M.ロバーツ、してやったりの大勝利!

King's Stand Stakes (Group 2) (3yo以上) 芝:5F 馬場:良 22頭立て
着順 着差

馬名

枠番 調教師 馬齢 斤量 騎手 オッズ

1

1分0秒49

Cassandra Go (IRE)

(5)

G Wragg

5

 8-13

M Roberts

8/1

2

1 1/4

Misty Eyed (IRE)

(3)

Mrs P N Dutfield

3

 8-7

K Darley

50/1

3

1

Funny Valentine (IRE)

(12)

T G Mills

3

 8-10

T Quinn

100/1

4

hd

Vision Of Night

(7)

J L Dunlop

5

 9-2

Pat Eddery

16/1

5

hd

Bertolini (USA)

(8)

Saeed Bin Suroor

5

 9-2

L Dettori

14/1

6

nk

Tamarisk (IRE)

(16)

R Charlton

6

 9-2

J Reid

14/1

7

hd

Nuclear Debate (USA)

(1)

J E Hammond

6

 9-5

G Mosse

11/4F

8

1/2

Ellens Lad (IRE)

(19)

W J Musson

7

 9-2

O Peslier

33/1

9

shd

Danehurst

(9)

Sir Mark Prescott

3

 8-7

G Duffield

10/1

10

1/2

Ishiguru (USA)

(17)

A P O´Brien

3

 8-10

J P Spencer

20/1

11

hd

Dietrich (USA)

(2)

A P O´Brien

3

 8-7

M J Kinane

10/1

12

nk

Imperial Beauty (USA)

(14)

J E Hammond

5

 8-13

Y Take

20/1

13

1

Astonished

(10)

Mrs J R Ramsden

5

 9-2

K Fallon

10/1

14

1

Superstar Leo (IRE)

(13)

W J Haggas

3

 8-7

M Hills

20/1

15

1

Compton Banker (IRE)

(21)

G A Butler

4

 9-2

J Fortune

66/1

16

hd

Kier Park (IRE)

(20)

M A Jarvis

4

 9-2

P Robinson

12/1

17

nk

Rushcutter Bay

(11)

P L Gilligan

8

 9-2

J P Murtagh

25/1

18

nk

Rudi´s Pet (IRE)

(4)

D Nicholls

7

 9-2

Alex Greaves

25/1

19

1 3/4

Dananeyev (FR)

(15)

C Laffon-Parias

5

 9-2

D Boeuf

14/1

20

3

Awake

(6)

N P Littmoden

4

 9-2

R Hughes

150/1

21

1/2

Dancing Mystery

(18)

E A Wheeler

7

 9-2

S Carson

100/1

22

2

Travesty Of Law (IRE)

(22)

S Kirk

4

 9-2

M Tebbutt

100/1

 
昨年は日本から森厩舎の2頭が参加して大いに盛り上がったキングズスタンドSであるが、本年のレースには昨年アグネスワールドに勝ったヌクリアーデベートが再び出走。
彼は昨年度の欧州スプリント路線ではトップの評価をされていたのだがどうだったのでしょうか?
・・・・結果を言いますと、彼は7着に敗れ去りました。しかも1番人気だった。
優勝したのはカサンドラゴーという名前の牝馬。5yoの彼女はインディアンリッジの娘。
管理するG.ラッグ師にとってロイヤルアスコット開催17勝目。
キングズスタンドSは初勝利になりました。
彼女を勝利に導いたのはかつての英国リーディング騎手で日本にも大変お馴染みの”マイケル・ロバーツ”
単勝9倍の彼女はミスティーアイドとマイファニーヴァレンタインを2着3着に破り捨てた。
マイケル自身は既に自分の時代でない事を認めながらもロイヤルアスコット開催で再び脚光を浴びた事を非常に喜んだ。
『明らかに私は少し時代遅れだと思う。が、私の思うようにやらせてくれたオーナーに非常に感謝しているし、馬は素晴らしい走りをしてくれました。
私達はいつも彼女に対して大きな希望を持ってきました。それは当歳からだったのだが今年になって彼女は素晴らしい馬になっていました。
最初にニューマーケットで彼女に乗った時、彼女が非常に力強い事に驚きました。精神的にも凄く成長していましたよ。』
とロバーツ騎手はコメントしました。
ロバーツ騎手は5月28日に行われたテンプルS(5F)でヌクリアーディベートを破った事で今回は非常に自信があったようです。
『サンダウンでは全ての人が武騎手(ヌクリアーディベートの鞍上)の騎乗が下手だと非難しました。
が、(彼が上手に乗ったとしても)我々が勝っていたでしょう。』
と付け加えました。

同馬は次走後に引退する事が決まっています。予定ではG1ジュライCだそうです。
尚、インペリアルビューティーで出走した武騎手は12着でした。
一方、G.モッセ騎手鞍上のヌクリアーディベートは7着。
前走で大非難を浴びた武騎手でしたが、誰が乗っても勝てなかったのは明らかになった。
<<追記>>
カサンドラゴーは実は妊娠していた。というかグリーンデザートの仔を受胎しているのにもかかわらずレースに出走しました。
そして、快勝!信じられない事です。母は強し!ってことですかね〜〜。
 
1着馬:
オーナー: Trevor C Stewart
生産: John McKay
調教師: G Wragg
2着馬:オーナー:Mrs Jan Fuller
3着馬:オーナー:John Humphreys (turf Accountants) Ltd