- エプソム・クライマックス!! -
●16 Remain In Oaks
今週の金曜日(6月4日)エプソム競馬場にて第221回オークスが行われます。
どうやら・・・今年も・・・・チーム・ゴドルフィン対エイダン・オブライエンの図式となりそうです。
●チーム・ゴドルフィン出走馬
- ザフラートドゥバイ(Zahrat Dubai)・・・5月11日のヨーク競馬場でのミュージドラS(Musidora Stakes)を快勝後の出走。大本命!
- キルティング(Kilting)・・・ゲーリー・スティーブンスが乗るのだ!!
- キャランドー(Calando)・・・仏1000ギニ―3着。
●チーム・オブライエン出走馬
- キャランボーラ(Carambola)
- クリスタルダウンズ(Crystal Downs)
- ピンクコーラル(Pink Coral)
- サンスパングルド(Sunspangled)
なお、このレースには日本産のサンデーピクニックが出走します。ジョッキーはあのペリエ!! 期待できるでしょう。
しかし、馬場状態はかなりひどい雨が降っているため・・・良馬場は期待できませんが・・・(^^ゞ●221st Vodafone Oaks出走馬
- Alabaq (trained by John Dunlop)
- Calando (Saeed bin Suroor)
- Carambola (Aidan O'Brien)
- Claxon (John Dunlop)
- Crystal Downs (Aidan O'Brien)
- Frippet (Simon Dow)
- Kilting (Saeed bin Suroor)
- Miss Amanpuri (Geoff Wragg)
- Mother of Pearl (Peter Chapple)
- Noushkey (Micheal Jarvis)
- Oceans Friendly (Barry Hills)
- Pink Coral (Aidan O'Brien)
- Ramruma (Henry Cecil)
- Sunday Picnic (Andre Fabre)
- Sunspangled (Aidan O'Brien)
- Zahrat Dubai (Saeed bin Suroor)
●The 220th Derby Running
第220回ダービーが今週の土曜日(6月5日)に行われます。
今年は2000ギニ―組が揃ってマイル路線に向かったため、フレッシュな顔ぶれのメンバーとなり混戦模様を呈しています。
下馬評で3強と目されているビートオール(Beat All)、サフロンウォールドン(Saffron Waldon)、ドゥバイミレニアム(Dubai Millennium)が人気を集めています。
しかし、当日の馬場状態はかなりな重馬場が予想されるため思わぬ伏兵が浮上してくる恐れは大である。という事かどうか解りませんが・・・
英仏のダービーのどちらにもエントリーしている馬達が多くいます。
今週の日曜日(6月6日)に行われる仏ダービー(Prix du Jokey-Club)に出走予定の馬達・・・
英ダービーで本命の愛2000ギニ―馬サフロンウォールドンは英ダービーをスキップして仏ダービーに向かう予定です。
そして、15頭立てで行われる仏ダービーのうち10頭が英国あるいは愛国からの遠征馬となる模様です。
一方、待ちうける地元フランスの5頭の侍達・・・ダービートライアルを勝った4頭プラス1頭・・・
スリックリー(Slickly)、モンジュー(Montjeu)、ファルコンフライト(Farcon Flight)、グラシオーソ(Gracioso)らがてぐすね引いて待ってます。
●Prospector Passed Away....
6月1日(火曜日)伝説的種牡馬のミスタープロスペクター(Mr Prospector)がケンタッキーにおいて死去いたしました。
享年30歳でした。
ミスタープロスペクターの戦績は14戦7勝という平凡なものでしたが、彼の名を高めたのは25年間に及ぶ種牡馬としての実績であり、アメリカにおいて種牡馬の頂点に君臨し、世界中で産駒が大活躍しました。
1998年終了時において、英国或いは愛国で190レースの勝ち馬を輩出し、300万ポンド以上の賞金を稼ぎ出しました。
彼の欧州における有名な産駒は・・・Distant View, Kingmanbo, Miesques Son ,TaRib・・・など。
アメリカには膨大な産駒がおり、Conquistador Cielo(ベルモントS)、Tank's Prospect(プリークネスS)、Seeking The Gold、Gulch等子孫は次々へと繋がっています。
彼の産駒は非常に人気があり、昨年のキーンランド・ジュライセールにおいて日本人によって400万ドルで競り落とされました。
彼は今年45頭の牝馬と交配しており、これら彼の最期の産駒のデビューは2002年である。*1998年におけるミスタープロスペクター産駒の平均競り値は67万5千ドルであり、同年2歳馬の平均競り値は160万ドル以上を付けました。
3歳馬のそれは55万ドル(牡馬)72万5千ドル(牝馬)である。
また、種牡馬入り当初7500ドルであった種付料は晩年には15万〜17万5千ドルを付けるに至りました。