Breeders' Cup Odds & Ends
●第17回目のBCが終了いたしました。
今回も素晴らしいレースでした。記憶にも記録にも残るであろうBC!
と言うことで・・・雑記です。
@調教師&騎手編・・・
D.ルーカス調教師はBCディスタフにおいて、管理馬のスペインとサーフサイドがワンツーフィニッシュ!
これにより、BC通算16勝目を飾り、BC獲得賞金額も17,535,200jとなった。
これらは、2つとも記録である。
P.デイ騎手はレースに勝つことはできなかったが、賞金559,760jを加算し、通算20,412,760jで歴代1位。
C.マッキャロン騎手は自身4度目となるBCクラシックの勝利(ティズナウに騎乗)により、通算賞金を15,500,720jにしたことで歴代2位となった。
なお、BCクラシックを4度勝った事があるのは、J.ベイリー騎手、P.デイ騎手と彼の3人で最高記録である。
そのJ.ベイリー騎手は今回のレースを2勝している。(BCフィリー&メアーターフをパーフェクトスティング・BCジュヴェナイルをマッチョウーノで)
これは、BC通算11勝目となり、P.デイ騎手の記録に並びました!
獲得賞金も13,008,000jとなり、歴代3位になりました。
引退騒動で騒がしかった、G.スティーヴンス騎手はBCマイルで素晴らしい騎乗テクニックを駆使しウォーチャントを優勝させました。
この勝利で獲得賞金が12,915,800jとなって歴代4位になりました。
新たなジョッキーが勝ち名乗りを上げました。
1人はアレックス・ソリス騎手・・・彼はBC通算32レース目で初優勝しました。(コナゴールドでBCスプリント)
この32レース目というのは記録!!
もう1人は、ヴィクター・エスピノーザ騎手。
彼は自身2度目のBC騎乗で勝利の美酒を得ることができました。(BCディスタフをスペインで)
A馬 編・・・
今回のBCにおいて追加登録された馬は全部で14頭を数えましたが、唯一勝てたのは・・・BCクラシックに優勝したティズナウのみ!
17回のBCの歴史を見ても、追加登録馬で優勝したのは彼を含めて3頭目(ワイルドアゲンとスキップアウェイ)。
また、ティズナウは初のカリフォルニア産馬によるBCの優勝馬になりました。
これまで46頭が出走しましたが優勝できなかったのです。
思い起こせば1984年の第1回BCのジュヴェナイル・フィリーズで1着に入ったカリフォルニア産馬のフランズバレンタインが進路妨害の制裁を受け10着に降着させられた時がケチの付け初め!(笑)
しかし、彼女は2年後のBCディスタフにおいて再び出走し見事2着に入着して溜飲を下げた。
これまで2着に入ったカリフォルニア産馬は全部で6頭であった。
一方、馬産天国のケンタッキー産馬は今回の6勝をプラスして通算70勝となりました!
オマケだが・・・アイルランド産馬のBC優勝馬は今回のカラニシ(BCターフ)で9頭目だった。
さて、次回の・・・21世紀初の・・・BCはニューヨーク州・ベルモント競馬場で開催されます。
開催日は2001年10月27日土曜日の予定です。