LANDSTALKER 〜皇帝の財宝〜 紹介

Story

数百年前、キング・ノールは、この地を支配していた悪名高い王であった。彼は贅沢の限りをつくし豪華な宮殿を建て、その上世界中からありとあらゆる財宝を集めていた。しかし、苦しい生活をしていた民衆たちは、3人の指導者のもとで反乱群を結成、ついにはキング・ノールを王の座から引きずり下ろした。その後3人の指導者がそれぞれの国を造り、平和な生活が戻った。
だがキング・ノールの姿とその莫大な財宝は、数百年立った今でも行方がわからず、伝説となって語り継がれている。

〜カルバの町の市場に一人の男がいた。
彼こそがこの冒険の主人公、ライルである〜

オレの名は、ライル。トレジャーハンターと呼ばれる財宝目当ての冒険家だ。命がけでつかんだお宝「ジプタの秘宝」を"お客"に渡し報酬をもらうために、このカルバに舞い戻ってきたのだ。
お客との取り引きは明日だ。そこで町をぶらついていたら、妙な実を買わされてしまった。

店のオヤジ:そこのエルフのお兄さん!
エケエケの実買ってってよっ
ライル:いらないよ、そんなもん
オヤジ:まあ、そう言わずに食べてよ、ほら
ライル:酸っぱくて、すげーまずいぞ!!!!
取り引きの朝がやってきた。早いとこ「ジプタの秘宝」を金に替えちまって、のんびりしたい…財宝荒らしとはいえ、仕事熱心なオレもたまにはOFFが必要だ。
約束の場所で約束の金貨を受けとった。取引成立だ。その瞬間、何か小さいもんがバッグに飛び込んできて助けを求めている。「追われているのよ…、一緒に逃げて」、ん、女か?そこへおかしな3人組がやってきた。

カーラ:そのバッグの中の娘をこっちによこしな!
グース:よこすんだよー
ズワム:そーだー
ライル:何わけわからないこと言ってんだ?
なんなんだあ?おまえらは!
ボスは女か。こんなやつら剣で追い払うのは簡単だが、コトを荒立てるのは面倒だし、女に手を上げるのは趣味じゃない。フェミニストのオレはバッグの"お荷物"と一緒に、奇妙な3人組から逃げ出した。
フライデー:あたい、フライデーっていうんだ。
ライル:サッキュバス(小悪魔)って初めて見たけどオレに何の用だい?
変な3人組から逃れたオレとバッグの中身は町外れにいた。バッグの中から出てきたのは、フライデーと名乗る小さな悪魔の女の子だった。コイツの話では、さっきの3人はカーラ、グース、ズワムという名で、しつこくコイツを追い回しているらしいのだ。それよりもオレを驚かせたのは、フライデーが口にしたあの「キング・ノールの財宝」のことだ。トレジャーハンターと名乗っている奴なら、一度は挑戦している幻の財宝だ。誰もつかめなかった謎をこの小娘(とはいってもオレより年上らしいが)が知っているというのだ。
「あたいの召使いになったら、もっといい情報を教えるけど」
くそー、ノールの宝のためなら奴隷でも何でもなってやる!

カーラ:おまえたち、今度逃げられたらこんなもんじゃ済まないからね!
フライデーによれば、キング・ノールの財宝は大陸の東にある「メルカトル島」にヒントがあるらしい。メルカトルといえば、モンスターがうろつくオレたち冒険家連中でも敬遠するところだ。しかし、そんなことでビビっちゃいられない。怪鳥デルドリッヒIII世の背中から、島の高台に飛び降りたオレたちは、メルカトルの大地に偉大なる冒険の第一歩を踏み出したのだ。

〜謎はミステリーアイランド"メルカトル"に!?
ライルとフライデーを待ち受けるものは?〜

Comment

操作は難しいが、難易度のバランスはかなりしっかりしているし、中盤からの展開で、もうかなりの確率でハマれるはず。敵の倒し方は、少しコツを掴めば結構あっさりたおせるので、毛嫌いせずに一度やってみることをおすすめする。

Main Cast

ライル/フライデー/ロリア姫
カーラ・コズワルスキー/グース/ズワム
メルカトル公爵/魔導士ミル/ゼッド・ゾウ
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