出た、遅れてきた怪物!・・・ロードプリヴェール

●8月26日の札幌競馬場に戦慄というか爆笑というか驚きが走った!
第4レースの3yo未勝利戦(ダート1700m)に出走したロードプリヴェール(牡・池江厩舎)が大差でぶっ千切ったからである。
2着馬のサンダーアクションとの着差は”3秒!”(◎-◎)
このレースの推定勝ちタイムは1分47秒2なので、2着馬サンダーアクションの走破タイム1分47秒3は遅いタイムではない。
この日のダートコースが特別タイムが出やすかったわけでもない。(速い決着のレースでも推定タイムから0.6秒位)
このレースに出走していた13頭中の4頭がタイムオーバーの被害にあった。(笑)

ま、このレースだけなら・・・時々ハデな事をやるウッドマン産駒の1頭(スピードワールドの時みたいに)として笑って済ませられたのだが・・・・。

9月16日の札幌競馬第9レースでもブリヴェール爆弾が爆発した!!
前走で観衆に度肝を抜かせた同じダート1700m釧路特別に出走してきたロードプリヴェールは馬なりで4角に到達すると持ったままで先頭に立ち後続に8馬身差を付けて圧勝した。
鞍上の上村騎手は手綱を抑えてのゴール。2着馬タニノゴットに1秒3の差。
このレースでタイムアウトの被害にあったのは、ジョイントストック1頭だったが、これはプリヴェールが追われていなかったから。
おそらく、あの”マルゼンスキー”と同じように、”勝っても良いけれど手加減してくれよ!”みたいなのがあるんでしょうね。
これは八百長ではないが八百長に近いモノがあるゾ。
次は、オープンに格上げ挑戦して、マジに追われるのを鑑賞して見たいと思う。
このレースでの彼の単勝はもちろん100円返し。投票率は74.3%だったそうな。

『この馬のレースはしている。相手が悪かった・・・・。』-----2着馬タニノゴット鞍上の勝浦騎手のコメント。
『相手が悪かったですね。・・・・』 ------- 3着馬スギノジェネラル鞍上の武騎手のコメント。
『強いのが1頭いたので・・・・』 -------- 4着馬サヴァイヴァコール鞍上の本田騎手のコメント。


この様な破天荒な馬の走りを見るのは気持ちよい!
次の走りにワクワクして待ってるぜ!
※追記:10月14日の愛宕特別(京都競馬場・ダート1800m)に出走。1番人気に押されるも3着に敗れる。
あれ〜〜??どうしたんだろう?京都に坂はないはずだぞ!
11月17日同じく京都競馬場で今度は芝に挑戦!北大路特別(芝2000m)に出走。
ここでも、彼は1番人気に押された。・・・が、18頭立ての17着に大惨敗〜〜〜!(∋_∈)
ウッドマン産駒だから芝はダメだって言ったのに!(笑)
幸いにも、馬券を買うことができなかったので助かった。スピードワールドにしろヒシアケボノにしろ、ウッドマン産駒はドカン!と走った後は尻すぼみになってしまうので、早めに見切りを付けた方が良いみたいだ。
これは、ウッドマン系に概ね当てはまるので、アドマイヤドン(ティンバーカントリー産駒)も要注意かも!?