遠い音楽 | 1990・10・25 | east west japan(MOON RECORDS) |
創世記 | 1992・6・24 | 東芝EMI |
桜 | 1993・1・25 | east west japan(MOON RECORDS) |
decade | 1993・9・25 | east west japan(MOON RECORDS) |
Pieces Of The Moon | 1996・10・25 | east west japan |
アルバム名 | 遠い音楽 |
No. | 曲名 | 作詞/作曲 | 感想 |
1 | 満ち潮の夜 | 小峰公子/吉良知彦 | 1 |
2 | 夢を見る方法 | 小峰公子/吉良知彦 | 2 |
3 | 遠い音楽 | 原マスミ/吉良知彦 | この曲でハマリました。曲調、歌詞ともにZABADAKらしさが出ています。 |
4 | 二月の丘 | Harry Butterfield,小峰公子/上野洋子 | 4 |
5 | 愛は静かな場所へ降りてくる | 小峰公子/上野洋子 | 5 |
6 | 生まれた街へ | 小峰公子/吉良知彦 | 6 |
7 | Sarah | 小峰公子/吉良知彦 | 7 |
8 | Around The Secret | 覚和歌子/上野洋子 | 8 |
9 | とぎれとぎれの Silent Night | 小峰公子/吉良知彦 | 9 |
10 | harvest rain (豊穣の雨) | 小峰公子/吉良知彦 | 評価は高いようなのですが、僕にはまったりとしすぎて苦手です。 |
アルバム名 | 創世記 |
No. | 曲名 | 作詞/作曲 | 感想 |
1 | 月/LUNA | 上野洋子・小峰公子・Darie/上野洋子・小峰公子・Darie | とても印象的な曲です。野外劇でのオープニング。月夜の下、妖しい物語が創られていく…って感じでしょうか。 |
2 | 蝶/ZEPHILUS | 一色線・小峰公子/吉良知彦 | 2 |
3 | ガラスの森/GLASS FOREST | 麻生圭子/吉良知彦 | 迷いの森、もしくはロス・ローリエンに入り込んだら…。科学が支配する前の自然への畏怖を感じさせます。 |
4 | パスカルの群れ/THE VAPOUR | 松田克志/上野洋子 | 4 |
5 | 夜の彷徨/MERMAID | 松田克志/吉良知彦 | 5 |
6 | ハイド・イン・ザ・ブッシュ/HIDE IN THE BUSH | 上野洋子/吉良知彦 | 英語の歌詞です。何度も聞いているのですが歌詞を見たのは初めて。。まだ真面目に読んでいないんですが、内容は他愛も無い事ですよね? 曲としては高音域が続いて心細く不安な感じを醸し出してます。途中のHIDE IN THE BUSHのコーラスがなんか微笑ましい。 |
7 | シェラフィータ/SERAPHITA | 北沢杏里・一色線/上野洋子 | あどけない歌声が魅力的。波のある曲調に気持ちよく乗せられます。 |
8 | 朝/IN THE EARLY MORNING | 田代KOKO/吉良知彦・上野洋子 | 8 |
9 | ラ・フェット/LA FA^TE | 吉良知彦/吉良知彦 | ついつい口をついて歌ってしまいます。「老人と海」の世界です。 The old fisherman… |
10 | 美・チャンス-妖しい輪舞(ロンド)/LA RONDE | 麻生圭子/吉良知彦 | アルバムの構成として前半が上野さん、後半が吉良君、中盤は二人で歌うようになっています。中盤に当たるこの曲では吉良君の語り部分と上野さんのコーラス部分が妖しく調和しています。歌詞も二月の丘と同じに妖精の妖しさを匂わせていて、楽しいですね。 |
11 | チグリスとユーフラテスの岸辺/VISION OF THE TIGRIS | 松田克志・一色線/吉良知彦 | 11 |
12 | オハイオ殺人事件/THE MURDER CASE IN OHAIO | 吉良知彦/吉良知彦 | かなり好きです(^^; 英語なのでさらっと聞くとわかりませんが、言ってることはかなり凄いですよ。よく歌います。 |
13 | 水のルネス/WATER GARDEN | 小峰公子/吉良知彦 | 13 |
14 | ポーランド/POLAND | /吉良知彦 | 14 |
15 | イージー・ゴーイング/EASY GOING | 吉良知彦/吉良知彦 | 遠い音楽とはまた違った意味で好きな歌です。このアルバムの曲は無意識のうちに歌ってしまう曲が多いですね。その人にとって何がeasy goingなのかわかりませんからね。 It's a easy going |
