第9回ジャパンカップ

2002年9月14日に名古屋のナゴヤドームで、ジャパンカップ初の屋内会場で第9回ジャパンカップ全国紙飛行機選手権大会が開催されました。私もデザイン競技Aクラスで参加しました。今年も例によって滞空競技は当然のように予選落ちです。まあ、滞空競技についてはいろんなサイトで紹介されるでしょうから、それ以外の競技について紹介します。

今年はスピリット・オブ。セントルイス大西洋横断75周年記念ということで、リンドバーグの孫の Leif Lindbergh氏一家をゲストに行われました。
デザイン競技Aクラス
1 富崎義明
  あ
30+10=40
一目瞭然、ひらがなの「あ」をモチーフにした機体です。飛ばしたらこれまた「あ」っと驚く飛行性能。
1位から3位までデザイン点も飛行点も最高で、順位は飛行時間実測値で決定しました。ルール上はフライオフになるはずですけど、まあ、妥当なところでしょう。
2 武石泰裕
  ジュエット
30+10=40
外見は前後左右対称の機体。尾翼の巨大なV尾翼機と理解すべきか? 武石さんはとてもたくさんの機体を出品されていました。そのうち2機がデザイン満点とはさすが。
3 黒田保
   ROTARY WINGS 5
30+10=40
きっ誰かがやるであろうと思っていたが出てきました。カエデの種子式飛行機(?)。
4 長松康男
  Blaze-X
28+10=38
長松さんはずっと左右非対称機にこっているようです。相変わらず手慣れたものです。
5 石井芳治
  EG
28+10=38
本人はいい加減に作ったと言ってましたがなかなかどうして。
6 加藤正仁
  野球盤
30+6.0=36
前回はデザイン点でこけましたが、今年は私の出したうち2つがデザイン満点。でも飛行には、よりによって調整の狂いやすい方を選ばれてしまいました。
ナゴヤドームにちなんで野球場をモチーフにしてみたものです。
7 関口和男
 「怪談」砂漠の洞窟と壁画
30+5.6=35.6
8 天野新吉
 ホワイトマンタ
25+10=35
9 高橋里穂
 羽
25+10=35
1度目はみごとな滑空飛行、2度目は途中でキリモミに入ってカエデの種方式で飛行。
10 横山一男
 トンボのヤンマ君 2
25+10=35
11 門脇昌介
 平輪(ヘイワ)
28+5.4=33.4
12 吉澤英樹
 サークル
28+3.8=31.8
13 斉藤 説
 Riding a Wind
28+3.8=31.8
いったいどう飛行するのかと思ったら、翼の長手方向を軸に回転しながらヒラヒラと。
14 白幡豊一

20+10=30
15 笠谷 安
 MOMONGA-70
20+10=30
モモンガは樹から樹へと飛び移るのに飛行しますが、それと違ってすごく飛びました。
16 富津健夫
 ひな段は飛んで行く
25+4.9=29.9
17 小松原篤
 空魚「イカ」
20+7.9=27.9
NHKテレビでやっていた、東先生の飛びイカの話をきいて思いついたとかで、みごとにトビイカでした。
18 岡田啓一郎
 KCII
24+3.3=27.3
19 加藤照和
 スペースウォーク
20+5.6=25.6
20 Chun Dong Wook
White bird
20+4.0=24.0
今大会はお隣の韓国からの参加もありました。
21 楓 幸雄
 橘ガ谷沼の赤トンボ1号
20+3.4=23.4
22 本間ひとみ
 大地の種
20+2.0=22.0
タンポポの種だそうです。飛行中は回転して翼が開きます。(?)
デザインBクラス
1 木村良
 ムシムシ号
 30
2 斉藤章子
 ひまわりランド
 28
3 飯田早紀
 大空へ世界一周ひまわり号
 26
4 木村荘志
 スターファイター
 25


見た目が大迫力のジャンボ紙飛行機。マウンドから外野まで飛んでいきます。
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