2002年JRA競走について

●新年が明けたと思ったら、もう1月5日から競馬が始まってしまいます。
例年は平日開催から始まったのだけど、今年はちょうど良い具合に土日からになりました。
毎年、金杯の馬券が買えなくて怒りの鉄拳状態だった人・・・今年は思う存分馬券が買えますよ!(笑)

さて、2002年はちょっと変則な開催になります。
理由は、東京競馬場のメインスタンドの工事の為です。
JRAとしては日本ダービーは絶対に東京競馬場でやるのだ!という強い信念を持っており、その後の突貫工事となる模様です。
なんでこだわるかわからない。京都や阪神でダービーをやっても構わないと思うのは私だけであろうか・・・。
欧州やアメリカのように競馬場それぞれが1つの企業体になっていれば、レースの取り合いって事も考えられるが、日本の場合は全てJRAの管轄下にあるのだからどこでやろうと関係ないはずだ。
収容人数の面でも、半分工事中の東京競馬場では最大収容できるはずもなく、これは関東馬に是非ともダービーを獲らせたいとかいう企みがあるのかも!?(大嘘)
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と言うことで、2002年の競馬は東京競馬場・京都競馬場開催で始まります。
何度も言うようだが、東京で行うのに『中山金杯』は無いだろう。
京成杯だって"中山でやるから"京成杯なのであって、東京でやるのなら"京王杯”でしょ!?
と、一通り文句を言っておこう!^^;
そして2月17日に行われるG1フェブラリーSまでずっと東京開催です。
その後中山開催はG1皐月賞まで行われて、再び東京開催にチェンジ。
6月9日のG3エプソムCが済み次第、本格工事に取りかかって、2003年のダービーに間に合うように工事を終了させるらしい。
意地でもダービーは東京で!というのがJRAの信念らしいです。
このため、秋の東京開催分のレースがその他の競馬場に振り分けられる事になります。
まず、G1天皇賞・秋は中山の芝2000mで行われます。
非常に紛れの多い中山の芝2000m。多分、回避する馬が続出すると思います。
新潟でやれば良いのに・・・。
G1JCダートは中山のダート1800mで、JCターフは中山の芝2200mで行われます。
中山のダート1800mについては頷けるが、中山の2200mでJCターフを開催するのはいかなものか?
京都の2400か新潟の2400が良いのでは?
2001年のJCターフ勝ち馬のジャングルポケットは多分今年のJCターフには出走しない。
2002年は中山で行われるので、このレースに出走した!と陣営達もコメントしていた。
中山でG1をやりすぎる!という文句があったかどうかは分からないが、G1スプリンターズSは新潟でやることになった。
しかも、芝1200mでやるらしい。・・・何で直線芝1000mでやらないのでしょうか?
スプリント力を見るのには最適だと思うけど。
とにかく中山のコースは紛れが多すぎる。・・・・馬券的には面白いだろうけどね。
結局の所、関西に振り分けていないため、馬場荒れは必至ですね。
尚、オールカマーとセントライト記念は新潟で行われるので面白いかも。
外国産馬のクラシック競走出走制限が緩和されて、皐月賞には2頭まで、菊花賞には3頭まで出走できるようになります。
ダービーは2頭据え置きです。・・・・・・・さっさと制限などは撤廃してもらいたい物である。
阪神大賞典と日経賞が国際競走となって、国際競走が全19レースになります。
国際カタログ委員会にいきなり国際G2の格を認めさせるための布石だと思う。>姑息だぜ!JRA
新馬券にも触れておこう。
馬連単・3連複馬券が7月13日の新潟開催から全国発売されます。(制限付きで6月15日からの福島開催からも発売)
しかし、14頭立て(記憶では)以上のレースだと3連複は発売しないとかいうわけの分からんことはいわんで欲しいね。

ま、こんな形で2002年の競馬は始まります。
皆さん、良い競馬を!

P.S
今年のJRAのCMは好感が持ててよかったぞ。

2002/1/5