Dubai Duty Free (Group 1)
2002年3月23日 アドナルシーヴァ競馬場 芝1777m 4yo以上 馬場:良 16頭立て
本命のノヴェールを押さえてゴールするテルアテル
 
着順 着差 馬名 枠番 調教師 馬齢 騎手 人気

1

1分48秒75

Terre A Terre (FR)

(3)

E Libaud

5

C Soumillon

9/1

2

3/4

Noverre (USA)

(9)

Saeed Bin Suroor

4

L Dettori

7/2

3

1

Hoeberg (NZ)

(15)

L Laxon

4

J Geroudis

50/1

4

1 1/4

Golden Silca (GB)

(1)

M R Channon

6

T Quinn

33/1

5

nk

Val Royal (FR)

(14)

J Canani

6

J Valdivia Jr

5/2F

6

1/2

Tamburlaine (IRE)

(8)

R Hannon

4

O Peslier

20/1

7

1 1/2

Jim And Tonic (FR)

(11)

F Doumen

8

T Thulliez

13/2

8

1

Divine Task (USA)

(4)

Saeed Bin Suroor

4

J P Spencer

12/1

9

1 1/4

Summoner (GB)

(5)

Saeed Bin Suroor

5

R Hills

14/1

10

nk

Del Mar Show (USA)

(16)

W Mott

5

J D Bailey

14/1

11

1 3/4

Prolix (GB)

(10)

L Albertrani

7

G Stevens

40/1

12

1/2

Slip Stream (USA)

(13)

K McLaughlin

6

W Supple

40/1

13

hd

Superiority (USA)

(2)

S Seemar

6

T E Durcan

33/1

14

2 1/4

Swiss Law (GB)

(6)

P Brette

8

W Ryan

33/1

15

16

No Excuse Needed (GB)

(12)

Sir Michael Stoute

4

K Fallon

8/1

16

6 1/2

Zollner (GER)

(7)

P Schiergen

4

A Suborics

33/1

 
※フランスの5yo牝馬テルアテル(単勝10倍)が2着のノヴェール(2番人気)を3/4馬身下して優勝しました。
同馬は昨年のG1オペラ賞(ロンシャン:芝2000m)に優勝し、12月のG1香港Cでは僅差の3着に好走していました。
管理するのはE.リバウド師、元A.ド・ロワイユデュプレ師のアシスタント、本年39歳。
彼はテルアテルの目標をロイヤルアスコット開催のG1プリンスオブウェールズS(芝10F)に定めたようである。
但し、馬場があまりにも堅い場合は回避する模様だ。
その前に4月に行われるG1クイーンエリザベス2世C(香港)に出走することは確定しているらしい。
実は週の始めに少し不安な出来事があった。
テルアテルが暴れて鞍上を振り落としてしまったからである。
リバウド師の妻ヴィッキーは
『ジョッキーからの報告ではストレスでしょうということでした。馬は興奮していましたがすぐに治まりましたし、私は優勝には自信がありました。』
とコメント。
チーム・ゴドルフィンのレース監督S.クリスフォード氏はノーヴェール鞍上のL.デットーリ騎手のコメントを伝えてくれた。
『もう少し上手く乗っていれば勝てた!』ということらしいです。
3着にはシンガポールからの遠征馬ホーベルグ(Hoeberg)、南アフリカからの移籍馬、が入り、4着には昨年同様ゴールデンシリカが入着した。
『ゴールデンシリカの状態は良くなってきたのでそのうちに勝てるだろう。』とは管理するM.シャノン師。
1番人気のヴァルロワイヤルは5着。ジムアンドトニックは7着。
人気の一角ノーイクスキューズニーデッドは15着と全く奮わなかった。
鞍上のK.ファロン騎手は『何となく良くなかった。原因はすぐに分かると思います。』
 
<テルアテル> 牝・5yo 鹿毛※
父:カルドゥネヴァ
母:トージュールジュスト(オールウェイズフェアー)
通算成績: 18戦7勝
主な勝ち鞍: G1ドゥバイデューティーフリー、G1オペラ賞、G1香港C3着。
オーナー: Mme H Devin & Mme B Ashbrooke
生産者: Mme H Devin
調教師: E Libaud

※鹿毛?・・・昨年のG1オペラ賞の時にも触れたが、この馬は尻尾の部分が半分白くなっていてどう見ても芦毛。
しかし、馬体は青毛に近い黒で鹿毛と言えなくもない。
丁度、白くなる前の若駒時の芦毛馬の様な感じです。普通は5yoにもなれば白くなってくるはずですが黒いままです。
こんな毛色の馬って日本にもいましたっけ?