●8月9日土曜日に英アスコット競馬場で第3回シャガーCが行われました。
第1回大会は地元の英・愛連合チームが大差のポイント差を付けての楽勝でした。
第2回大会は最終レースで世界選抜チームが大逆転のスリリングな展開となりました。
昨年はまたもや英愛チームの優勝でしたが今年はどうなったのでしょうか〜。
●各チームの紹介
《英・愛連合チーム》
チーム監督:D.プラット 元イングランド代表選手。現、イングランドU21監督。

P.エデリー(チーム・キャプテン) 1952年3月18日生まれ。1971年、最優秀新人騎手賞受賞。
1974年、弱冠22歳で英リーディングを獲得。
1981〜1986年はR.サングスター帝国の専属騎手、1987〜1994年はK.アブデュラ殿下の専属騎手として有力馬に乗り続けた。
英国生涯勝利数はサー・ゴードンリチャーズの記録に次ぐ2位。
今季終了後引退することを表明しており、最後にキャプテンとして迎えられた模様。

K.ファロン 1965年2月22日生まれ。2000年は大怪我をして復帰が心配されたが、過去6年で5度の英リーディングに輝いている名ジョッキー。
今季も2度目の英ダービー制覇をクリスキンで、3度目の1000ギニーをロシアンリズムで成し遂げている。
昨年度は英愛チームのキャプテンを務めたが、今年はP.エデリーキャプテンの胴上げに力を尽くす。

M.キネーン 1959年6月22日生まれ。現在A.オブライエン厩舎所属。J.マグナイアー親分の資金をバックに名馬に乗りまくり大レースを勝ちまくっている。

J.ムルタ 1970年5月14日生まれ。見習い時代はJ.オックス厩舎に所属していた。1989年、愛最優秀新人騎手賞を獲得。
その後、体重の維持が難しくなり、厩舎専属騎手の立場を追われることになった。しかし、1993年困難を克服し大復帰!
この年、愛リーディングの2位につけた。1995年には遂に愛リーディングを獲得したが、この年はリッジウッドパールに乗ってG1BCマイルをも制している。
騎手が一皮剥ける時ってのは名馬の存在が不可欠なんですな〜。
岡部騎手とシンボリルドルフとかエビショーとエルコンドルパサーとかね。
中でも2000年は素晴らしい年になった。6カ国で12のG1レースに優勝。
今季もG1愛ダービーとG1キングジョージをアラムシャールで、G1ゴールデンジュヴェリーSをショワジールで制しており、今や英愛で一番乗れている騎手である。

K.ダーレイ 1960年8月5日スタフォードシェアー生まれ。ダーレイと言えば2000年の初のリーディング獲得に尽きる。
彼は152勝を上げたのだが、1982年のL.ピゴット以来の英国人騎手によるリーディング獲得となった。
初勝利は自身の17歳の誕生日!翌年、最優秀新人賞を獲得。しかし、大レースを勝ったのは1995年の仏ダービー(セルティックスィング)まで待たねばならなかった。
2000年のG1クイーンエリザベス2世Sではあのジャイアンツコーズウェーをオブザヴェイトリーに乗って敗っている。
昨年度はフリーの騎手として再びG1クイーンエリザベス2世Sにホエアーアンドホエンで勝ち、ボーエンエリックでG1セントレジャーにも優勝している。

D.ホランド 1972年6月14日マンチェスター生まれ。初勝利は1990年5月7日。
1991年新人としては戦後の記録85勝をあげて最優秀新人騎手を獲得。1993年最初の英ダービー挑戦は3着だったが、乗った馬は単勝151倍のブルーストラベラー。昨年度はデュポンに乗って独・伊の2000ギニーに優勝している。
今季はファルブラヴでG1エクリプスSに、ザフィーンでG1セントジェームズパレスSに優勝している。

