桜花賞馬が出ないオークスなんて、クリープを入れないコーヒー以下だぜ!>by野村萬蔵(大嘘)
しっかし、困った。軸にする馬がいない。例年なら、桜花賞馬から行っておけば、50パーセント位の確率で馬券に絡むのだけど。
過去10年間のデータから分かることは、桜花賞から直接ここに来た馬の3着までに入る確率は・・・21/30頭・・・7割。
そのうち、1-2-3フィニッシュしている年が4回ある。
血統云々よりも、ローテーションの方が重要であると私は見ている。
この時期の3yo牝馬は成長途上であって血統の良い点・悪い点の影響はでにくいと思う。
要するに、桜花賞での走りがそのまま反映する。まあ、例外もありますけど・・・。
桜花賞を中学3年生の卒業位に喩えるとすれば、オークスは高校の入学式かな。>わかりにくいか〜。(笑)
トライアル戦も全然当てにできません。・・・しかし、昨年はトライアルのフローラS馬の1-2だったっけか(^^ゞ
馬がいかにリフレッシュできていてストレス無しに走れるかが重要なので、トライアル戦から間隔が詰まっていると凡走してしまうことが多いです。
これはダービーにも言えます。>青葉賞組やプリンシパル組から久しく優勝馬が出ないのと同じ。
唯一、血統的に考慮した方が良いのは重馬場適正ですね。
東京では、土曜日の午前中まで大雨が降っているので、多分日曜日は重か稍重。
桜花賞から直行してきて、重に強い馬を探せば80%馬券が取れたも同然です!(笑)

さて、その馬は・・・
なんと、ヘルスウォール!父は重馬場にやたら強かったエリシオ。先行して逃げ切って欲しいものだ。
対抗はこれも父が重馬場の弥生賞で凄い脚を見せてくれたブルーリッジリバー:父フジキセキ。
ただし、ブルーリッジリバーの母父はノーザンテーストで、サンデーxノーザンテースト馬のG1馬は出ていない点が不安。
ツルマルグラマーやオースミコスモやカネトシディザイアの父もフジキセキだが彼女たちは桜花賞=>フローラS、スイートピーSというローテーションなのでちょっと厳しいかも。
しかもサンデーサイレンス直仔は全て消します!>力の要るレースはできんでしょ。
・・・・・・・・・・・・
ま、天気次第ですので日曜日になってみないとっていうのはあります。(^^ゞ

2002/5/18  

●結果と考察
週末の雨も土曜日には止んで、日曜日は晴れたので良馬場で行われたオークス。
この為、予想は難解を極めました。
しかし、考え方としては間違っていなかった。
レース間隔の詰んでいる馬は尽く敗れ去りました。
特に桜花賞を使った後に、トライアルに出た馬達は全然ダメ!
桜花賞に出ず、トライアルに出た馬はまずまずの成績でした。
距離適正を見るために東京の2000mを走らせようという気持ちは分かるが、この時期の牝馬のG1に距離適正などは不必要。
ま、サーガノヴェルをオークスに出すのは無理だと思うが・・・。
とにかく、フレッシュな状態にしておくことが最重要であることが分かった。
とはいえ、着順の上位5頭に1〜4番人気までが入っているので、ファンは十分知っていたことになる。(^^ゞ
勝ったスマイルトゥモローは実に大人のレースをした。
直線で上手い具合に前が空いたこともあるが上がり34秒7はメンバー中最速である。
他に34秒台で上がった馬はいない。
2着チャペルコンサート、3着ユウキャラットはよく頑張った。先行して残ったのはこれら2頭だけ。
直線の内側は走りやすい馬場だったのかもしれないが、直線で大きく下がらず踏ん張っていた。
1番人気シャイニンルビーは直線で全然伸びなかった。リラックスできてなかったのかもしれない。
最後方から直線勝負に賭けたブルーリッジリバーであったが、あれでは後ろ過ぎだし外に出しすぎである。
追い込み届かず7着。
勝ち馬スマイルトゥモローの父はホワイトマズル。
どうも、ダンシングブレーヴ系は牝馬のG1に強そうである。
第63回 優駿牝馬(G1) <スマイルトゥモロー>
牝・3yo 鹿毛 1999年4月20生まれ
父:ホワイトマズル
母:コクトビューティー(サウスアトランティック)
通算成績:7戦4勝
主な勝ち鞍:G1優駿牝馬、G3クイーンC
オーナー:飯田正剛氏
生産者:千代田牧場
調教師:勢司師
着順 着差 馬名 騎手 人気 配当  
1 2分27秒7 スマイルトゥモロー 吉田 4 1,080円/360円
2 1 1/2 チャペルコンサート 熊沢 12 800円
3 3/4 ユウキャラット 池添 2 240円
4 クビ マイネミモーゼ 後藤 3
5 2 シャイニンルビー 岡部 1
 
枠連:2-5 5,790円 馬連:3-10 13,590円
ワイド:3-10 4,040円 6-10 1,470円 3-6 2,900円

2002/5/21