Dubai Sheema Classic (Group 1) (4yo+) | |||||||
2002年3月23日 アドナルシーヴァ競馬場 芝2400m 馬場:良 15頭立て | |||||||
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良血開花! ネイエフとR.ヒルズ騎手 | |||||||
着順 | 着差 | 馬名 | 枠番 | 調教師 | 馬齢 | 騎手 | 人気 |
1 |
2分29秒64 |
Nayef (USA) |
(4) |
M P Tregoning |
4 |
R Hills |
9/4F |
2 |
2 |
Helene Vitality (NZ) |
(2) |
D Hayes |
6 |
G Mosse |
50/1 |
3 |
nse |
Boreal (GER) |
(1) |
P Schiergen |
4 |
K Fallon |
12/1 |
4 |
hd |
Marienbard (IRE) |
(14) |
Saeed Bin Suroor |
5 |
J P Spencer |
16/1 |
5 |
7 1/2 |
Ekraar (USA) |
(8) |
Saeed Bin Suroor |
5 |
W Supple |
14/1 |
6 |
nk |
Mont Rocher (FR) |
(12) |
J E Hammond |
7 |
T Gillet |
25/1 |
7 |
1 1/4 |
Hot Secret (JPN) |
(9) |
Y Goto |
6 |
Y Shibata |
12/1 |
8 |
shd |
Demophilos (GB) |
(3) |
Mrs A J Perrett |
4 |
T Quinn |
14/1 |
9 |
2 |
Narrative (IRE) |
(10) |
Saeed Bin Suroor |
4 |
J Carroll |
14/1 |
10 |
1/2 |
Tapildo (NZ) |
(5) |
L Laxon |
5 |
E Wilkinson |
80/1 |
11 |
1 3/4 |
Exaltation (IRE) |
(13) |
Saeed Bin Suroor |
4 |
J D Bailey |
33/1 |
12 |
3/4 |
King´s Boy (GER) |
(6) |
J Barton |
5 |
J Verenzuela |
50/1 |
13 |
2 3/4 |
Sagacity (FR) |
(7) |
A Fabre |
4 |
O Peslier |
6/1 |
14 |
16 |
Lightning Arrow (USA) |
(15) |
J D Sadler |
6 |
T E Durcan |
33/1 |
15 |
1/2 |
Tobougg (IRE) |
(11) |
Saeed Bin Suroor |
4 |
L Dettori |
5/2 |
※優勝したネイエフ(単勝3.25倍で1番人気)は5ヶ月ぶりのレースだったが、非常に強い勝ち方をしました。 当初、ダートのWCに出走する予定だったので、時間を掛けてダートレースのトレーニングをしていたらしいのだが急遽芝のシーマクラシックに転向されました。 ネイエフは非常に良血で、兄にナシュワンやアンフワインがいます。 彼ら兄たちは欧州の芝路線を暴れ回った馬達なので当然弟のネイエフもその素質があり昨年の10月にG1英チャンピオンSに優勝しています。 レースは好位に付けたネイエフは、残り400mでゴーサイン。そのまま楽に押し切って優勝。 2着には香港馬ヘレンヴィタリティーが入線。(香港では大騒ぎらしい) 3着はドイツ馬ボレアル。 昨年の香港で好成績だったエクラールは5着。トゥブーグ(単勝3.5倍で2番人気)は最下位の15着だった。 昨年のG1凱旋門賞で3着に入線し、ここでも3番人気に押されていたサガシティーは全くお話にならない13着。 鞍上のO.ペリエ騎手はお手上げ状態だった。 週始めに降った大量の雨の影響で馬場が重くなっていたのかもしれない。 優勝したネイエフは別格だとしても、他の有力馬がことごとく不成績なのはおかしい。 『ネイエフはベリーグッドだった。彼は馬房から出てれば機嫌は良いし、トレーニングも順調だったんで良い予感はありました。 その通りになって非常に嬉しいよ。このレースで1マイル半保ってくれたので、キングジョージやコロネーションCにも出走させてみたいですね。 最終目標はどうなるか分からないけどBCに挑戦するかもしれませんね。』 と勝利調教師のトレゴニング師は嬉しそうだ。 勝利ジョッキーのR.ヒルズ騎手のコメント 『ネイエフって馬は普通に乗ったとしても速いけどそれでも(車で言えば)サードギアを使っているだけなんだ。 しかもその上に2つもギアがあるんだからね!まだまだ子供で成長期にあるので、昨年から16Kgも成長してました。 潜在能力を発揮できたという意味でこの勝利は大きいです。私達は以前から期待してましたから。 レースではゴール前1Fでは周りをキョロキョロ見ましたりして遊んでいたけど、競り合ってくる馬がいたとしても突き離していたでしょう。 とにかく気性がとても良い馬なので、レースでは真面目に走ってくれます。』 日本から挑戦したホットシークレットはスタートダッシュがつかず、中段のまま見せ場無く7着に敗れた。 |
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<ネイエフ> 牡・4yo 1998年5月1日生まれ 鹿毛 父:ガルチ 母:ハイトオブファッション(バスティノ) 通算成績: 10戦7勝 3着2回 主な勝ち鞍: G1ドゥバイシーマクラシック、G1英チャンピオンS、G1英2000ギニーはゴーランの8着。 半兄には英2冠馬のナシュワン、名種牡馬で先頃死亡したアンフワインがいるという超良血。 母方のトラディショナル血統と父ガルチという今風の血統が結びつくと2400mのG1でも勝ってしまうらしい。 オーナー: Hamdan Al Maktoum 生産者: Shadwell Farm Inc 調教師: M P Tregoning |
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