《世界選抜チーム》
チーム監督P.キャッシュ。元テニスプレイヤー。1987年、ウィンブルドン男子シングル優勝。現BBCのコメンテーター。

L.デットーリ(チーム・キャプテン) 1970年12月15日生まれ。1985年7月、ニューマーケットのL.カマニ厩舎に本国から移籍。
最初の勝利は1987年6月9日グッドウッド競馬場。
数々の大レースに勝利し、その派手なレース振りで人気騎手となった。
中でも1日7レース全てに優勝した『Magnificent Seven(すんごい、7勝!)』は、彼を競馬界の殻から大きく飛躍させ、スポーツ界全てにおいても認知させることとなる。
アスコット競馬場では無類の強さを発揮し、G1キングジョージには今まで3勝をあげている。
またロイヤルアスコット開催では4度のリーディングをも獲得している。

S.ダイ【ニュージーランド/香港】 1982年12月28日に初勝利を上げて以来、既にオーストラリアでは伝説の域に達している感がある。
14年間に渡って100勝以上を記録しているし、世界でも最も策略に長けた騎手と見なされています。
1991年、オーストラリアリーディング獲得。世界1の2yoG1レースのゴールデンスリッパーズに4年連続優勝するなど他の追随を許さない存在だ。
1995年には名馬オクタゴナルに乗ってG1コックスプレートに優勝。昨年度は香港を主戦場にし75勝をあげて香港リーディング2位。
派手で歯に衣を着せぬ言動が特徴!シャガーCは初参戦。

A.シュボリクス【ドイツ】 1971年8月11日オーストリア生まれ。初勝利は1988年4月ウィーンにてあげる。
1993年ドイツに移籍。1996年、G1ラフォレ賞にアマジックマンで優勝し国際舞台デビュー。
1999年にはタイガーヒルで大レースを勝ちまくった。
2001年はシュボリクス騎手にとって最も大きな年になった。彼は、相棒のシルヴァノとパオリーニで世界中のレースに勝ちまくったからである。
今季は伊オークスに優勝している。

武豊【日本】 1969年3月15日京都生まれ。父は『ターフの魔術師(Magician of the Turf)』と呼ばれた武邦彦騎手。
初優勝は1987年3月7日阪神競馬場でのダイナビショップで。この年69勝をあげ最優秀新人騎手受賞。これは未だに破られない記録。
1998年にスペシャルウィークで最初の日本ダービー制覇。翌年には同馬で初のJC優勝。1999年には年間178勝の新記録。
現在までに日本のG1レースに45勝をあげているが、海外のパターンレースに初優勝したのは1991年のサラトガ競馬場でのG3セネカH(エルセニョール鞍上)。
日本人騎手による最初の米国パターンレース制覇を記録した。
同様に欧州での最初の日本人騎手によるパターンレース制覇も武騎手であり、1994年のG1ムーランドロンシャン賞。(スキーパラダイス鞍上)
英国では2000年のG1ジュライCにアグネスワールドで参戦し優勝している。G1アベイユドロンシャン賞は1999年と2001年に優勝。
この2001年にはステイゴールドでドゥバイ・シーマ・クラシックと香港ヴァーズに優勝。
シャガーCには初参戦である。

D.ホワイト【南ア/香港】 1972年生まれ。南ア・ヨハネスブルグ出身。見習い期間中に244勝を上げたが、これはM.ロバーツの持つ205勝を破る新記録。香港に移籍してからはI.アラン厩舎のインディジェナスの主戦騎手となる。
アスコットでは1997年のプリンスオブウェールズSにロンドンニュースで騎乗しており、この時はボスラシャムの3着だった。

