今日は9月30日(あと1時間で10月1日だけど・・・(^^ゞ)、凱旋門賞の枠番が発表されましたので報告いたします。



枠番 馬名 馬齢 (満) 調教師 騎手
1
Russian Hope
6歳
H-A Pantall T Jarnet
2
Montjeu
5歳
J Hammond M J Kinane
3
Daring Miss
5歳
A Fabre C Soumillon
4
Raypour
4歳
J Oxx (IRE) N G McCullagh
5
Sinndar
4歳
J Oxx (IRE) J P Murtagh
6
Hightori
4歳
P Demercastel G Mosse
7
Samum 4歳 A Schutz A Starke
8
Hesiode 4歳 J C Rouget L Dettori
9
Volvoreta 4歳 C Lerner O Peslier
10
Egyptband 4歳 C Head O Deleuze

●各馬紹介●

Russian Hope
出走馬中最高齢(6歳)。通算成績16戦10勝。先月、ドゥーヴィル競馬でダーリングミスに頭差の勝利。
勇敢な走りっぷりであった。先行型。2400mの距離は心配ないであろう。
Montjeu
通算成績13戦11勝。5歳。父はサドラーズウェルズ。
昨年度欧州4歳馬チャンピオン。仏・愛ダービーを連覇し、凱旋門賞ではエルコンドルパサーを抜き去った凄いやつ!
本年度はG1サンクルー大賞を快勝し、G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスSは楽勝!
凱旋門賞、ステップレースのフォア賞を勝ってここに臨む。
蹄の軽い故障が囁かれたがたいしたことはないようである。
1978年のアレジド以来の凱旋門賞連覇に挑む!!
Daring Miss
仏ナンバーワン調教師のアンドレ・ファーブル師が送り出す秘密兵器(笑)。
9回出走して連を外したのは2回だけ。モンジューとは6月にサンクルー大賞で走っている。
父はサドラーズウェルズ。
Raypour
アガ・カーン殿下が用意したペースメーカー。
もちろん、シンダールを守るためです。
Sinndar
”モンジュー2世”と呼ばれている馬。本年は英・愛ダービーを快勝・楽勝し、4歳馬では群を抜いています。
トライアルレースのニエル賞を大楽勝して、ここの臨む。
オーナーのアガ・カーン殿下は確勝を期すために、追加登録料38,000ポンド以上を支払って、ペースメーカーのレイプールを出走させることに成功!
どうなることやら!?
Hightori
10ヶ月休養明けでの出走。
3歳時にはG3勝ちを含む3勝をあげ、素質の片鱗を見せたが・・・。
彼にとっては高すぎる復帰戦の様である。
Samum
ドイツの大いなる希望の星。
ドイツ国内では無敗の6連勝。ドイツダービーでは18頭のライバルを蹴散らし5馬身差で圧勝しました。
しかし、最近でもっとも価値のある勝利は9月初めに行われたG1バーデン大賞での勝利である。
フルーツオブラヴや昨年の英ダービー2着馬のダリアプールや本年度の仏ダービー馬ホールディングコートらを葬り去ったこのレースは圧巻であった!
モンジューやシンダールに対抗できるのはこの馬しかいないかも!?
Hesiode
フランスのステイゴールド(笑)。
中堅レースで好走するも、G1では着外。(ステイゴールドの方が強いですね!^^;;)
鞍上、F.デットーリの魔力でなんとか・・・。
Volvoreta
本年度ヴェルメーユ賞の勝ち馬。英オークス馬のラブディヴァインに勝った。
本レースからの凱旋門賞勝利は1979年のスリートロイカス以来出ていないが・・・。
鞍上は現役凱旋門賞最多勝を誇るO.ペリエ騎手。
何かが起こっても不思議はない!?
Egyptband
本年度、ディアーヌ賞(仏オークス)勝ち馬。
前走のヴェルメーユ賞ではヴァルヴォレッタの3着に敗れた。
仏オークス馬からの凱旋門賞勝利は1974年のアレフランス以来出ていない。
当時は女傑ダーリアとの素晴らしいレースが見れた。