紙飛行機練習機ppTrainerの製作


ppTrainer
 紙飛行機練習機です。
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 ケント紙に、MS-paintの設定をA4サイズ横、余白上下左右とも12.7mmとして印刷してください。
全長222mm、全幅185mm、質量6.1g

   このサイトで公開している紙飛行機は、左右非対称など、まともではない機体が多いです。これらについて図面公開してるわけですが、初めての人がこれを組み立てて飛ばすのは難しいだろうと思い至りました。そこで、普通の紙飛行機の図面をここに公開するので、とりあえずこれを作って飛ばして経験をつんでください。この機体は、曲線を使わずに、定規とカッターで切り出すことができるようにしています。


 まず用紙に印刷します。図中赤で示す山折り線にカッターの先を軽く当てて折りスジを引いておきます。力を入れすぎると切ってしまいますから注意してください

 主翼、主翼補強、水平尾翼の部品と上反角ゲージを切り出します。

 主翼と主翼補強を山折り線で曲げます。このとき上反角ゲージを当てて、おおよそ所定の上反角にしておきます。

 主翼補強の折った谷側面に接着剤(私はセメダインCを使用)を塗り、主翼に張り付けます。張った後で上反角ゲージを当てて所定の角度にして乾燥させておきます。

 胴の部品(0、1R〜4L)を切り出し、山折り線のあるものは折っておきます。番号が小さい方が胴体の内側で、0の部品を中心にして、Rは右、Lは左です。部品はすべて、機首先端を合わせて設計してあります。

 0を中心にして、番号の小さい順に貼り重ねていきます。まず0、1R、1L、2R、2Lまで貼ったところで、アングルなどで挟むか、平らな台の上に置いて、錘をのせておくかして乾燥させればまっすぐな胴になります。3R、3L、4R、4Lの貼り付けではそこまで気を遣わなくても大丈夫です。

 水平尾翼を垂直尾翼の後ろののりしろに張り付けます。このとき中心線(緑)が胴の中心とまっすぐになるように注意してください。

 主翼を取り付けます。印刷してある赤い点が前ですので。前後を間違えないようにしてください。

 組み立てはこれで終わりです。接着剤が乾いてから防湿のためにクリヤラッカーを塗って乾燥しておきます。

 ラッカーが乾いてから上反角ゲージで角度を確認してください。くるっていたら修正します。


 なおここで、指でしごくなどで翼をかまぼこ状に軽く湾曲させておく(キャンバーをつける)と飛行性能が良くなりますが、なくてもそれなりに飛行します。

 先端に安全ゴムスポンジをとりつけて完成です。
 安全ゴムスポンジは通販で入手するか、防音戸当たりテープを切って作るかしてください。これがないと、飛行時に人に当たった時にケガをさせる可能性があるので、自分以外の人がいるところで飛ばす時は必ず付けてください。

 飛ばす時は初心者のための機体調整法などを参考に調整してから安全に飛ばしてください。

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