F.ヨハンソン【スウェーデン】 1972年生まれ。スウェーデンの天才騎手。7歳からポニーレースに乗り始める。プロサッカー選手になることを夢見ていたが、1988年にM.ジャコブソン厩舎に所属し本格的に騎手生活を開始する。
1989年、17勝をあげ最優秀新人騎手となる。1990年にはスウェーデン最高の2yo馬レースのスウェディッシュクリテリウム(日本で言うとこの朝日杯)とスウェディッシュ1000ギニーに優勝。1994年、79勝をあげスウェーデンのリーディングに立つ。
1995年、オールスカンジナビア(スウェーデンとノルウェー)のチャンピオンジョッキーとなる。
過去7年のうち4回スウェーデンダービーに優勝。1999年、ヴァレーチャペルという馬で、ワンシーズンにスウェーデン・ノルウェー・デンマークのダービーに優勝。これは1963年以来の出来事だった。
現在まで1072勝を上げている。英国には初遠征となる。
●同選手権は6レースのポイントで争われるが、1〜5着までに入らないとポイントを獲得できない。
1着:15点。2着:10点。3着:7点。4着:5点。5着:3点。
6レースで121ポイント以上を獲得すれば優勝となります。
参加騎手の名前だけ見るとどう考えても英愛チームの楽勝に思えてしまう。
今年、復帰したL.デットーリとA.シュボリクス騎手に頑張ってもらうしかなさそうだと思っていたのだが、武騎手も案外頑張ったようです。
では、結果を見ていきましょう。
レースプログラムは以下のようになっております。
第4回シャガーC 2003/8/9 アスコット競馬場

The Moss Bros Shergar Cup Mile
(Class B)

Old mile

The Porthault Shergar Cup Distaff
(Class B)

Seven furlongs

The NSPCC Shergar Cup Juvenile
(Class B)

Six furlongs

The Sodexho Shergar Cup Stayers
(Class B)

Two miles

The Carvill Shergar Cup Challenge
(Class B)

One mile about four furlongs

The Dubai Duty Free Shergar Cup Sprint
(Class B)

Six furlongs

#1レース目:なんと、いきなり世界選抜チームが1-2-3フィニッシュを決めてしまいました。
英愛チームは4,5位をなんとか死守した模様。若さ爆発!って所でしょうね〜。
世界選抜:32ポイント
英愛チーム:8ポイント
Moss Bros Shergar Cup Mile (Class B)
着順 馬名 枠番 調教師 馬齢 斤量 騎手 人気

1

Pentecost

(2)

A M Balding

4

 8-13

D J Whyte

7/1

2

Green Line

(7)

Sir Michael Stoute

4

 8-11

A Suborics

8/1

3

Surprise Encounter

(6)

E A L Dunlop

7

 9-7

S Dye

15/2

4

Island Light

(8)

A C Stewart

5

 9-4

M J Kinane

7/2F

5

Calcutta

(1)

B W Hills

7

 9-5

K Fallon

8/1

6

Wannabe Around

(4)

D Nicholls

5

 8-12

J P Murtagh

12/1

7

Muchea

(9)

M R Channon

9

 8-12

K Darley

9/1

8

Summer View (USA)

(10)

R Charlton

6

 8-13

Y Take

16/1

9

Goblet Of Fire (USA)

(5)

B J Meehan

4

 9-7

L Dettori

9/2

10

King´s Ironbridge (IRE)

(3)

S Kirk

5

 9-2

Pat Eddery

25/1

#2レース目:おお!英国初遠征のヨハンソン騎手が優勝しちゃった。さすが、天才騎手と呼ばれるだけのことはある。
そして、武騎手が穴馬を見事2着に持ってきた。世界選抜が2レース連続の1-2-3フィニッシュ。しかも5着もゲット!
このレースだけで35ポイントを加算して独走状態に入った。
英愛チーム主将のP.エデリーが2レース連続の最下位。(^^ゞ
世界選抜:67ポイント
英愛チーム:13ポイント
Porthault Shergar Cup Distaff (Class B) (3yo以上牝馬)
着順 馬名 枠番 調教師 馬齢 斤量 騎手 人気

1

Lochridge

(4)

