- ロイヤルアスコットは大賑わい!! -
アスコット競馬場
1711年アン女王により設立される。
アン女王がウィンザー城の公園のほとりで乗馬をされている時、イーストコート村の近くに自然のままの開拓地―現在アスコットと呼ばれています―を見つけました。
そこで、女王はバックハウンドの名人であったサマーセット公に命じ、馬が全力で走れるコースを創らせました。
それが・・・ロイヤルレースコースの誕生を意味しました。
最初のコースは公爵によってデザインされ、606ポンド17シリング1ペンスの費用を要したと記録には残っています。
最初のレースが行われたのは1711年8月11日(土曜日)。
続いて8月13日には2回目が行われ、女王杯100ポンドを賭けて競われました。
1714年、アン女王崩御に伴いレースは中止。その後たったの1度だけレースが行われ1744年にコースは閉鎖されました。
ところが、1768年カンバーランド公がアスコットを復活させ、その最初の4日間以来絶える事無く現在に至っています。
今日、年間24日間の開催があり、中でも6月に行われるロイヤルアスコット開催は国際的な様式と形式の行事であり、その4日間は世界中で最も素晴らしい一時であります。
23万人以上の人々が集まり、中でも毎日レース前に行われるパレードはハイライトとなっています。アスコット開催(1999年度後期)
6月・・・15,16,17,18,19
7月・・・10,23,24,25
8月・・・7,8
9月・・・25,26
10月・・・9,30
11月・・・19,20
12月・・・18
<アスコット競馬場>
●Guineas Winners Still In Palace
アイランドサンズ(Island Sands)、センダワール(Sendawar)、サファロンワルドン(Saffron Waldon)・・・本年の英仏愛の2000ギニ―の勝ち馬・・・がロイヤルアスコット開催で行われるG1セント・ジェームス・パレスS・芝8F(St James's Palace Stakes)に出走する事を表明した。
なお、英愛2000ギニ―2着馬のエンリケ(Enrique)も出走予定!セント・ジェームス・パレスS・・・このレースは欧州4歳マイル王決定戦として非常に価値が高いレースです。
●Fillies Seek Coronation Crown
ヴィンス(Wince)、ヴァレンタインワルツ(Valentine Walts)、ヒューラエンジェル(Hula Angel)・・・本年の英仏愛の1000ギニ―勝ち馬・・・
がロイヤルアスコット開催のG1コロネーションS・芝8F(Coronation Stakes)に出走を表明!
1999年6月16日水曜日を首を長くして待つべし!(^^ゞコロネーションS・・・このレースは欧州4歳マイル女王決定戦として非常に価値が高いレースです。
●Godolphin's 13 Queen Anne Entries
ロイヤルアスコット開催、6月15日に行われる・・・G2クイーン・アンS・芝8F(Queen Anne Stakes)にチームゴドルフィンは13頭の馬を登録した。(全体で32頭か登録)
主なメンバーとして・・・
昨年の1000ギニ―馬ケープヴェルディー(Cape Verdi)、本年の2000ギニ―馬アイランドサンズ(Island Sands)、ディクタット(Diktat)、ケープクロス(Cape Cross)、前走であのインチカーブ(Intikhab)を斬って捨てたフライトゥーザスターズ(Fly To The Stars)、一昨年の3歳チャンピオンザール(Xaar)
・・・らが登録しています。
それにしても凄い!やはり金持ちには敵わないって事か?^_^;クイーン・アンS・・・G2だがアスコット開催のため結構強い馬が出てくる、京王杯SCの様なものか!?
●High-Rise Heads Prince List
昨年の英ダービー馬ハイライズ(High-Rise)はロイヤルアスコット開催のG2プリンスオブウェールズS(Prince Of Wales's Stakes)に向かいます。(登録は全体で52頭)
このレースには・・・昨年のジャパンCを強い勝ち方をしたエルコンドルパサー(El Condor Pasa)とH.セシル師(Henry Cecil)の所の日本産馬シーヴァ(Shiva)も出走を予定しています。エルコンドルパサーは仏G1イスパーン賞に負けちゃったお陰で・・・ここを回避し仏G1サンクルー大賞典に向かう事を正式に発表した。
ロイヤルアスコット開催には強力なメンバーが揃っている事から逃げたとしか思えません。
G1なら何でも良いという事では無く、戦った相手で評価されるのです。非常に残念な事です。
一応サンクルー大賞典はG1キングジョージSのトライアルとしての性格を持ち合わせていますがレベルは二枚程落ちます。
男なら、G1エクリプスS(英・芝10F)からキングジョージに行くべきであった。日本産馬シーヴァ(牝5歳)は日本産馬として初めて海外のG1を勝ちました。
5月23日にアイルランドのカラー競馬場で行われたG1タタサルス・ゴールドC(芝・10.5F)においてノーザンファーム生産のシーヴァが昨年の勝ち馬ダイラミに2馬身半差をつけて快勝した。(父ヘクタープロテクター母ランジェリー)
なお、次走はサンクルー大賞典になる模様!
乞う、ご期待!!●Symboli Indy Heads Europe!
本年のNHKマイルCの覇者シンボリインディー(牡・4歳藤澤厩舎)は英G1サセックスS(芝8F)に出走表明をしました。
馬主の和田さんは海外G1制覇に大いに興味を持っており、調教師の藤澤さんは昨年タイキシャトルでG1を勝っている。
しかし、安田記念を飛び越していきなりサセックスSとは・・・私も驚きました。^_^;
頑張って下さい。サセックスS・・・ヨーロッパ春のマイル王決定戦、安田記念の豪華版だとお考え下さい(^^ゞ