ヨハネスブルグ・・・大きな試練!?
●ヨハネスブルグに暗雲が立ちこめる!(笑)
1月16日に発表されたインターナショナルクラシフィケーションで2yo馬トップに評価されたヨハネスブルグに対し、英スポーティングライフ紙は過去のデータを持ち出して警告している。いわゆるジンクスですね。
データによれば、1981年以来トップに評価された2yo馬のうち6頭しか3yo時にG1レースに優勝していないらしい。
1991年のアラジの大失敗は言うに及ばず、彼は130ポイントという最高の評価を得たがG1レースに勝てなかった。
1997年のザールは127ポイントの評価を受けたが、翌年はクレイバンSに優勝できただけだった。
1998年のハイエステート(125ポイント)、1984年カラダンサー(124ポイント)、1982年のダイイシス(127ポイント)に至っては3yo時にどのレースにも勝つことができなかった。
しかも・・・・ここ6年のトップ3yo馬達は3yo時にG1レースに優勝していない。
しかし、過去には凄い馬たちがいた。。
1992年のザフォニック(125ポイント)や1984年のエルグランセニュール(128ポイント)は翌年の2000ギニーに優勝したし、1990年のヘクタープロテクター(126ポイント)は仏2000ギニーに優勝した。
1994年のケルティックスウィング(130ポイント)は仏ダービーを制した。
1986年のレファランスポイント(127ポイント)は1975年のグランディー以来の2yoトップ馬によるダービー制覇を達成したし、キングジョージSとセントレジャーにも優勝した。
1987年にウォーニングと共に125ポイントで2yo馬チャンピオンになったラヴィネラは英・仏1000ギニーを制した。
昔の評価は正しかったが、最近は過剰評価しすぎている!ということでしょうか?
2yo馬でチャンピオンになるのは早熟な馬が多いので、3yo時には終わってしまっている事もあるだろうし、過度な期待から調整不足なのに大レースに臨むこともあったろうと思う。
馬中心でいってもらいたいものである。
インターナショナルクラシフィケーションによるトップ2yo馬の翌年の成績(1981年から) 年度 馬名 2yo時のレーティング 3yo時のG1レース戦績 1981 Green Forest 128 G1ムーランドロンシャン賞優勝 1982 Diesis 127 0勝 1983 El Gran Senor 128 英2000ギニー、愛ダービー優勝 1984 Kala Dancer 124 0勝 1985 Bakharoff 123 0勝 1986 Reference Point 127 英ダービー、キングジョージ、セントレジャー優勝 1987 Ravinella 125 英1000ギニー、仏1000ギニー優勝 1988 High Estate 125 0勝 1989 Machiavellian 125 0勝 1990 Hector Protecto 126 仏2000ギニー、ジャックルマロア賞優勝 1991 Arazi 130 0勝 1992 Zafonic 125 英2000ギニー優勝 1993 Grand Lodge 120 セントジェームズパレスS優勝 1994 Celtic Swing 130 仏ダービー優勝 1995 Alhaarth 126 0勝 1996 Revoque 123 0勝 1997 Xaar 127 0勝 1998 Mujahid 123 0勝 1999 Fasliyev 125 0勝 2000 Minardi 123 0勝 2001 Johannesburg 126 ?????????????
2002/1/17