A M Balding

4

 8-9

F Johansson

11/2

2

Gaelic Princess

(5)

A G Newcombe

3

 8-5

Y Take

25/1

3

Forever Times

(3)

T D Easterby

5

 8-9

S Dye

8/1

4

Vita Spericolata (IRE)

(1)

J S Wainwright

6

 8-9

M J Kinane

9/2

5

Presto Vento

(2)

R Hannon

3

 9-0

D J Whyte

25/1

6

Goldeva

(10)

R Hollinshead

4

 8-13

L Dettori

25/1

7

Highland Shot

(8)

A M Balding

5

 8-9

K Darley

9/1

8

Simianna

(7)

A Berry

4

 8-12

J P Murtagh

9/1

9

Torosay Spring

(9)

J R Fanshawe

5

 9-9

D Holland

13/8F

10

Roses Of Spring

(6)

R M H Cowell

5

 8-9

Pat Eddery

50/1

#3レース目:K.ファロンが一矢を報いた。しかし、このレースも2-3-5着を世界選抜がゲットしており差は縮まらない。
スウェーデンの天才F.ヨハンソン騎手って、初コースでしかも2yoの若駒をしっかりと3着に導いている。ただ者ではないぞ!
武騎手は単勝101倍の超穴馬に騎乗し、人気通りブービー(笑)。
世界選抜:87ポイント
英愛チーム:33ポイント
NSPCC Shergar Cup Juvenile (Class B) (2yo馬)
着順 馬名 枠番 調教師 馬齢 斤量 騎手 人気

1

Kinnaird (IRE)

(9)

P C Haslam

2

 8-12

K Fallon

7/2

2

Chinsola (IRE)

(4)

R Hannon

2

 9-6

A Suborics

2/1F

3

Think Tank

(2)

M Johnston

2

 8-12

F Johansson

3/1

4

Vienna´s Boy (IRE)

(10)

R Hannon

2

 8-12

D Holland

9/1

5

Kingdom Come (IRE)

(8)

S Kirk

2

 8-12

S Dye

12/1

6

Queenstown (IRE)

(5)

B J Meehan

2

 8-13

D J Whyte

16/1

7

Menfee (IRE)

(7)

E A L Dunlop

2

 9-3

M J Kinane

14/1

8

Vamose (IRE)

(3)

Miss Gay Kelleway

2

 8-12

J P Murtagh

50/1

9

Gallas (IRE)

(6)

J S Wainwright

2

 8-12

Y Take

100/1

10

Euro Route (IRE)

(1)

Edgar Byrne

2

 8-12

K Darley

33/1

#4レース目:ステイヤーのレースだと地元勢が有利なのかな。英愛チームが怒りの1-2-3フィニッシュ!
それにしてもK.ダーレー騎手は未だにノーポイント。世界選抜は8ポイントを死守。
世界選抜:95ポイント
英愛チーム:65ポイント
この結果、次のレースで25ポイント以上獲得すれば世界選抜チームの優勝が決まる!
Sodexho Shergar Cup Stayers (Class B) (4yo以上)
着順 馬名 枠番 調教師 馬齢 斤量 騎手 人気

1

Shabernak (IRE)

(10)

M L W Bell

4

 9-0

K Fallon

7/1

2

Random Quest

(7)

P F I Cole

5

 9-0

D Holland

10/1

3

Mana D´Argent (IRE)

(5)

M Johnston

6

 9-0

Pat Eddery

7/4F

4

Unleash (USA)

(2)

P J Hobbs

4

 9-7

L Dettori

4/1

5

Archduke Ferdinand (FR)

(1)

P F I Cole

5

 8-13

D J Whyte

33/1

6

Bid For Fame (USA)

(6)

N J Henderson

6

 8-11

F Johansson

20/1

7

Moon Emperor

(3)

J R Jenkins

6

 9-3

M J Kinane

8/1

8

Knavesmire Omen

(9)

