●今回で123回を迎えるG1天皇賞であるが・・・馬券は固い!
現役最強と言われているテイエムオペラオー。
昨年度は第2の男として存在をアピールし続けたメイショウドトウ。
阪神大賞典で大復活を遂げたナリタトップロード。
この3頭の牙城を他の馬が崩すのは無理であろう。

優勝馬は必ずこの中から生まれる。京都の馬場が時計の出る良馬場であるならば、ナリタトップロードが最有力である。
TMオペラオーの唯一の欠点・・・度を超したスピード競馬には対応できない。
メイショウドトウはどんな馬場にも対応できるが、ナリタの切れ味には劣る。

セイウンスカイが久しぶりに姿を見せてくれるが、能力的にはもはや見るべき所は無い。
掲示板に載れれば御の字であろう。
マックロウは前走の阪神大賞典で明らかに距離が長すぎた。
3200mではもっと長い!(笑)この馬は2000mまでが守備範囲であろう。
エアシャカールは馬場入りをしないと分からない気まぐれ野郎である。
前走の大阪杯ではよく頑張って走っていた。今回は12頭という少頭数で行われるので紛れもなく、力を発揮できるであろう。
しかし、入着までだと私は見る。
アドマイヤボスは面白い存在。マックロウの甥にあたるこの馬は、3200mでも対応できると思う。
しかし、経験不足が減点材料。
第123回 天皇賞・春 京都競馬場 芝3200m
馬番 馬名 性齢 騎手 調教師 寸評
 1  1 (市) テイエムオペラオー 牡 5 和田竜二 岩元市三 現役最強馬も時計勝負には不利。今回は対抗扱いだ。
 2  2 (父) サンエムエックス  牡 5 松永幹夫 松田正弘 得意の先攻策で粘る!しかし、このメンバーでは不利だ。
 3  3 マックロウ     牡 4 安藤勝己 松田博資 勝負師アンカツが手綱をとるが、距離的に長すぎるだろう。
 4  4 エリモブライアン  牡 4 藤田伸二 清水出美 阪神大賞典の走りは素晴らしかったが、上には上が居た。
 5  5 (外) メイショウドトウ  牡 5 安田康彦 安田伊佐夫 日経賞を快勝し、絶好調。距離も大丈夫だが斬れる脚がない分不利だ。
 5  6 セイウンスカイ   牡 6 横山典弘 保田一隆 1年半ぶりに復帰。ゲート入りは大丈夫かな!?
 6  7 (父) メジロランバート  牡 6 柴田善臣 谷原義明 斤量58Kgはきつい。可もなく不可もなく。
 6  8 イブキガバメント  牡 5 小牧太 橋口弘次郎 1600万を勝ち上がったばかり。恐怖の上がり馬となれるか!?
ロジータの息子。
 7  9 (市) タガジョーノーブル 牡 7 福永祐一 松元省一 レースを進めていくのはこの馬だ。逃げるペースで結果が決まる。
 7  10 エアシャカール   牡 4 蛯名正義 森秀行 鞍上がエビショーに替わって2戦目。悪い癖を出さなければ3着もある!
 8  11 アドマイヤボス   牡 4 後藤浩輝 橋田満 名牝ベガの息子。血統的には期待大!!
 8  12 (父) ナリタトップロード 牡 5 渡辺薫彦 沖芳夫 阪神大賞典で大復活!是非とも優勝してもらいたい!\(^_^)/
●結果と考察
しかし、ナリタトップロードという馬は運のない馬だね〜〜。
ゴールデンウィーク中は好天が望まれると言っていた天気予報は大ハズレ!
ナリタ陣営が望んでいた高速馬場も淀のもやの中に消えてしまった。
レースの展開はナリタの望んでいた通りになったが、直線での伸びの無さは馬場のせいであろう。
3分15秒台で決着するようならば、ナリタしか勝ち得ないと思っていた。
結局16秒台で決着し、メイショウドトウにも先を越され、TMとは1馬身差の3着。
次は宝塚記念だと思うけれど、馬場が渋ったら、ナリタは買えない。
それと、彼ら古馬3強を脅かす馬は古馬には居ないことが改めてよく分かりました。
現3yo馬達・・・(アグネスタキオンとクロフネ)・・・がどのくらい張りあえるかが楽しみである。

マックロウとアドマイヤボスは掲示板に載ることができたが、ベガの血統は凄いね!
エアシャカールは3200mが長いとかそう言う問題ではなく、頭が悪すぎる!(笑)
セイウンスカイは先導役を受け持ったが、やはりスタミナ不足から最下位に終わりました。
次は金鯱賞にでも出走して、宝塚記念に行こう!\(^_^)/