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旅の記録 8月12日の旅日記 峠越え
2003年8月12日の旅日記 峠越え
昨日泊まったホテルは1-2-3松本という変わった名前のホテル。当日ネットで見つけて予約
したのですが1泊5,000円という格安料金にして松本駅至近のよいロケーション、部屋は新しく
清潔。安さの秘訣は徹底したコスト削減。お部屋に電話がないのから始まり、チェックインは
自動チェックイン。ホテルの人はフロントに1人しかいない(深夜はいなくなる)特に不便な
思いもせず、企業努力に感心した次第です。
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午前中は松本観光です。ホテルでゆっくり朝食をとった後チェックアウト。たたんであった自転車
を組み立ててさあ、出発です。まずは松本城へ。松本城はあまりにも均整が取れ、美しく、こちらが
恥ずかしくなるくらいでした。
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松本城のすぐ近くには教科書に載るほど有名な開智学校があります。明治初期に建てられた
建築で、日本式の建築技法をベースにしながらも西洋建築を模したということで擬洋建築
と呼ばれています。また、当時、県令として着任した藤村紫朗が教育・殖産興業に熱心で
この様式の建築を推し進めらことから藤村式とも呼ばれています。
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松本を見学しているうちにすっかりお昼です。お昼は松本から国道19号線を北上、国道沿いに
あるとんかつ屋さんです。まるでドライブインのようなロケーションですが、料理研究家の
山本麗子さんの本におすすめで出ていたので今回訪ねてみました。
厚めの肉はピンクに染まっていてとてもおいしい。近くまで行ったらおすすめです。 |
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とんかつ屋さんのなまえは「山麓かつ源」。建物はドライブインどころか江戸時代の庄屋か
造り酒屋のような年季の入った立派な木造建築。庭園も実に見事なもので、バイパスのような
国道沿いにあるとは思えない静けさです。
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明科(あかしな)という地点から安曇野をはなれ、山の中に入っていきます。道は細く徐々に
標高が上がっていきます。途中少し山が開けたところがありました。四賀村です。ここにも、
ワイナリーがあるはずですが、地図で見てみるとすこし道から外れていたので、行かずに
通り過ぎました。
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しばらく進むと徐々に坂が急になってきます。所々かなりの急坂になる箇所があるので
そこは自転車を降りて素直に押します。標高が約1000メートルに近づいたときようやく
峠の頂上に到着しました。
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峠のてっぺんはトンネル。よくあるんですが、結構恐怖なんです。幽霊が出そうと
いうこともあるのですが、トンネルの中って真っ暗だし、後ろから車が来た日には
音がトンネル内にすさまじく反響して本当に怖いんです。
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青木村には長野には5つしかない国宝建築のうちのひとつがあります。ここが
その国宝がある大法寺です。少し坂があったのですが国宝見たさに我慢して
上りました。
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こちらが国宝の大法寺三重塔です。
とても美しい建物。1333年鎌倉幕府が滅亡したのと同じ年に建てられたそうです。 |
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近くで見ると木組みが大変込入っています。建物は小さな丘の斜面にあり、
近くを通る街道からも見えるので見返りの塔という名前がついています。
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小さな峠を越えて隣の谷に出ます。こちらは別所温泉。風情のある温泉場です。ここにも
国宝の三重塔があります。こちらの国宝は一風変わった八角形。安楽寺の三重塔です。
建築された時期は大法寺三重塔とほぼ同じ鎌倉末期から室町初期といわれています。
四重に見えると思いますが、一番下の屋根は裳階(もこし)と呼ばれるものです。
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このあと、温泉に入っていくか散々迷ったあと日も暮れてきたのであきらめ、上田まで
走り、上田から電車に乗って長野まで行きました。長野では父親の実家があり、お盆の時期のため
親戚が集まっていました。
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