Dubai Golden Shaheen (Group 1)  (3yo+)
2002年3月23日 ナドアルシーヴァ競馬場 ダート直線1200m 馬場:速 13頭立て
叩き合いを制し、頭差だけ先着したコラーワン
 
着順 着差 馬名 枠番 調教師 馬齢 騎手 人気

1

1分9秒91

Caller One (USA)

(7)

J Chapman

5

G Stevens

5/2

2

hd

Echo Eddie (USA)

(5)

D Vienna

5

P Valenzuela

14/1

3

3 1/2

Xtra Heat (USA)

(9)

J Salzman Sr

4

H Vega

11/8F

4

1 3/4

Men´s Exclusive (USA)

(2)

W Ward

9

M Pedroza

8/1

5

2 1/2

Broad Appeal (USA)

(6)

K Matsuda

8

O Peslier

16/1

6

1 3/4

Bonapaw (USA)

(13)

H Alonzo

6

G Melancon

14/1

7

1 3/4

Captain Rio (GB)

(11)

R M Whitaker

3

T Jarnet

20/1

8

hd

Crystal Magician (GB)

(8)

P Rudkin

6

M Hills

50/1

9

1/2

Conroy (USA)

(4)

A Selvaratnam

4

G Hind

12/1

10

5 3/4

Mutamayyaz (USA)

(1)

P Rudkin

6

R Hills

40/1

11

8 1/2

Dananeyev (FR)

(10)

C Laffon-Parias

6

G Mosse

33/1

12

3/4

Misty Eyed (IRE)

(12)

Mrs P N Dutfield

4

K Darley

33/1

13

1/2

Cacique Bar (BRZ)

(3)

R Colombo

4

Z Rosa

16/1

 
※コラーワンは昨年に引き続いて同レース2度目の制覇。これはドゥバイWC開催始まって以来の快挙である。
アメリカ調教馬が上位を独占。
1番人気だったエクストラヒートは良い走りを見せたが、3着止まりだった。
2着入ったのはエコーエディー。コラーワンとの叩き合いに頭差だけ遅れをとった。
『エコーエディーが内側からやってきて、私の馬を追い抜こうとした時、外に膨らんだ勢いでほんの少しだけど私の馬にぶつかったんだ。
結果的にそれが良かったのかもしれないですね。そのお陰でコラーワンは闘争心を燃やすことができ頭を低く下げて本気で走りましたからね。』

とは勝利ジョッキーのG.スティーヴンスのコメント。

昨年、このレースを勝った後に怪我をしてしまった同馬だが、来年も帰ってきて3連覇を狙うだろう。
勝利調教師のチャップマン師のコメント
『100%の状態じゃなかったけど、それなりの結果を出すところが良い馬は違うね
十分な調教はできなかったし、ただ予定表通りに事を進めてきただけだった。
彼は特別な能力を持っている馬で、我々の失敗をも償ってくれるのです。
可能な限り、ドゥバイ開催には参加し続けるつもりです。』


日本から参加したブロードアピールは、最後良く追い込んだが5着。
アメリカ馬以外では最先着。
直線の1200mのダート戦は初経験ということを考えれば良く走ったと思う。本物のダートコースだとやはりアメリカ馬には敵わない。
欧州馬は元々、ダートに対応出きるようなスピードはないので惨敗。
このレースを見ていた英アスコット競馬場の重役が、上位のアメリカ馬達を今年6月のロイヤルアスコット開催にへとラブコールを送った。
今年のロイヤルアスコット開催はエリザベス女王即位50周年ということで、昨年までコークアンドオラリーSと呼ばれていたスプリント戦がゴールデンジュベリーSと改名されG1レースとして行われます。
盛り上げるためにも強い馬に来て貰いたいのでしょうね。
 
<コラーワン> セン・5yo 鹿毛
父:フォーントリック
母:バルティックシー(ダンチヒ)
通算成績:19戦10勝
主な勝ち鞍:G1ドゥバイゴールデンシャヒーン、同G3。G1BCスプリント3着(2001)、4着(2000)。
オーナー: C Chapman & T McArthur
生産者: Orpendale & John R Gaines
調教師: J Chapman