ぽっぷるメイル 紹介
Story
- 「待て〜!」
- 森に大きな声が響く。エルフのおてんば賞金稼ぎ・メイルが獲物を追いかけているのだ。ターゲットはマリオネット強盗団首領、ナッツ・クラッカー。50万ゴールドの賞金首だ。だがドタンバで、あっさりトンズラされてしまう。
- 「あたしって才能ないのかな......」
- さすがの元気少女も、これにはガックリ。廃業まで考え出す始末。
- 「仕事をやめるにしても、まとまったお金はほしいな。らく〜に捕まえられて、たっくさんお金がもらえる賞金首、いないかな〜ぁ......」
- と考えていると、なんと200万ゴールドもの巨額な賞金首が発表されていた。賞金首の名は、魔導師・マテリアル・ホルン。どっから見てもパッとしない老人だ。
- 「よ〜し!最後にこいつで、ひと花咲かせよう!」
- こうしてメイルは、マテリアル追跡の旅に出たのであった。
- おつかいから戻った魔導師見習い・タットは、メモを手に立ち尽くしていた。師匠のマテリアルが、行方不明になってしまったのだ。しかも、そのメモからすると、彼はとんでもないことを考えていたらしい。弟子を出かけさせたのも、抜け出す機会を伺っていたからのようだ。
- 「こうしちゃいられない、お師匠様を連れ戻さなきゃ」
- こうしてタットは、マテリアル探索の旅に出たのであった。
- 「ヒマだガウ......」
- メイルやタットが旅立ったころ、怪獣のガウは独りごとをつぶやいていた。彼は深い洞窟の奥で、随分と長いあいだ先祖代々の宝の番をしているのだ。ここに訪れるものといえば、平和で静かな時間だけ。そんな毎日は退屈すぎると、ガウは感じていた。だが彼にはまだわからなかったのだ。おてんばエルフと見習い魔導師に出会えば、身の回りについて考えているヒマなどなくなる、ということを。
Comment
- 登場人物が非常に魅力的なアクションRPG。普通こんなエルフやドワーフなんていないというくらい個性が強烈。
- アクション面については難易度はやや高め。ただ、ファルコムの作品らしく、ボスキャラについても攻略パターンが読みやすいのでやり込んでいけば問題はない。
- ただ、難点は後半の敵についての描写が不足している点が気になった(主人公周りの登場人物の個性が強烈過ぎる故か)。
- それでもゲームの方の作りは全体的にかなり丁寧なので、一度やってみることをおすすめします。
Main Cast
- メイル(CV:林原 めぐみ)/タット(CV:石田 彰)/ガウ(CV:千葉 繁)
- ブラッキィ(CV:飛田 展男)/ヤコブ(CV:三浦 雅子)/ナモ(CV:清水 浩孝)
- ナッツ・クラッカー(CV:千葉 繁)/マテリアル・ホルン(CV:石森 達幸)
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