割り箸の竿秤の作り方


紙飛行機を自作する場合、紙飛行機の重さは気になります。ここでは、割り箸と5円玉を使った簡単で正確(0.1g単位で測れる)な竿秤の作り方を解説します。


材料
・割り箸
・洗濯ばさみ
・5円玉(重さ3.8g)
・方眼紙(1mm)
・糸
・接着剤

 方眼紙(重さ読みとりの目盛りになる)を長さ約15cm幅約5mmに切って、片方の端に合わせて割り箸に貼り付ける。方眼の縁の部分は数字が書いてあってその部分を使うと重さを読みとるのに便利。そのとき、端と反対方向を0にする。


 方眼紙を張った反対の端に洗濯ばさみを糸で結びつけ、そこから3.8cm(38mm)内側に支点になる糸を結びつける。この3.8cmの間隔を正確に作らないと精度が出ないので注意。割り箸にあらかじめ38mm間隔で溝を彫っておくと、ずれなくてよい。


 五円玉の穴に糸を通して輪にし、その輪を割り箸の方眼紙をはった部分に引っかける。


 残ったもう一本の割り箸を1cmくらい切って、端に接着する。これが無いと使いにくい。


 支点の糸を持って、割り箸が水平になる五円玉の位置を見る。このとき目盛りの0の位置にあったら、そのまま使える。


 ずれていた場合、調整用おもりとして糸を巻き付け、五円玉を0の位置にしたときに水平がとれるようにします。


 重さを測りたい飛行機を糸にぶらさげた洗濯ばさみではさみ、五円玉を水平のとれる位置に動かす。そのときの目盛りの読みが飛行機の重さで、1cmが1gに相当する。

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