M Johnston

4

 9-7

A Suborics

9/1

9

Taffrail

(4)

J L Dunlop

5

 9-6

K Darley

33/1

10

Rahwaan (IRE)

(8)

C W Fairhurst

4

 8-11

S Dye

25/1

#5レース目:世界選抜チームのダイ騎手が初優勝。乗っているヨハンソン騎手も3着をゲット。
英愛チームは2-4-5とがんばりを見せたが、息の根を止められる寸前。
最終レースで1-2-3-4-5独占すれば逆転優勝なのだが、ありえねーよ。
世界選抜:117ポイント
英愛チーム:83ポイント
Carvill Shergar Cup Challenge (Class B) (4yo以上)
着順 馬名 枠番 調教師 馬齢 斤量 騎手 人気

1

Capitano Corelli (IRE)

(5)

P F I Cole

4

 8-11

S Dye

20/1

2

Sergeant Cecil

(9)

B R Millman

4

 8-10

K Fallon

8/1

3

Muhareb (USA)

(4)

C E Brittain

4

 9-7

F Johansson

10/1

4

Reveillez

(6)

J R Fanshawe

4

 8-10

Pat Eddery

7/2F

5

Flownaway

(8)

W Jarvis

4

 9-6

D Holland

12/1

6

Courageous Duke (USA)

(7)

J Noseda

4

 9-6

J P Murtagh

6/1

7

Mamcazma

(10)

D Morris

5

 9-7

L Dettori

5/1

8

Golden Lariat (USA)

(1)

Sir Michael Stoute

4

 8-10

Y Take

5/1

9

Kylkenny

(2)

H Morrison

8

 8-7

A Suborics

9/1

10

Vicious Prince (IRE)

(3)

R M Whitaker

4

 8-12

M J Kinane

33/1

#最終レース:最終レースは9頭の出走となったので、ハンデを与えたわけではないだろうが、世界選抜チームが4頭体制。
ここで、英愛チームが1-2-3-4フィニッシュすれば120ポイントとなって引き分けに持ち込める。
が、競馬はそんなに甘くない!
またもや、世界選抜パワーが爆発した。ホワイト騎手が優勝。武騎手はクビ差で優勝を逃した。
6レース全てで1番人気の馬は優勝できなかった。勝負が掛かると駆け引きなどもあり、馬の力通りには決まらないものなのだな。
いや、待てよ。良い騎手というものは馬の力を出し切らせるとよく言われる。そうだとすれば、これが馬の実力なのか!?
うーん、競馬とは深いものなのだな・・・。
と言うわけで、今年のシャガーC優勝は世界選抜チームとなりました。

世界選抜:146ポイント(本来は142ポイントだが、最終レースに4頭で臨んだために+4ポイントされた)
英愛チーム:98ポイント
Dubai Duty Free Shergar Cup Sprint (Class B) (3yo馬)
着順 馬名 枠番 調教師 馬齢 斤量 騎手 人気

1

Move It

(7)

R Charlton

3

 8-12

D J Whyte

9/2

2

Royal Beacon

(3)

M Johnston

3

 8-12

Y Take

20/1

3

Coconut Penang (IRE)

(9)

B R Millman

3

 8-12

Pat Eddery

10/1

4

Somnus

(1)

T D Easterby

3

 8-12

K Darley

8/11F

5

The Kiddykid (IRE)

(8)

P D Evans

3

 8-12

J P Murtagh

6/1

6

Semenovskii

(4)

P W D´Arcy

3

 8-12

K Fallon

12/1

7

Telepathic (IRE)

(2)

A Berry

3

 8-12

L Dettori

66/1

8

Wimple (USA)

(5)

C E Brittain

3

 8-7 t

A Suborics

50/1

9

Percy Douglas

(6)

Miss A Stokell

3

 8-12

D Holland

100/1

2003/8/10 UP