DIY・ポータブルDVDプレイヤーの再利用

設計図

材料。木材は東急ハンズでカット&角R付け。

木材にドリルで穴をあけ、紙やすりで角の面取り。

木材を黒に塗装。

マジックテープを付けて、小さなキャスターを貼り付ける。

直径12mmのボルトを2本通してナットで固定。

細いビスを回転軸にして、ベース部分と旋回部分を合体。

旋回部分上部に、スポンジを貼り付け。


できあがったのは、ポータブルDVDプレイヤーをヘッドレストに据え付けるアタッチメントです。


最近、後部座席に乗っている人が見る車内モニターとして、天井から吊ったり、 座席のヘッドレストから背面に吊るす液晶モニターが売られています。 それの真似っこで、使う機会のないポータブルプレイヤーを後部座席に向けて据え付ける事にしました。 うちは現在家族3人で、チャイルドシートが後部座席にある&子供の世話の関係で助手席は空いているので、 そこのヘッドレスト取り付け穴が使える事に気付き、そしてそんな物は売っていないのでDIYです。 リクライニングする事でモニターの高さは変えられるわけですが、その際、首を振っていると画面が傾きます。 その対策にもう1軸、傾斜用の回転軸を増やす事も考えましたが、厚みが増えてしまうのを嫌ってやめました。 本当は全部、金属の溶接加工でできればもっとスマートなんですが…。 書いておかなくてはならない事は、安全性に問題があるだろう、という事です。 正面衝突時には、丸みのあるヘッドレストよりもダメージがあるでしょう。 いままで市販品に同じ物がないのはその理由だと思います。 使用した感じはというと、エンジンの回転数によって結構な振動があるようで、 どうみても機器に悪い影響がありそうです。ただ、クッション材とかの問題でもなさそうで、 あえていえば吊るすか、液体に近い防震材の上で、滑らせるしかないでしょう。 取り付け位置がここのままならこれ以上の事はできそうにありません。 停止時にニュートラルにギアを入れるのが一番適切な処理かもしれません。 まだ長距離を走る機会がなく楽しんではいませんが、退屈を紛らわせるのに多少は役に立ちそうです。