北海道旅行をしました。旅行記はここにまかせて、 うちのサイトではサーチエンジン狙いの箇条書きにしてみようかと思います。

北海道までのカーフェリー
往路は茨城・大洗港から室蘭港まで、復路は苫小牧港から大洗港までカーフェリーを利用しました。 注意点としては、「予約は2ヶ月前から」という事です。 1ヶ月前からだろうとたかをくくっていたら、有効な日程を組めずに残念な思いをしました。 出発が朝か夜かで、まる1日のスケジュールが変わってきます。混み合う時期は特に念を入れて。 航行中には車を停めてあるデッキには立ち入る事ができません。 フェリー内では給湯器が無料で利用できます。しかし割り箸は有料です(売店で買える)。 毛布・カーペットにダニがいるという事前情報も入手しましたが、特にそうは感じませんでした。 電源コンセントを使うには、客室内で偶然にコンセント近くにスペースが割り振られるか、 もしくは周囲の目を気にせずに通路の電源コンセントを使うしかありません(むろんどちらも電力泥棒ではありますね)。 航路は携帯電話やPHSの通話エリアには程遠いようです。モバイルでネットに接続するのはちょっと難しいでしょう。 ロビー備え付けのテレビも、衛星放送しか受信できなかったようですから、ポータブルテレビはたぶん利用できないでしょう。 甲板でポータブル機でハム無線をやっているお爺さんがいたので、 そっち方面の環境はいいのかもしれません(当たり前か)。 麻雀ルームは往路に使った船にはありましたが、雀牌はレンタル料2000円です(プラス保証金3000円)。

北海道内での車の走行
巡航速度に関しては、関東近辺のそれとさほど変わらない気がします。あまり寂れた所は走ってないのですが、 気温が低くてクーラーが不要にもかかわらず、窓を開けての走行はまずできません。 窓からの昆虫の侵入がすごいからです。一昼夜走ると、バンパー付近は虫の屠殺場となってしまうほどです。

函館の朝市における定食屋での朝食
著名人と親父さんとの記念写真が軒先にたくさん貼ってある「道南食堂」という所で、 銀むつの焼き魚、鮭のハラス焼き、タコの刺身に、ご飯とおみそ汁(は二人前)を食べました。 しめて2500円ぐらい。銀むつはびっくりするほどトロトロにクリーミーだし、 ハラスは脂が乗っているというよりは脂そのものなんじゃないかというぐらいのこってりした味わい。 この二つは北海道でしか食べられないだろうなぁ、と思いました。 タコは関西でもいい物を食べた事があるので、おいしかったけれども驚く程ではないなぁ、という感じ。 この店ではウニ丼なんかも食べられるんだけど、それは後の日程にとっておく事にしました。

中山峠の揚げイモ
高校時代の修学旅行の時にどこかの峠のパーキングエリアで食べた揚げイモの美味しさが忘れられず、 事前にインターネットで「中山峠の揚げイモ」という情報を入手。 地図で函館付近に「中山峠」を見つけて走り回ったけれど、揚げイモの屋台が発見できない! 結局あきらめたのですが、後ほど札幌の近くにも「中山峠」がある事が判明しました。 たぶんそっちの中山峠だったんでしょうね。

ウニ丼
北海道での目標の一つが「ウニ丼」。どうせならいい物を食べたいと思い、 これも旅行前に下調べの結果、ウニ自体は積丹が有名みたい。 ウニ丼はと言うと、ライダーの間では積丹に程近い岩内の「清寿司」がウマいと 口コミ情報として流れているらしいのでそこで食べる事に。 岩内の「道の駅」には他府県ナンバーのバイクが結構停まっていて、たぶん彼らもウニ丼目当てなんでしょう。 目立つ場所に「清寿司」を発見したんだけれど、それは支店。 店先に貼ってあるウニ丼の写真も心なしかウニが少ないような!?  どうせなら、という事でタウンページで番地を調べて本店を探す事に。 数十分探して、かなりわかりにくい場所に「清寿司」の本店を発見。 さっそく入って、僕はウニ丼(2500円)を、女房はウニとイクラの二色丼(2200円)を注文。 詳細にウニ丼の内容を記すと、まず器はちょっと小振りの丼。にゅう麺を食べるような器でした。 ご飯はふわっと盛ってあって、その上のウニはどっさり! 少し刻みネギが振ってあります。 味付けはほとんどしていないと思われますが、ご飯には少しダシが効いているのかも。 ウニは磯の香りがして、なおかつ甘い。 …味わいという観点からすると、はっきり言ってしまえば東京の寿司屋でウニの軍艦巻きを食べるのと、 そんなに変わるわけじゃありません。でも一度はウニ丼を食べてみたかったので、 この「経験」にはとても満足しました。

札幌のラーメン
今回行ったのは「てつや」本店と「五丈原」本店。 僕は「てつや」なら次の日にもう一度食べてもいいと言い、 女房は「五丈原」ならもう一度食べてもいいと言いました。 「てつや」で食べたのは味噌チャーシュー。スープはとんこつで取っているのかな?  猛烈に濃厚です。どのぐらい濃いかと言うと、フランチャイズ展開してパックのスープで出すようになった「天下一品」よりは 確実に濃いです(天一は鶏ガラだけどね)。 昔の天下一品には…それでも追随する感じかなぁ。 札幌に来る機会があったら、「てつや」には毎回寄ろうと決意したぐらい気に入りました。 一方、「五丈原」で食べたのは「とん塩」。「五丈原」は「てつや」とは全く正反対に、すごくあっさりしています。 しっかりスープを取っているのはわかるんだけど、徹底的に雑味を取り除いたふう。 上品なクラムチャウダーのようなスープでした。 「てつや」も「五丈原」もどちらもすごく美味しくて、後は好みの問題でしかありません。 なお、「ラーメン横丁」及び「新ラーメン横丁」は事前のリサーチによる評判が非常に悪かったので、あっさり却下しました。

札幌大通り公園のとうきび
茹でと焼きの両方を兼ね備えて売っています。品種は不明。だけど東京や関西で食べる物よりも全然柔らかいです。 これも、北海道でしか食べられないモノに個人的に認定。

社台スタリオンステーション
トウカイテイオー。
←の、640×480の画像はこちら
(検索用:社台ファーム)

北海道旅行
2000年8月6日夜〜12日朝
世田谷〜大洗〜室蘭〜函館〜岩内〜札幌〜旭川〜富良野〜札幌〜千歳〜支笏湖〜苫小牧〜大洗〜世田谷
総走行距離1500キロ強

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