愛馬をねぎらうP.ロビンソン騎手
UAE Grosser Preis von Baden (Group 1) 2001/9/2 バーデン・バーデン競馬場
3yo以上 芝2400m 馬場:稍重 12頭立て
着順 着差 馬名 枠番 調教師 馬齢 斤量 騎手 人気

1

2分31秒27

Morshdi (GB)

(12)

M A Jarvis

3

 8-9

P Robinson

9/2

2

1 1/4

Boreal

(9)

P Schiergen

3

 8-9

J Reid

26/10

3

1 1/2

Sabiango

(10)

A Wohler

3

 8-9

A Suborics

2/1F

4

 3/4

Paolini

(14)

A Wohler

4

 9-6

A Boschert

8/1

5

2

Passimo

(2)

G Kussatz

4

 9-6

L Hammer-Hansen

24/1

6

1/2

Aeskulap

(15)

H Blume

4

 9-6

A Starke

171/10

7

2

Krombacher

(5)

P Rau

3

 8-9

T Mundry

102/10

8

2

Near Honor

(4)

Tim Gibson

3

 8-9

J Bojko

302/10

9

3/4

Bonvivant

(3)

H Horwart

4

 9-6

J Palik

31/1

10

1 3/4

Foreman

(6)

C Von Der Recke

3

 8-9

Filip Minarik

60/1

11

1/2

Onaldo

(13)

C Von Der Recke

3

 8-9

J Quinn

55/1

12

nk

Earlene (IRE)

(8)

H-A Pantall

4

 9-2

T Thulliez

131/10

 
●それは、そんなにも衝撃的ではなかった!?
英国馬モルシュディーがG1バーデン大賞に優勝した。
9月1日・・・おそらく英国史上に永らく刻まれるであろうこの日・・・の出来事に比べれば大したことではないのかもしれない。
2002年のWC欧州予選で崖っぷちに立たされていた英国チームは敵国ドイツに乗り込み、天才オーウェンのハットトリックを含む5点を上げ、5-1で歴史的な勝利をあげた。恐らく英国中が大騒ぎしたであろうこの出来事の後ではモルシュディーのバーデン大賞の優勝は影が薄かったであろう(笑)
サッカーの敵は競馬で(と思ったかどうかは定かではないが)と意気込んで出走したドイツ馬達はあっさりとここでも敗れてしまった。可哀想なドイツ・・・。
勝ち馬モルシェディーは今季5戦2勝。G1伊ダービーの勝ち馬であり、G1愛ダービーではガリレオの2着。
前走のG1キングジョージSでは8着であった。父はスリップアンカー、母はリームアルバラーリ(サドラーズウェルズ)。
同馬はこのレースの勝利でランキングトップに並びました。
管理するM.ジャーヴィス師のコメント:
モルシェディーは非常にタフな馬だが(このレースで今季5戦目)、我々はこれ以上、厳しいシーズンを彼に送らせるつもりはありません。仮に凱旋門賞に出走するにしても、オーナーと相談する必要がありそうです。
この馬はキャロルハウスを少し想い出させてくれました。
キャロルハウスはバーデン大賞に優勝し、翌年凱旋門賞に優勝してくれました。
唯一の心配事は、金曜日の雨による馬場の悪化でした。馬の動き自体はここの所非常に良くなっていましたし、フォームもG1愛ダービーの頃(良かった頃)のものに戻っていました。
良い走りをしてくれるだろうと思っていました。
レース当日の馬場発表は『重』でしたが、レース直前には『稍重』に回復していましたね。
G1キングジョージSでは、ガリレオやファンタスティックライトには勝てないだろうと思っていましたが、3着は4着はあるだろうとも思っていました。しかし、残念ながら8着という結果で、非常に落胆しました。
枠番が外枠だった事や騎手が良いポジションを取れなかった事など原因はあったのですが・・・。
しかし、今や彼はベストな状態に戻りました!
一方、1番人気のサビアンゴを出走させたアンドレアス・フーラー師はサビアンゴはまだまだ子供だが、このレースで多くを学んだであろうとコメントし、今季は休養させるらしい。
また、同厩舎のパオリーニを馬場さえよければと言う条件でG1カナディアン国際に出走させるかもしれない事。
またまた同厩舎のシルヴァノについても語り、ベルモント競馬場に既に移動していて、水曜日に師とオーナーがアメリカ入りし、土曜日のマンノーウォーSに出走させ、その後、G1コックスプレート、香港Cに参戦させる事を発表しました。
尚、同師はエミレーツ・ワールド・シリーズ調教師部門でトップにランキングされています。
 
1着馬:
オーナー: Darley Stud Management Snc
生産者: Sheikh Ahmed Bin Rashid Al Maktoum
調教師: M A Jarvis
2着馬: オーナー: Gestut Ammerland
3着馬: オーナー: Stiftung Gestut Fahrhof