- 愛ダービー考察 -
●アイルランド・ダービーは英ダービーの勝ち馬で、単勝1.4倍のガリレオが危なげなく優勝しました。
有力メンバーとは前走の英ダービーで勝負付けは終わっており、タダもらいなレースだった事は確かだが・・・
稍重の馬場ながら勝ちタイムは2分27秒10でこれは昨年度のシンダールの勝ちタイムよりも6.8秒も速いタイムだ。
2着に頑張ったのはイタリアダービーの勝ち馬モルシェディー。
ゴーランはやはり12Fは長すぎる様で8馬身余り離れた3着でレースを終えている。
ガリレオはこれでダービーを2連勝した事になる。昨年のシンダールは英・愛ダービーを連勝した後、G1キングジョージには出ず秋の凱旋門賞に向かったが、ガリレオの場合はちょっと違う様である。
先ず、G1キングジョージで古馬チャンピオンのファンタスティックライトと対戦し、その結果次第では秋はBCクラシックに挑戦するらしい。
英国のブックメーカーが付けたG1キングジョージでのオッズは8/11(1.8倍)である。
3yo馬は斤量的に有利な事もあるが、古馬連中にさしたる強敵がいない事が影響しているのだと思う。
陣営は12F以上のレースには出さないと主張しており、これが最後の12Fのレースになるだろう。
なぜ?素朴な疑問だが・・・欧州の12Fのレースに優勝しても種牡馬としての価値が上がらないからか?
マイル〜10Fのレースで大活躍する事=スピードがある=種牡馬としての価値が上がる==>>アメリカに高く売れる?
ま、オーナー連中は金になる事なら何でもやってしまうM.テーバー氏やJ.マグナイア氏なので下手なレースには使わない様に思える。
サドラーズウェルズの最良後継産駒となれるかどうかは種牡馬になってからの問題なのだが、アメリカは今や種牡馬バブル再来となっていて、売り頃なのは確かである。
Budweiser Irish Derby (Group 1) (3yo) カラー競馬場 芝:12F 馬場:稍重 12頭立て | ||||||
着順 | 着差 | 馬名 | 枠番 | 調教師 | 騎手 | オッズ |
1 |
2分27秒10 | Galileo |
(8) |
A P O´Brien |
M J Kinane |
4/11F |
2 |
4 |
Morshdi (GB) |
(10) |
M A Jarvis |
P Robinson |
20/1 |
3 |
4 |
Golan |
(1) |
Sir Michael Stoute |
K Fallon |
4/1 |
4 |
1/2 |
Pugin |
(12) |
John M Oxx |
N G McCullagh |
100/1 |
5 |
2 |
Exaltation |
(9) |
John M Oxx |
L Dettori |
8/1 |
6 |
hd |
Mr Combustible |
(11) |
B W Hills |
R Hills |
20/1 |
7 |
Vinnie Roe |
(2) |
D K Weld |
P J Smullen |
66/1 |
|
8 |
Ice Dancer |
(6) |
A P O´Brien |
P J Scallan |
66/1 |
|
9 |
Pebble Island (USA) |
(3) |
A P O´Brien |
J A Heffernan |
25/1 |
|
10 |
Dr Brendler (USA) |
(7) |
J C Hayden |
F M Berry |
150/1 |
|
11 |
Cashel Bay (USA) |
(4) |
Luke Comer |
W J Smith |
500/1 |
|
12 |
March King |
(5) |
T Stack |
P Shanahan |
100/1 |
|
1着馬: オーナー: Mrs John Magnier 生産者: D Tsui And Orpendale 調教師: A P O'Brien 2着馬:オーナー: Sheikh Ahmed Al Maktoum 3着馬:オーナー: Lord Weinstock |
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