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ファンタスティックライトが雪辱!(右側) |
Ireland The Food Island Irish Champion Stakes (Group 1) | ||||||||
2001/9/8 愛レパーズタウン競馬場 芝10F 3yo以上 馬場:良 7頭立て | ||||||||
着順 | 着差 | 馬名 | 枠番 | 調教師 | 馬齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 |
1 |
2分1秒80 | Fantastic Light (USA) |
(2) |
Saeed Bin Suroor |
5 |
9-4 |
L Dettori |
9/4 |
2 |
hd |
Galileo |
(4) |
A P O´Brien |
3 |
8-11 |
M J Kinane |
4/11F |
3 |
6 |
Bach |
(7) |
A P O´Brien |
4 |
9-4 |
J A Heffernan |
20/1 |
4 |
4 |
Give The Slip (GB) |
(3) |
Saeed Bin Suroor |
4 |
9-4 |
R Hills |
50/1 |
5 |
6 |
Ice Dancer |
(1) |
A P O´Brien |
3 |
8-11 |
P J Scallan |
200/1 |
6 |
4 |
Siringas |
(5) |
J S Bolger |
3 |
8-8 |
K J Manning |
66/1 |
7 |
Chimes At Midnight (USA) |
(6) |
Luke Comer |
4 |
9-4 |
J P Murtagh |
150/1 |
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●A.オブライエン師はガリレオの次のターゲットは10月27日にアメリカのベルモント競馬場で行われるBCクラシックであるとコメントしました。 9月11日にニューヨークを襲ったテロ活動の影響で、BCが行われるかどうかは不明です。 が、もし行われれば3度目の対決・・・ファンタスティックライトとの・・・が見れそうです。 『ガリレオは土曜日のレースで(愛チャンピオンS)全力を出しきった。(一夜明けた)今朝の具合は良いが、次の出走を考える前に2〜3週間は様子を見る必要がある。』 と言う慎重なA.オブライエン師。 『我々には確実な事は言えない。まだ、決める必要もないし、調教師とも十分に話し合う必要がある。解決すべき事は沢山あるし、2〜3日うちには話し合うつもりだ。』 とはM.テーバー氏のコメントである。 負けるはずの無かったG1愛チャンピオンSに(単勝は1.4倍)まさかの敗戦。当初は出走をするはずだったG1クイーンエリザベス2世Sを回避。 来シーズンも走らせるのであれば、今後休養し来年に備えるという手もあるのだろうが、そうもできないみたいだ。 どうしても、ガリレオを高く売りたい!と思っている陣営は、BC参戦という技に出るようである。 しかし、確実に勝てるという根拠がない限りは出走しないであろう。 その為にも是非出走したかったG1クイーンエリザベス2世Sを回避した事は痛い。 アメリカのダートのスピード競馬に対応できるかどうかは全くの未知数である。 昨年のジャイアンツコーズウェイとは違う。 M.テーバー氏はガリレオとファンタスティックライトの対戦が見られる事は観客にとって最高だろうなどとコメントしているが、アメリカ連中にとっては眼中にはないはずだ。欧州の連中だけが騒いでいるだけに過ぎないと思う。 私の多少うがった意見を言わせてもらえれば、ガリレオはBCには出走しないでこのまま引退というのが濃厚だと思う。 今回の敗戦は、3yoクラシック競走からの疲れによるものであるという言い訳ができる。 10Fのレースを勝ちきれる能力に対する疑惑も叫ばれないだろう。 しかし、同じ距離のレースに2度負ける事があれば・・・評価はガタ落ちする。 ポイントギブンがいないとは言え、キャプテンスティーヴやティズナウやマッチョウーノ等が待ちかまえているBCクラシックは限りなく勝算は薄い。 何らかの理由を付けて、引退するであろうと言うのが私の見解である。今なら(キズの少ない時)高く売れる。 昔から、クールモアーのよく使う手ではあるが残念である。 一方、G1愛チャンピオンSに優勝したファンタスティックライトは大成功であった。 この勝利でレーティングは127から130にアップしました。 得意の距離で、捨て身の攻撃!! マッチレースと化した叩き合いを制し意地を見せた。 昨年度のエミレーツ・ワールド・チャンピオンでありながら、目立たぬファンタスティックライト。 ガリレオを倒す事のみが自らの存在をアピールする。 失うものがない者は強い!! 勝利騎手のL.デットーリはファンタスティックライトをグレートな馬だ!と言い、レースは作戦が上手く言った!とコメント。 『ファンタスティックライトは勇気がありタフな馬である事を証明できたと思うよ。』と誉めながらも、ドゥバイミレニアムの域には到達するにはまだまだ足りないこともコメント。 『どんな馬だって、ドゥバイミレニアムの様にはなれないさ!だつて彼はスーパースターだもの。』 と、子供じみた事もいう。(笑) しかし、スウェインやダイラミやラムタラには肩を並べただろうともコメントしている。 『素晴らしいレースだった。競馬界にとっても良いレースだった。次のターゲットはBCクラシックになるでしょう。 ガリレオも出走してくれば、2頭の再対決は見物となるでしょう。』 と、モハメド殿下はご機嫌だった。 |
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【優勝馬情報】 ファンタスティックライト 【牡・5yo・鹿毛】 1996年2月13日生まれ 父:ラーイ 母:ジュッド(ニジンスキー) 通算成績:24戦11勝 主な勝ち鞍:G1愛チャンピオンS、G1プリンスオブウェールズS、G1香港C、G1マンノーウォーS オーナー:Godolphin 生産者:Gainsborough Farm Inc 調教師:Saeed Bin Suroor |
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