種付け料も怪物級！・・・ドゥバイミレニアム

●8月3日の調教中に右後ろ脚を骨折し、引退したドゥバイミレニアム（牡・5歳）の来年度の交配料が破格の10万ポンドに決定しました。
この価格は英国に繋養されている種牡馬ではダントツの価格。
因みに、本年度の最高価格はレインボークエストとマキャベリアンの5万ポンド。
欧州全体でもアイルランドのクールモアースタッドに繋養されているサドラーズウェルズに次ぐ2番目の高価格となる模様です。
サドラーズウェルズの交配料は99年度付けで17万5千ギニー。
本馬は芝とダートで大活躍し、通算成績は10戦9勝。
昨年は英ダービーで1番人気となるも9着に惨敗後、マイル路線に転向し実力を発揮！
欧州マイル王の地位についた。
2000年はG1ドゥバイWCの勝利を皮切りに中距離世界１を目指していたが調教中の骨折で引退となりました。
初年度供用種牡馬としては破格の価格設定は父のシーキングザゴールドが素晴らしい種牡馬成績を上げていることと、母系が素晴らしいことが要因であろう。
父は来年度の交配料が25万ドルに設定されたらしい・・・。

尚、所有するモハメド殿下は、初年度の交配を100頭前後に制限し、マクトゥームファミリーの繁殖30頭を除く70頭分に関しては、外部からの申し込みに応えるらしい。

それにしても、異常としか言いようがないですね！
種牡馬ビジネスは宝くじを買うよりも確率は悪いのですから・・・・。
ま、シンジケートを組まずに運営できるモハメド殿下なら失敗しても痛くも痒くもないのでしょうが・・・・。