驚愕の新潟!

●7月14日から始まった夏の新潟開催はとんでもない事になりました。
新装なった新潟競馬場の愛称はNiLS21(NiigataLongStraight21ということらしい)。
その、1番の呼び物は何と言っても1000mの直線コース!
この日は第1レースの未勝利戦からこのコースでレースが行われました。
そして・・・・B番のセトブリッジ(牡3yo、父:ペンタイア)が優勝したわけですが・・・勝ちタイムは56秒7!(◎-◎)
驚きのタイムです!コーナーのあるコースでの勝ちタイムは約59秒なので1秒以上も速い。
できたてホヤホヤなので芝の状態が良いと言う事も影響しているのであろうが、これは速すぎます。
レース自体はまるで100mのトラック競技の様に各々が勝手に走っているという態で、騎手も馬も戸惑ったのであろう。
欧州のレースの様に一団となって最後に叩き合うというレースにはなりませんでした。
でも、見ていて非常に興奮しましたし面白かったです。^^;
直線レースならではの高速決着はおもろいな〜〜〜。やっぱり、レースはスピードだよな〜〜〜!
と思っていた私がバカでした。(笑)

もう1つ行われた3yo500万以上の閃光特別(芝:1000m直線)はトウカイテイオーの娘トウカイステラが日本レコードの55秒0で優勝してしまった。
500万条件で55秒ならオープンで行われるアイビスサマーダッシュSは一体何秒で決着するのでしょうか!?
ダビスタじゃあるまいし・・・53秒とかのタイムが出たりして・・・。
また、第10レースの準オープン戦:NiLS21ステークス(芝:2000m)は逃げたロードブレーブとツジノワンダーが叩き合って決着したのですが、この勝ちタイムがまたもや日本レコード!・・・1分56秒4でした。
平坦で2000mのコースでありながらコーナーが2つしかないというコースレイアウトによる恩恵でしょうか!?
直線が長いのでスピードが落ちないからなのでしょうか!?
それとも馬場が固すぎるのでしょうか!?

時計の速いレースを見るのは非常に楽しい!
スピードの魅力は麻薬と同じで興奮します。・・・・が・・・・
想い出してください!1998年の天皇賞を!
ぶっ飛び小僧のサイレンススズカが戦死した時に、競馬マスコミの人達は何と言って非難しましたか?
2度とあの様なシーンは体験したくありません。

JRAの皆さん、私はスピードによる興奮を抑制します!お願いですから馬場改正をして下さい。m(。、)m

なんとも、まあ驚愕の新潟開催です。

2001/7/14  

●追記・・・
7月15日、新潟2日目芝1000mのレースで54秒2というウルトラレコードが出た。
疾風特別(準オープンクラス)に優勝したのはエイシンコジーン(牡・4yo)。
上がりの3Fのタイムは32.2秒だった。これは凄い!
もっと凄いのは、出走した16頭中、10頭が32秒台だったと言う事だ。
33秒台が5頭で34秒台は最下位だったユーワアクトレス(牝・5yo)のみ。
このユーワアクトレスの最下位タイムが56.8秒である。
こんなタイムでよくもまあ脚を壊さないものだと思う。
オープンクラスの重賞レースでは53秒台が出るかもしれない。

ホントに驚愕の新潟開催だった。

2001/7/17