ロイヤルアスコット開催1日目(6月20日)

O'BRIEN'S GIANT LANDS FEATURE

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ジャイアンツコーズウェイが3度目の正直で勝った!!
英愛の両ギニーで惜しくも苦杯を嘗めたが、ロイヤルアスコット開催の初日に行われたセントジェームズパレスSで名誉を挽回しました。
息詰まるゴールシーン・・・エイダン・オブライエン厩舎のジャイアンツコーズウェイはヴァレンティーノの激しい追撃を退け、頭差で1着賞金156,600ポンドを得ました。
3着にはメディシーンが入着した。
マイケル・キネーン騎手は単勝4.5倍の人気になった愛馬に思い切った先攻策をとらせた。
そして、ヴァレンティーノの追撃を退けました。
実のところ、ジェラール・モッセ騎手は相棒(ヴァレンティーノ)を強引に行かせたのだが、ゴール前のジャイアンツコーズウェイの粘り腰に負けたのだった。
キングズベストの2着に終わった英2000ギニー、バチールの2着に終わった愛2000ギニー。
しかしながら最高の形で関係者に恩返しができたようです。

キネーン騎手はこのストームキャットの牡馬は2つのギニーレースは不運だったと感じているらしい。
『カラー(愛2000ギニー)の時はひどかった。戦術的にも失敗したし、今日はそのためにも頑張ったさ!
英2000ギニーの時は大変だったよ!ゲージの中で煮え切ってしまった上に息のつけないレース運びだったので
キングズベストが飛び出してきたときには対応できなかったんだ。』
『今日のきつい坂はコーズウェイにはむいていたようだね。呼びかけにも応えてくれたし、ヴァレンティーノが迫ってきたときも十分余裕があったよ』
『キングズベストは明らかに頭一つ抜けた存在だが、もう1回英2000ギニーを走ることができるなら勝つ自信はある』
『コーズウェイの次走については何も聞いてないが、今必要なのは休息だと思うよ。だから、次走は8月のヨークだろうと思う。我々もこの状態を維持していくことはできないし、馬にもリフレッシュしてもらって秋のキャンペーンに備えるさ!』

共同馬主のマイケル・テーバー氏もこの勝利でほっとしていることであろう。
『ゴール前数ヤードの時には頭がぼーっとしてしまった。コーズウェイは頑張ってくれるだろうとおもっていたんだが、妻が喜んでくるくる回るのを見るまでは100%の確信はなかったんだ。妻の言葉を聞いたら嬉しくなったけどね。
常にポジティブに考える方なのだけど・・・それにしてもキネーン騎手は素晴らしいレースをしてくれた。

オブライエン師はコーズウェイの以前の敗戦のことを考えるたびにフラストレーションがたまっていたということを認めた。
彼は非常にラブリーな馬で、やるべき事はちゃんとやるんだが、2つのギニーレースで負けたときには本当に納得がいかなかったよ。でも、今日は厩務員が非常に良い仕事をしてくれたお陰で、彼の本当の力が発揮できました。』

一方、敗れたヴァレンティーノのゴズデン師は冷静だ!!
『これが人生だ!よくあることさ!』

このレースはチーム・ゴドルフィンにとっては期待はずれに終わったようです。
バチールは6着。チャイナビジットは10着に惨敗しました。
しかし、チーム・マネージャーのサイモン・クリフォードの息は上がる!
『今日は非常にがっかりしたけど、明日はドゥバイミレニアムが出るからね〜〜!』

そして、実際そうなるのだから、実に怖い!(笑)