アルバム名 | 桜 |
No. | 曲名 | 作詞/作曲 | 感想 |
1 | 五つの橋 | 工藤順子/上野洋子 | いわゆるヒーリング系の曲と、この曲のような民謡風の曲がZABADAKの2本柱といえます。この曲は楽しげな旅の歌。 |
2 | アジアの花 | 新居昭乃/上野洋子 | 新居さんらしい歌詞が上野さんの声とあっていて絶妙です。歌詞もいいのでよく聴いてみて下さい。 |
3 | マーブル スカイ | 小峰公子/吉良知彦 | 吉良さんの微妙なハモリが聞き所。転調した後が面白いね。既成のものが無くなった新時代? |
4 | Psi-trailing | 新居昭乃/吉良知彦 | 始まりのアコースティックギターにのせて、新居さんの歌詞と上野さんの歌声が流れてきます。僕はこういう逆説的な歌詞に弱いです。。毎度のことですがいろいろな楽器の音が聞けて、とても綺麗な仕上がりになってます。 |
5 | 休まない翼 | 小峰公子/吉良知彦 | 吉良さんが珍しくやる気のある歌詞を力をこめて歌っています。必聴。 |
6 | 椎葉の春節 | traditional | 日本古来の歌詞をシンセ(?)にのせることによって、新しい妖しさが醸し出されてます。こういう緩やかな曲だと上野さんの声の綺麗さがよく分かります。 |
7 | 桜 | /吉良知彦 | 歌詞はないんですけど、それぞれの音に物語性を感じます。始めのボレロに似た(といっても力強さではなく神秘性が加わる)ところから、途中の少し悲しげなメロディー、そしてラストの盛り上がり。全体的に昼の馬鹿華やかな桜ではなく、夜の神秘的な桜を描いています。 夜になり桜の持つ本性の妖しさが生まれ出て、それは人を夢幻の世界へと誘う。半月に照らされた桜は惑わすように咲き誇り、ラストでは壮絶に美しい桜吹雪をあたりに振りまいて、また朝を迎える…。 |
8 | 百年の満月 | 小峰公子/吉良知彦 | 弦を爪弾く音が印象的。熱烈なラブソングなのか?漱石の「夢十夜 第一夜“百年目の百合”」に少しだけ似てると思った。 |
9 | 歩きたくなる径 | 上野洋子/上野洋子 | 静かな愛の境地でしょうか。曲のゆっくりとしたテンポはそのまま歩きたくなる道を歩くときのテンポなんでしょうね。 |
10 | Tin Waltz | 小峰公子/吉良知彦 | 何処か西洋の片田舎に流れる歌のよう。一番星見つけたら誰かに教えたくなって帰り道を急ぐ、って気持ちわかるなぁ。農作業を終えて帰るときの風景が目に浮かびます。 |
アルバム名 | decade |
No. | 曲名 | 作詞/作曲 | 感想 |
1 | POLAND (New Version) | /吉良知彦 | リコーダーがリードする旋律に各種の楽器が音を合わせていき、ボレロ的な高まりを見せます。途中に入る木琴の軽やかで丸みのある音が個人的に気に入っています。リコーダーの澄んだ響きが迫力のある楽器の音に負けず、いつまでも凛とした感触を耳に残して行く曲です。 |
2 | FOLLOW YOUR DREAMS | 小峰公子/吉良知彦 | 2 |
3 | 夜毎、神話がたどりつくところ | 小峰公子/吉良知彦 | “よごしん”と略されるこの曲。ZABADAKっぽい曲です。歌いまわしが呪文のようにテンポよく軽やか。夜毎神話がたどりつく場所への秘密のワードのようです。 |
4 | harvest rain (豊穣の雨) | 小峰公子/吉良知彦 | カウベルの音が冒頭に流れます。この少しの違いが曲自体のイメージを盛り上げてくれている感じがします。前にこの曲があまり好きではないと書いたのは、声と曲が高音域にとどまったまま降りてこないので面白みに欠けるからでした。しかし、今回はカウベルによる牧歌的なのどかさのイメージが初めに刷り込まれるため、聞いていて曲の物語をすんなりと聞けるようになっており、しみじみといい曲だと思えるようになりました(ただZABADAKになれただけかもしれないけど)。 |
