豚ちり

「ちり」とは酸味のタレ(柑橘類)で頂く鍋の事です。
タレがあるので煮汁にはあまり味をつけませんが、昆布(なければだしの素少々)、
塩、酒(いずれも入れ過ぎないように)で仕立てます。鯛、鱈、貝類、鷄などの「ちり」がありますが、
豚も良いですね。市販の餃子なども使えます。灰汁をすくいながら煮ますが、それほどは出ませんよ。
あらかじめ肉に酒をふっておく事もあります。

【材料】
薄切り豚肉、葱(青身も使う)、大根(薄切り)、人参、白菜、春菊、白滝、葛きり、豆腐、きのこ類
椎茸はイシヅキも使いましょう。、うどん etc 冷蔵庫に残っている品も上手く利用すると良いでしょう。
ほうれん草を使うと、「常夜鍋」になります。ポン酢にはレモンや柚子の果汁を使っても結構。
レモンは櫛形に切っても良いのですが、手動の絞り器を使うと無駄がないですね。鍋の煮汁と醤油を足せば程も良しです。
薬味には、あさつき、もみじ下ろし、白ゴマ、柚子、柚子胡椒、七味など楽しめます。

【応用】
「豚しゃぶ」
しゃぶしゃぶの場合は高温の湯に肉をくぐらせてすぐ頂く鍋です。
肉がメインになりますので、胡麻ダレなど何種類かのタレがあると楽しいですね。
胡麻ダレには市販の練り胡麻など利用すると良いでしょう。薬味は「豚ちり」と同じです。

【豚しゃぶ、アジア風】
湯の中には葱の青身と生姜と塩、酒少々を入れておきます。
大根の薄切り(スライサーを使うと便利、手を切らないように!)を入れ豚肉と一緒に頂きます。
タレは、豆板醤、下ろしにんにく、醤油、酢、などをまぜて作ります。薬味は同じですが、
白髪葱など相性が良いようです。

[メモ]
一般に、食べる人が自ら具を煮る料理を「寄せ鍋」と呼んでいます。
単に「鍋」といった場合は厨房で土鍋などに盛り合わせておき、煮上がった所で食卓に出すか、
食卓では火をかけるだけの物を指す事が多いですね。