●結果と考察
心配していた通りになった。(笑)
レディパステル陣営の戦略とK.デザーモ騎手の素晴らしいコントロールによってオークスの冠が同馬に輝きました。
1角を17番手で回るという調教師をも驚かせる騎乗。4角における素晴らしい馬の進路の取り方。
直線での馬の追い方。どれを見ても素晴らしいの一言!
ローズバドの横典とは腕が違うのだ。
全くもって話にならなかったのは、TMオーシャン騎乗の本田騎手。
自分の馬を信じる事もできず、直線ももたもたしてしまった。
馬には優勝する力があっただけに非常に残念だ。
本田騎手自体に2400mのG1を勝つという能力が備わってなかったのが痛い。
秋には、これを糧に頑張ってもらいたいものである。
オークス史上2番目に速いタイムで決まった今回のレース。
素晴らしいレースでした。
デザーモ騎手、おめでとう!!
2001/5/22
●本年で62回を数えるオークスは5月20日に東京競馬場で行われます。
牡馬路線が混沌としている中、牝馬の有力馬は揃って出走してきます。
本命は桜花賞を楽勝したテイエムオーシャン。
下馬評では血統的に距離が合わないなどと言われておりますが・・・。
実際、血統で買うのなら買えません。キョウエイマーチと殆ど同じ血統構成。
ネヴァーベンド系の肌にダンシングブレーヴというのは、短距離を力任せに突っ走るのには向いているが、中距離以上になって抑えた競馬をさせると力は発揮できません。
しかし、テイエムオーシャンの場合、肌馬が芝に抜群の適正を示すリヴリアであり、絶対能力の違いもあるし、マイペースで行っても楽勝するのではないかと思っています。
気掛かりなのは鞍上の本田騎手。
桜花賞が終了した時点で、『次回は抑えた競馬をする』などと言っており、下手をすると力が発揮できないかもしれません。
どうか、馬なりで走ってくださいね!
桜花賞で2着に入ったムーンライトタンゴは鋭い決め手を持っており、侮りがたい。
が、今年デビューして以来オークスで6戦目を迎えるというローテーションが気になる。
410kg程の小さい馬でダンスパートナーを彷彿させるし、ダンスパートナーも3yoデビューだったのでもしかしたらはある!(笑)
因みに、ここ3年の勝ち馬は420kg台の馬ばかりである。
桜花賞を熱発で回避したローズバドはやはり買い控えた方が良いだろう。
しかし、第57回オークス馬エアグルーヴも熱発明けであった。^^;
シンコウラブリーの全妹であるハッピーパスはイマイチ力不足。せいぜい入着止まりであろう。
怖いのはK.デザーモ騎手が手綱を取るレディパステル。
陣営は当初からオークスを狙っていたとしか言いようがないローテを組んでいる。
デビューから1800〜2000mのレースに絞って出走しており、折り合い的には問題ないだろう。
鞍上のデザーモ騎手も2回目なだけに勝手が分かっていると思う。怖い1頭である。
2001/5/18
第62回 優駿牝馬(GI) 5月20日東京競馬場 芝2000m 3yo牝馬 斤量55Kg 枠 馬番 B 馬名 騎手 調教師 1 1
ローズバド 横山典弘 橋口弘次郎 1 2
ネームヴァリュー 松永幹夫 山内研二 2 3
(市) リキセレナード 福永祐一 瀬戸口勉 2 4
(父) ポイントフラッグ 須貝尚介 須貝彦三 3 5
(父)(市) オイスターチケット 秋山真一郎 松田国英 3 6
(市) サクセスストレイン 木幡初広 稲葉隆一 4 7
(父)(市) ムーンライトタンゴ 四位洋文 安田隆行 4 8
ダイワルージュ 北村宏司 上原博之 5 9
サマーキャンドル 柴田善臣 高橋祥泰 5 10
ハッピーパス 岡部幸雄 藤沢和雄 6 11
(父) オイワケヒカリ 小林淳一 柴崎勇 6 12
テイエムオーシャン 本田優 西浦勝一 7 13
レディパステル K.デザーモ 田中清隆 7 14
モットヒカリヲ 後藤浩輝 音無秀孝 7 15
(父) ブライアンハニー 河内洋 長浜博之 8 16 B アスクコマンダー 武幸四郎 伊藤雄二 8 17
(父) シェリルウーマン 田中勝春 土田稔 8 18
アデレードシチー 藤田伸二 清水出美
オークス過去5年成績 タイム 馬名 騎手 2000年 3回東京 2日 11R 2:30.2 シルクプリマドンナ 藤田伸二 1999年 3回東京 4日 11R 2:26.9 ウメノファイバー 蛯名正義 1998年 3回東京 4日 11R 2:28.1 エリモエクセル 的場均 1997年 3回東京 4日 10R 2:27.7 メジロドーベル 吉田豊 1996年 4回東京 4日 10R 2:29.1 エアグルーヴ 武豊