JAPANESE SET SIGHTS ON KING GEORGE



ロイヤルアスコット開催に日本馬がやって来ます。
7月のキングジョージ6世&QEステークスを照準にしてやってくる4歳馬・・・我が国のダービー馬シンダールや仏ダービー馬の
ホーリングコートと同クラス・・・のエアシャカールがそうである。
エアシャカール・・・彼の国の本年度2000ギニー(皐月賞のこと)馬であり、日本ダービーはあと少しの所で逃したが・・・は
火曜日(6月13日)に英国に到着しました。
これから、キングジョージSを勝つべく準備に入る模様である。
尚、彼は凱旋門賞にも登録しています。(日本では凱旋門賞は回避すると表明しているが)
このサンデーサイレンスの息子は僚馬のアグネスワールド・・・昨年のアベイユドロンシャン賞勝ち馬・・・とトラベルコンパニオン(笑)のドージマムテキと同じ飛行機で来英しました。
尚、アグネスとドージマはキングズスタンドSに出走します。
3頭を管理するのは森調教師。3頭はジェフ・ラッグス厩舎に入厩させられることになる。
ここ最近、フランスにおいて日本馬の活躍は目覚ましい物がある。
タイキシャトル、シーキングザパール、エルコンドルパサー・・・彼は凱旋門賞でモンジューの2着だ!
1985年のシリウスシンボリ、1969年に5着に入ったスピードシンボリ以来の日本調教馬によるキングジョージS挑戦!
エアシャカールを生産し、共同馬主でもある吉田照哉氏はホワイトマズルのオーナーでもあった。
もちろん、彼がサンデーサイレンスを所有している。
吉田氏のヨーロッパにおける拠点であるパトリック・バルブ師は次のように言う。
『サンデーサイレンスの血は日本中を席巻し、今やゴールは世界制覇に設定されている。エアシャカールは日本ダービーでは負けてしまったが、状態は良さそうだった。もし、直線レースであったなら、勝っていたでしょう。彼は非常にハイクラスな競走馬です。東京競馬場の馬場はハイスピードコースではないが、日本ダービーの勝ちタイムは2分30秒を切る。
しかし、エプソムダービーの勝ちタイムは2分36秒である。この辺りを考慮すると、エアシャカールはシンダールやホールディングコートと同等の能力を持っていると考えられるだろう。
もし、キングジョージで3頭が激突する事になれば非常に嬉しい限りである。』

吉田氏はまた、アグネスワールドの馬主でもある。
ジュライCとモーリスドギース賞にも出走予定である。
日本のスター騎手・・・武豊はアグネスワールドとエアシャカールの主戦騎手であり、弟の幸四郎騎手がドージマムテキに騎乗します。

今シーズン、ヨーロッパ遠征を考えている他の日本馬はシンボリインディーで、サセックスSに登録しています。