5 | GOODBYE EARTH | 吉良知彦/吉良知彦 | この歌の最後の歌詞「Maybe we mst say good-bye to mother earth」に本当に共感します。立花隆が「人類は現在地球のケア・テイカー」と言っていました。彼は人類の科学を認め、経済というものも考えて発言しているので、悪いとか間違っているとは思いません。それが事実ですから。それほどまでにヒトは科学によって大きな力を持ってしまいました。しかし、僕は人類が自然のケア・テイカーになってしまった時点で悲劇だと思っています。腹水盆に帰らずですが科学万能・経済性というのを信じて生きていていいのかと常々疑問に思います。自分は科学者を目指していますが、科学というものに疑問を持っているのは確かです。現実を全て否定しろと言うわけではなく毎日の片隅にでも、間違ったケア・テイカーを持ってしまった地球の他の生命・自然に対する哀れみと後悔と、それらに対して我々が出来る事を考えて行って欲しいと思います。 そういうことを考えさせる曲です。曲自体は透き通っていて美しいのですが、それが逆説的に歌詞とともに、間違ったケア・テイカーへの悲しみを感じさせてくれます。上野さんの声も絶品。。 |
6 | 小さい宇宙 | 原マスミ/吉良知彦 | ロマンチックな口説き文句を気障に聞こえないように歌っています。「この世の全てが君の中にある」「もうどこへも僕はいかない」…言えたらいいねぇ。序盤にある「まるでアジアの神話の夜の女神のようだよ」というところが、とても気に入っています。夜の女神に対する想像力を刺激する楽しげで神秘的な歌いぶりが吉良君らしい声で、ついつい口ずさんでしまいます。 |
7 | 水の踊り (オリジナルバージョン) | 上野洋子/吉良知彦・上野洋子 | 7 |
8 | わにのゆめ (Live Version) | 松田克志/吉良知彦 | ちょっと気だるい感じの曲にのせ、ワニというモチーフを使った痛烈に皮肉な歌詞が光ります。松田さんは初期のメンバーだったそうで、独特の歌詞・世界観は興味を引くものがあります。 |
9 | マーブルスカイ | 小峰公子/吉良知彦 | 9 |
10 | 愛は静かな場所へ降りてくる | 小峰公子/上野洋子 | 10 |
11 | 砂煙のまち | 松田克志/上野洋子 | 曲はおどけた挿入音が溢れていて、楽しい気分になります。でも、歌詞が…というよりも、その詩的な言葉遣いがとても刺激的です。 |
12 | 夢を見る方法 | 小峰公子/吉良知彦 | とても懐かしい匂いのするイメージ。考古学が好きな自分としては途中、ちょっと「…」なところもありますが、いい歌詞ですね。今の心境と言うより、高校の頃の自分の気持ちを代弁しているような気もします。 聞いていると、曲の中の主人公の映像が自然と頭に浮かびます。 |
13 | 五つの橋 | 工藤順子/上野洋子 | 13 |
14 | EASY GOING(New Version) | 吉良知彦/吉良知彦 | マーブル・スカイの出だしと同じメロディーから始まるEASY GOING。軽いノリのアレンジがされていて、歌いぶりも自由なもの。 It's so silly don't you realize |
15 | 遠い音楽 (Live Version) | 原マスミ/吉良知彦 | 他のアルバムに収録されているものよりも、かなりスローテンポにアレンジされています。一つ一つの詞を語り聴かせるような歌いぶりは、「遠い音楽」を間近に感じさせるようです。でも、オリジナルの方も民謡テンポで好きなんだけどね。 |
アルバム名 | PIECES OF THE MOON |
No. | 曲名 | 作詞/作曲 | 感想 |
1 | 遠い音楽 | 原マスミ/吉良知彦 | 1 |
2 | 私は羊 | 上野洋子/上野洋子 | 2 |
3 | 飛行夢〔そら とぶ ゆめ〕 | 小峰公子/上野洋子 | 3 |
4 | アジアの花 | 新居昭乃/上野洋子 | 4 |
5 | 満ち潮の夜 | 小峰公子/吉良知彦 | 5 |
6 | 街角・影法師 | 小峰公子/吉良知彦 | 6 |
7 | Tin Waltz | 小峰公子/吉良知彦 | 7 |
8 | 雨の音が聞こえる | 小峰公子/吉良知彦 | 8 |
9 | Sarah | 小峰公子/吉良知彦 | 9 |
10 | サンタ・サングレ | 宮原芽映/吉良知彦 | 10 |
11 | Walking Tour | 松田克志/上野洋子 | 11 |
12 | Psi-trailing | 新居昭乃/吉良知彦 | 12 |
No. | 曲名 | 作詞/作曲 | 感想 |
13 | ガラスの森〔Live Version〕 | 麻生圭子/吉良知彦 | 13 |
14 | A DAY〔JR東日本〕 | 吉良知彦/吉良知彦 | 14 |
15 | タクト〔新社名ヒューマンナイズド クリエーター篇〕 | 小峰公子/吉良知彦 | 15 |
16 | Videokid〔キャノン〕 | 吉良知彦/吉良知彦 | 16 |
17 | RECIENTE〔資生堂 '91春のキャンペーン イメージソング〕 | 吉良知彦/吉良知彦 | 17 |